奈央、

私はあなたを忘れない。

いつもいつも、一生懸命に生き抜いたあなたを。



今日、奈央のおかげで、久しぶりにみんなで会ったよ。

みんな少しずつ環境も変わって

少しずつ年も重ねて

でも、あの頃と全然変わらないでいるよ。



まだ実感がないんだよ。

ひょっこり奈央が現れるんじゃないかと思って。

信じられないでいるんだよ。

志半ばでの旅立ちは、

私たちには重すぎたよ。




何年も会っていなかった彼女と

「また会おうね」

そう約束して電話を切ってから20日後

彼女はトラックに追突され亡くなった。

バイクを運転する彼女は

東京から広島へ高速で行くため

あらかじめ目立つ色の蛍光のジャンパーで

無理な運転もしないようにしていた。

しかし、追突されてしまった。



トラックの運転手は、居眠り運転だったことをすぐに認めたそうだ。

2010年7月

28歳の彼女はかえらぬ人となった。



私たちが知ったのは12月半ば。

ご両親から届いた喪中ハガキだった。

私たちは、半年もの間、知らずにいた。



事故の2週間前、電話で話したばかりだった。

事故の1週間前、彼女の住む東京へ出かける用事があったが

時間の都合で会えなかった。

また会おうと、約束した。



でも、

もう会えない。

元気にしているだろうと、安心しきっていた。

そう、人生は何が起こるかわからない。

悔いのある生き方は絶対にしない。

そう誓った。



奈央、

私たちは、奈央のことが大好きだったよ。

伝わっていたかな?

奈央が生きた28年が無駄ではなかったこと

私たちが知っているから。



奈央、

素敵な思い出を

たくさんの笑顔をありがとう。