頑張っているのに、なぜか同じところでつまずく人へ
― 人生のパターンには理由がある ―
「今度こそ変わりたい」と思っているのに、気づくとまた同じことで悩んでいる。
仕事を変えても、人間関係を変えても、住む場所を変えても、なぜか似たような問題が繰り返される。
そんな経験はありませんか?
・頑張っているのに、なぜか報われない
・人に合わせすぎて、最後は苦しくなる
・やりたいことがあるのに、直前で動けなくなる
・環境を変えても、同じような人間関係に悩む
・順調だったはずなのに、突然すべてが止まる
これが一度だけなら、偶然かもしれません。
けれど、形を変えながら何度も繰り返されているなら、そこには自分でも気づいていない「人生のパターン」が隠れている可能性があります。
人生がうまくいかない=努力不足ではありません
問題が起きるたびに、
「もっと頑張らなければ」
「私が弱いからいけない」
「見る目がなかった」
「また選択を間違えた」
そうやって、自分を責めてしまう人は少なくありません。
でも、本当に努力だけが原因でしょうか。
人にはそれぞれ、
・自然に力を発揮できる環境
・無意識に選びやすい行動
・繰り返しやすい人間関係
・大きく方向転換しやすい時期
・迷いや停滞が起こりやすいテーマ
があります。
これらを知らないまま努力を重ねると、自分に合わない場所で消耗し続けることがあります。
努力が足りないのではなく、努力を向ける方向が、自分と合っていなかっただけかもしれないのです。
過去を並べると、人生の「点」が「線」になる
人生を理解するために、まずしてほしいことがあります。
これまでの出来事を、良い・悪いで判断せず、時系列に並べてみてください。
たとえば、
・環境が大きく変わった時期
・仕事が順調だった時期
・人間関係が広がった時期
・強く惹かれる相手と出会った時期
・体調や気持ちが落ち込んだ時期
・突然、何かを手放すことになった時期
・新しいことを始めたくなった時期
一つひとつを見ると、無関係な出来事に見えるかもしれません。
ところが、並べて比較すると、
「大きく動く前には、必ず人間関係が変わっている」
「順調な時ほど、無理を引き受けすぎている」
「環境を変えても、同じ役割を背負っている」
というように、繰り返している流れが見えてきます。
過去の出来事は、失敗の記録ではありません。
これからの選択を考えるための、大切な検証データです。
自分を知ることは、未来を決めつけることではありません
私は、人生を読み解くことを「未来を当ててもらうこと」だとは考えていません。
誰かに答えを決めてもらうのではなく、
自分が何を繰り返してきたのか。
どんな環境で力を発揮できたのか。
なぜ同じところで苦しくなったのか。
これから何を選び、何を手放すのか。
その材料を集め、自分で確かめ、人生全体を読み直していく。
分析結果をそのまま信じるのではなく、実際の経験と照らし合わせる。
当てはまる部分と、当てはまらない部分を分ける。
最後は、自分自身で選ぶ。
それが、私の考える「人生検証」です。
今日できる、小さな人生検証
紙やスマートフォンのメモに、次の3つを書いてみてください。
① 人生が大きく動いた年
② その直前に起きていたこと
③ その時、自分が選んだ行動
まずは3つの出来事だけで構いません。答えを急いで出す必要もありません。
繰り返している共通点に気づくこと。それが、自分の人生を自分で読み解く最初の一歩になります。
人生のパターンは、自分を縛るために知るものではありません。
同じ苦しみを繰り返さないために、そして自分の力を活かせる選択を増やすために知るものです。
自分の人生を、自分で読み解く。
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