フランスやイタリア、その他西ヨーロッパのカフェにて、

「コーヒーください」

と注文すると、日本でいうところのエスプレッソが出てきます。


このコーヒー(カフェと言います)がそこのお店の中では一番安い飲み物で、テーブル席につかず、

カウンターで注文すると、お店によって違いますが、安いと1ユーロくらい、高いと倍の2ユーロくらい

とるところもあります。



わたしが住んでいたパリの18区、しかも移民街は、一等地である1区~4区に比べると物価も安く、

当然カフェの値段もお安かったのです。

もちろんその一等地であっても、逆に19区、20区のスーパー移民街であっても、安いところも高いところもあり、パリに住む人はだいたいみんなお気に入りのカフェというものを持っています。


ちなみにわたしが気にいってよく行っていたいたのが、4区のマレという地区にあるカフェ。名前は知りません。


ミントグリーン色の装飾がある入口を入ると、ど真ん中にどデカイ馬のヒズメ型(要はU字型)のカウンター。

壁は鏡張りです。そのカウンターの中にユダヤ系のちょっと神経質そうなおっさんがいて、職人技の速さでおいしいカフェを提供してくれます。


マレという地区は、いわゆるショッピングエリアで、掘り出し物をが出てくる激安でナイスセンスの古着屋(毎週通ってました)、アート系の本のみをとりあつかう、何故かゲイが多い本屋(マレはゲイちゃんの集合場所です)、日本にも2年前くらいに出来たセレクトショップの”レクレルール”、そんな良い感じのお店がたくさんあるエリアです。


またこの地区はゲイちゃんの集合場所とともに、ユダヤ人が多く住んでいる場所で、めちゃめちゃおいしいファラフェルが食べさせてくれるお店もあり、道にもユダヤ人があふれかえっており、かと思うと窓からはレインボーフラッグ(ゲイのシンボル)がたくさん飛びだしていたりと、細くて入り組んでいる道と相まって、非常にパリらしい地区です。



4区は大人気地区のため、家賃やスーパーなんかの物価も高く住めるようなところではなかったのですが、わたしはこのマレが大好きで、家から自転車でよく行っていたものです。

そう、パリはとても小さく、ちょうど山手線の内側くらいの大きさしかないので、端から端まで電車で行っても30分程度なんです。なので自転車があるととても便利。18区は坂が多いのであまり自転車には適していないのですが。。。

しかも自転車は完全に車両扱いなので、車と一緒に道路を走らなきゃなりません。でもこれがめちゃくちゃ怖いのです!これについてはまた次回に。。



で、話はコーヒーに戻って。


もともとコーヒーは苦手で、パリに行くまで全く飲めなかったのですが、カフェで一番安くて、しかもおいしいカフェに出会ってからコーヒーは割と好きになりました。

しかもはじめてのコーヒーがエスプレッソだったので、うっす~いアメリカンコーヒーはまじぃなぁ!!と思っていて飲めずでした(今は飲めます)


パリはカフェ文化が完全に根付いていて、トイレに困ったらカフェに行けというくらい街にはカフェが乱立しています。

いかにもツーリスト向けのカフェもあれば、地域密着型で、カウンターは地元のおっさんであふれかえっているところもあれば、気取りまくったファッションピーポー向けのところもあったり、自分の好みに合わせて選ぶことが出来ます。

そして、どの店も、一番安くておいしいのがカウンターで飲むカフェ。


個人的には地元のおっさんであふれかえっているような場末感丸出しのカフェが大好きでした。

そしてカウンターで立って飲む。

こんなスタイルが好きでした。



でもあとで知ったことなんですが、カフェのカウンターで女性がひとりカフェを飲むのは。。。。

売○婦のやることなんだとか。。。



そうとも限らないとは思いますが、もしかしたらマレのあのカフェで売○婦っぽいと思われていたかもしれません。。

でもマレはゲイちゃんの街。

女性が商売をするには非常に難しそうですね。

なんか間違えた売○婦。と思われてたかもしれません。。。



パリネタはまだまだあるので、また!



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