ゆうくんがお空に旅立って3週間🌈

時間ばかりが過ぎていく…
わたしの心はとまったまま。

来週、産後1ヶ月検診があって、
何事もなければ仕事復帰する予定。
だけど、働けるのか…

家にいても涙が出る
人に会うと涙が出る
人と話したくない
人に会いたくない

大丈夫って言われたくない
心配されたくない
大丈夫じゃないんだもん…

わたしの今までのことを知らない
新しい環境で過ごしたい…

まだまだ悲しい。



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ゆうくんがお空に旅立って2週間🌈

時間はあっという間に過ぎて行くけど、

わたしの心は2週間前から止まったまま。



2022年10月5日 29w3d

妊婦健診に行って、ゆうくんは異常なし。

ただ、20wから胎盤の位置が変わらず、

前置胎盤で間違いないため帝王切開になるので

次回の妊婦健診から病院に転院と言われた。

病院にはクリニックから2週間後に予約してもらった。


その日は帰宅して、

ゆうくんの胎動はいつも通り元気だった。

お昼寝しようと横になった時までは胎動はあった。


お昼寝から起きて、

夜ご飯の準備をしながら夫の帰りを待っていた。

夜ご飯を食べて

少しゆっくりしてからいつも通りお風呂。

ゆうくんはお風呂が好きなのか、

いつも湯船に浸かるとポコポコと

元気に動いてくれるけど、この日はなかった。

寝てるのかなと思ってしまった…


おかしいなと思って病院に行っていれば…

後悔しています…


毎日恒例のお布団の中で夫とお腹をなでながら

ゆうくんにお話して眠りにつきました。


次の日は仕事でした。

仕事が忙しいと胎動が分からないことが多かった。

ただ、仕事の合間にゆうくんに話しかけたり、

仕事が落ち着いてお腹をなでたりしていたけど、

夕方になっても1日胎動が分からなかった…


不安になってクリニックに電話したら、

すぐ来てくださいと言われ急いで夫とクリニックへ。


クリニックに着いたら、

看護婦さんがNSTしてくれたけど探せず。

先生がエコーしてくれた。

先生に言われた、

「心臓が動いてない」

エコーの時にいつも表示なっている心拍の赤と青、

この時は表示されなかった…


涙があふれた…


看護婦さんから声をかけられて、

声を出して泣いた。

涙も声も止まらなかった。


看護婦さんも泣いていた…

席をはずした先生、

戻ってきた時に目が赤くなっていた…


先生が今後の話をしてくれたけど、

何も聞こえなかった。

夫がちゃんと聞いてくれていた。

ありがとう。


その後のことは覚えてない。


夫に介助され車に戻った。

駐車場の車の中で声を出して2人で泣いた。

何時間も動けず、

夫がやっとの思いで運転してくれて帰宅。


帰ってきてからも涙はあふれるばかり。

着替えて涙

お風呂に入って涙

ドライヤーしてもらいながら涙

布団に入って涙


悔しくて悲しくて辛くて、

死にたいってばかり思ってた。

結くんは苦しい思いをしたのに、

なんでわたしは生きてるんだろうって…


8ヶ月一緒に過ごしたおなかの中のゆうくん、

愛しいわが子とのお別れ


今までの人生で味わったことのない絶望感、喪失感

これから生きていく自信がなかった。

なんのために生きるのか、分からなくなった。



次の日は朝から紹介状を取りにクリニックに。

その後すぐに病院へ。

待合室には妊婦さんがたくさん。

涙がとまらなかった。

わたしも8ヶ月でおなか大きいけど、

他の妊婦さんとは違う…

この場にいるのがつらかった…


看護婦さんに話しかけられ涙

先生に話しかけられ涙

夫がいてくれてとっても助かった。


その日の夕方に帝王切開することになり、即入院


前置胎盤だから大出血する可能性がある。

輸血が必要になる可能性がある。

手術にも輸血にもリスクがある。

色んなリスクの話をされたけど、

どうでもよかった。

ゆうくんのところに行けるなら本望だと思った。

だから手術もこわくなかった。

自分なんかどうにでもなれと思った。


突然のことで誰にも連絡してなかったけど、

自分に何かあったらと思ったら、

お父さんと親友には伝えとこうと思って連絡。

会社には夫くんから連絡をお願いした。

お父さんと親友に話したらまた涙があふれた。


点滴とか手術前の準備をしたり

色んな説明を話されたりして

時間になってその時はきた。


「手術室に行きましょう」

看護婦さんに言われて歩いて行った。

手術室前に夫がいてくれた。

「わたしに何かあったらごめんね」

そう伝えた。


全身麻酔で手術をすることになった。

手術台に横になると色んな機械をつけられた。

何も感じなかった。


ただ、お腹にずっと手をあてていたわたし。

ゆうくんを守るように。

1人の看護婦さんがずっとそばにいてくれて、

背中をなでてくれて、

声をかけてくれた。

全身麻酔のためのマスクをつけられた時、

勝手に涙があふれてきた。


次に目が覚めたらおなかは空っぽなんだ、

そう思ったらすごくすごく悲しくて、悔しくて、


でも苦しい思いをしてる結くんを早く楽にさせてあげなきゃねっていう思い


色んな気持ちがあふれて涙がとまらなかった。

看護婦さんは何回もティッシュで涙を拭いてくれた。


「麻酔入ります」

そう聞こえてすぐに意識が遠のいた…



意識が薄ら戻った時、

夫くんの姿が見えて

「手術は無事に終わった、良かった」

安心した表情をしてた。



手術の翌日に夫の面会がOKになって、

ゆうくんにも会えた。

とってもイケメンでかわいくて涙がとまらなかった。

1226gのかわいい男の子。

眠ってるみたいだった。

触れると冷たかった…

会えたのが嬉しくて、愛しくて、

こんなちっちゃな足でわたしのおなかをキックしたり

ちっちゃな手でわたしのおなかをパンチしてたんだね…

キュンがとまらなかった。


夫とたくさん結くんにお話した。


入院生活は1週間。

ただただ時間が過ぎるのを待つだけ。


帝王切開のキズが痛むけど、

それ以上にわたしの心のキズは痛かった…

気付くと涙があふれていた。

ゆうくんと夫と撮った写真を眺めては泣いていた。


毎晩、夫とテレビ電話をしては泣いて、

夫とゆうくんに会った次の日もお願いして

ゆうくんに会わせてもらった。

かわいいかわいいわが子…

ギューって抱きしめたい。

ずーっとずーっと一緒にいたい。

離れたくない。

テレビ電話越しに泣きながら夫に話した…


退院の日、検査は異常なし。

夫に迎えに来てもらいゆうくんと一緒に退院して、

夜はお家で3人で過ごした。

ゆうくんがさみしくないように、

折り紙で色んな友達を折って棺に入れた。

ゆうくんにお手紙書いたんだけど、

伝えたいことが多過ぎて10枚にもなった。

夜は布団で3人でたくさんお話した。


次の日は火葬前に海に行った。

ゆうくん初めての海。

キレイだったね、

波の音、落ち着く音だったね。


火葬場にはお父さんも来てくれた。

ゆうくんにたくさん触れた。

ゆうくんを見るのは最後なんだと実感して

涙がとまらなかった。


ゆうくんの骨はしっかり残ってくれて

夫が用意してくれた小さな骨壷におさめた。



ゆうくんはお空で元気に遊んでるかな😊



家にいても

車で出かけていても

勝手に涙が出てくる。

悲しみは消えない、

きっと一生消えることはない。


ただ、2週間経って気付けたことがある。


ゆうくんは私達夫婦に

たくさんのことを教えてくれた、

たくさんの幸せをくれた。

ゆうくんに出会えなかったら気付けなかったことがたくさんある。

ゆうくんは命をかけて私達夫婦に伝えてくれた。



ゆうくん、

パパとママにたくさんの幸せをありがとう。

ゆうくんはずっとずっとパパとママの大切な子です。

ずっとずっと大好きだよ。

ずっとずっと愛してるよ。



2週間経った今は、

夫と一緒に少しずつ元気になろうと思えています。




ゆうくんがいるお空に近い山に行ってきた。

太陽も近くて、雲も近くて、

ゆうくんを近くに感じられた気がして嬉しかった。