いつも読んでくださりありがとうございます
ウォリアーズはホームのダラス戦も延期となりました。
その後、元々のスケジュールが4日間ゲームがなかったこともあって長くウォリアーズのゲームがないです。
サンフランシスコの記者がこの後のウォリアーズを心配して、心理療法士に取材し、彼らの進む道を記事にしてくれました。
ウォリアーズのシーズンはまだ終わってない。
後半の巻き返しをするのか、
来季を見据えた再建を開始するのか。
ステフィン・カリーを始め、ウォリアーたちはどんな風に過ごしてるか。
もちろん、笑顔はすぐには戻らないけれど、
Dekiを胸に、彼が教え伝えたことを忘れずに、彼らが元気になるように願う
***
『ミロヨヴィッチの逝去後、ウォリアーズがどのように悲しみに対処するかが彼らのシーズンを定義する』
(現地2024/1
【
木曜の朝遅くにサンフランシスコに着陸した後、スティーブ・カーはゴールデンステイト・ウォリアーズに次の3日間の休暇を与えた。
まだ48時間も経っていなかったのだ。
ソルトレイクシティのダウンタウンにある高級イタリアンレストラン(Valter’s Osteria in Salt Lake City)で、選手やコーチ達の目の前で、アシスタントコーチのディヤン・ミロヨヴィッチ(ミロイェヴィッチが正しいみたいですが、ウォリアーズの発音符号をカタカナにして書いてきてるのでそのままでいきます)が心臓発作を起こした。
彼は、地元の病院に救急車で搬送され、水曜の朝遅くに亡くなった。46歳だった。
彼らの進む道からほとんど外れたシーズンとなっているウォリアーズは今、最愛の”Deki(ミロヨビッチ愛称)”の突然の死を悼みながら彼の名誉のためにプレーオフ進出を目指すという、これまでで最も厳しいテストに立ち向かう。
NBAはゴールデンステイトの水曜夜の@ジャズ戦と金曜夜のvsマーベリックス戦を延期した。
しかし、選手たちは水曜のホークスとのホームゲームの準備を開始するために日曜にはチェイスセンターに戻らなければならない。
人生は続く、
くよくよしてはいられない。
まだ、42のレギュラーシーズンゲームが残っているのだ。
これは、日々のルーチンを再開したらウォリアーズがミロヨヴィッチの死を悲しむのをやめる、という意味では到底ない。
話した3人のメンタルヘルスの専門家によると、それは正反対だ。
ミロヨヴィッチの名誉でプレーオフの出場権を追いかけることは、危機的状態にいるウォリアーズを団結させ、共有の悲しみを乗り越えるのを助けることができる、
という。
“ 計画することはこの種のプロセスにおいて非常に重要だ。”
とサンタモニカ(ロサンゼルス郡)にあるProvidence Saint John’s Child and Family Development Centerの公認心理療法士であるMayra Mendezが言った。
“ウォリアーズは、『OK、私たちは次の3日間休みを取り、日曜に再び練習を始める』という計画を立てた。
彼らが前進する必要があることを考えると、それは適切だ。”
“ 彼らは情報を処理し、自分自身の中で起こったことに対処する必要がある。
そういうことは起こり続けるものだ。
人生は、人の死を尊重するために一瞬止まることがあるが、その後、前に進む必要がある。
それが極めて重要だ。
孤立や離脱で悲しみは生まれない。
私たちは様々なことに向き合い、生きることができる必要がある。
まだ生きているので。”
メンタルヘルスの専門家は、人々は悲しみの扱い方はそれぞれだと強調した。
ウォリアーズの選手の中には、週末までに元気になって見える人もいるかもしれないが、何週間も何ヶ月もの間、ミロヨヴィッチの死に感情的になる人もいるだろう。
それでも、火曜の夜にValter’s Osteria レストランでミロヨヴィッチが意識を失うのを見た全員に、1つのことが当てはまる:
この悲しみのプロセスは数段階になるだろう。
ウォリアーズとの彼の2シーズン半、ミロヨヴィッチはカーが最も大切にしている原則を体現した:
喜び、無私無欲、不断の努力。
出世ばかりを考える人が蔓延するフィールドにおいて、ミロヨヴィッチは全く異なる。
海外で成功したヘッドコーチである彼は、学び、成長できるように、米国でより低いランクのポジションを追求した。
パフォーマンスが悪かった選手がイライラしていると、彼は、
”リラックスして、笑って、君らしく楽しむんだ、
君は夢を生きているのだからね。”
と彼らに思い出させた。
ウォリアーズが一族だとすれば、ミロヨヴィッチは自分が人を扱う方法を通して尊敬を得る楽しい叔父だった。
体格に増しておおらかな性格は、コーチと選手が彼の死を受け入れるのを難しくしただけだ。
1分間、彼はチームの他のメンバーと冗談を言っていたかもしれない。
その後、彼は、救急車に運ばれていた。
リーグ関係者は、
“ 全体が心の奥底に傷が残ることだった。
どんな死でも悲劇的だが、(チームの)多くのメンバーが、彼が倒れた時にいたのだ。
対処するのはとても難しい。”
と伝えた。
Mendez(心理療法士)はこう付け加えた。
“このようなことが起こると、しっかり理解するのは難しい。
『46歳の彼が、自分たちの目の前で重い心臓発作を起こした?納得出来ない。』
それがここの一族が経験していることだ。
さらに、少なくとも当分の間、彼らの仕事をする能力に影響を与えている。
この2試合の延期は、彼らのルーチンを混乱させる。
ルーチンはどのスポーツでも重要なことだ。”
ロサンゼルスのCedars-Sinai Kerlan-Jobe Instituteのスポーツ神経科医で、いくつかのプロチームのコンサルタントであるDr. Ilan Dananは、悲劇的な出来事を見ることは、単にそれについて聞くよりも、はるかに心の奥を傷つけると示唆する研究を引用した。
ウォリアーズのような状況では、ある種のリセットが必要になることが多い。
カーは、木曜、悲しみに集中できるようにバスケットボールから時間を取るように彼のチームに話した。
メンタルヘルスの専門家と話す必要が人がいれば、ウォリアーズはそれを提供する用意がある。
オールスターブレイクを除いて、ゴールデンステイトは、スパーズが2021年の2月にゲームが9日間空けて以来、NBAで最も長いシーズン中の休止をしようとしている。
この8日間のゲーム間の一時停止は、ウォリアーズ史上最も長い。
“ アスリートは、その気晴らしを望むので、できるだけ早くルーチンに戻りたいと話すことをよく聞く。
それはもっともだ。
しかし、このような状況では、ウォリアーズの選手たちが必要とする余分な時間を取ることは理にかなっていると思う。”
Dananは言った。
日曜に練習に戻ることで、ゴールデンステイトは水曜のホークス戦に向けてコンディショニングの準備ができているはずだ。
より大きな問題は、ウォリアーズが精神的に準備ができていると感じるかどうかだ。
NBAのゲームは、特に多くのことが危機に瀕しているため、すべてを費やす集中力を要求する。
18勝22敗のウォリアーズは、現在、ウェスタンカンファレンスで12位で、プレーイントーナメントから2試合、保証されたプレーオフスポットから5試合足りない。
今の順位でゴールデンステイトがトップ6のシードやプレーオフの出場枠を確保するために47勝を必要とする場合、残りの道は29勝13敗を残さなければならない。
このチームを取り巻くトレードデッドラインの憶測を加えると、ウォリアーズはさらに困難なタスクを目の当たりにする。
ゼネラルマネージャーのマイク・ダンリービーは、2月8日の締め切りまでにロスターを大幅に変更する予定だ。
ウォリアーズは雑音を調整し、悲劇をきっかけに結集し、大急ぎで改善することができるのか?
ラスベガス・スポーツ心理学のスポーツ心理学者であるKevin Robyは、こう述べている。
“私たちが考えることは、私たちがどれだけうまくパフォーマンスするかに影響する。
これらの選手は、
『僕はあの人を愛していた。彼はとても素晴らしいコーチだった。僕は残りのシーズン、彼の思い出を称えるためにできる限りのこと全てをするつもりだ』
と自分自身に言う力を持っている。”
“そうすると、結果に嬉しい驚きを感じるかもしれない。”
】(情報元:How Warriors process grief after Milojevic’s death could define their season by Connor Letourneau)
ルーンがInstagramに追悼のメッセージを出してました。
モーゼス・ムーディーもゲイリー・ペイトン2世もIG STORYを出していました。
みんな、少しずつ、前に進もうとしている。
サンタクルーズでも黙祷がありました。
指導されなくても、彼と同じ時間を過ごしたウォリアー達はすぐに気持ちを切り替えることは出来ないでしょう。
でも、みんなきっと、ミロヨヴィッチのために良いシーズンにしようと頑張ると思います。
先日ハムストリングを負傷して離脱していたタイリース・ハリバートンが復帰し、トレードで移籍したパスカル・シアカムがロードでINDデビューし、どんな感じか見ていたけれど主力の抜けたブレイザーズ相手に苦戦、リードを許したまま最後は引き離されて負けてしまいました。
すぐに結果を出さなければならないトレードは大変です。
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ただその事実だけを伝えるだけではなく、
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まだまだ勉強中です。
私の考えは【】の外、もしくは(キャ:)の中に書いてます。
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