― アンドレ・イグダーラがウォリアーズが来シーズンに勝利に役立つはずだが、マイヤーズは、この動きがバスケットボール以上のものだったことを認識している。 ―

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いつも読んでくださりありがとうございます!!!
イグダーラのウォリアーズ帰還というニュースだけにまだワクワクしているワタクシですが、書きたいことがたくさんあります。
追いつかないけれど少しだけでも。
ウォリアーズのビートライター達が分析するイグダーラ再加入がどんな影響を与えるのか、読みたいと思います。
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『アンドレ・イグダーラのウォリアーズとの再会がバスケットボール以上のものである理由』
(現地2021/8/6)
【サンフランシスコ発―
ウォリアーズのゼネラルマネージャーのボブ・マイヤーズが2019年6月に悪い状況を最大限に活用しようとしたとき、ハッと気が付いた:

フランチャイズの歴史の中で最も重要なプレーヤーの1人をキープできる方法がなかった。

 

ケビン・デュラントを見返りなしで手放さないように、マイヤーズは、コンボガードのディアンジェロ・ラッセル(市場でトップの制限付きフリーエージェント)をゴールデンステイトに連れてくるためにブルックリンとのサイン・アンド・トレードを調整しした。

しかし、数字を合わせるために、ウォリアーズは、フォワードのアンドレ・イグダーラと彼の3年4,800万ドルの契約の残りを将来のドラフト1巡目指名権で、トレードする必要があった。

 

 

プロスポーツのどの組織よりも個人的な関係を高く評価するフランチャイズにとって、それは非常に感情的な打撃だった。

 

ウォリアーズでの6シーズンで、イグダーラは、ベイエリアの人々が最も重視する原則を具体化するようになった:

創造力(ingenuity)、

知性(intelligence)、

自己保存(self-preservation)、

労働倫理(work ethic)。

それが、金曜朝に彼が1年ミニマム契約でゴールデンステイト戻って来るというニュースが報じられたとき、ベイエリア中の非常に多くの人が喜んだ理由だ。


イグダーラがこのシステムとチームのコア・プレイヤーとの相性を理解していることは、ウォリアーズが来シーズンに勝利を重ねるのに役立つはずだが、マイヤーズは、この動きがバスケットボール以上のものだったことを認識している。

ゴールデンステイトは、イグダーラが去ってからの数年間でプレーオフを逃してきた。

彼らは、再び自分達に自信を持つ必要があるのだ。

チームの王朝の原動力であった人物を連れ戻すことによって、ウォリアーズが手に入れたのは、ノスタルジアという切望されていた衝撃だ。

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イグダーラの存在は、毎年ファイナルに出場したこと、チャンピオンが単なる目標ではなく期待であった時代を思い起こさせる。

 

それは過去2年以上にわたって起こっていた刺し傷の全てを和らげる:

ステフィン・カリークレイ・トンプソンの壊滅的な怪我、増大する敗戦、そして、
最高の志向でさえ、バスケットボールのユートピアを保つことはできないという現実だ。
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そしておそらく同じくらい重要なのは、イグダーラの再会により、両当事者がそれぞれの条件で別れることができる、ということだ。
メンフィスへのイグダーラのサラリー・ダンプを非常に困難にしたのは、彼とウォリアーズがその準備ができていなかったためだ。

イグダーラは、カリー、トンプソン、ドレイモンド・グリーンというフランチャイズの伝説たちと同じレベルの地位を占めていない可能性があるが、ゴールデンステートのユニフォームを着てキャリアを終えるのに十分なことを成し得た。

NBAの先発として758試合連続プレーした後、ベンチの役割を引き受ける彼の意欲は、ウォリアーズがリーグで最もエキサイティングなチームに開花した主な理由だた。
そして、2015年ファイナルの最後の3試合でアンドリュー・ボーガットの代わりに先発をしたイグダーラは、ファイナルMVPの栄誉に向かう途中で、ほぼ不可能なことをやってのけた。

彼は、レブロン・ジェームスを人間のように見せた。

 

[Andre Iguodala Defense on LeBron - 0 pts in 4th qtr - 2015 Finals Game 4]

 

 

派手なスタッツラインではないが、イグダーラは一貫してプラス・マイナスでリーグリーダーにランクインした。
彼の判断力、チーム重視のスタイルは、彼を安定勢力にした。
ウォリアーズがモーション重視の青写真から逸脱しているときはいつでも、ヘッドコーチのスティーブ・カーは、イグダーラをプラグインすると、チームがその精神を再発見することができると知っていた。

イグダーラがグリズリーズに送られたとき、チームはそのアイデンティティの一部を失なった。

彼がいないウォリアーズは、完全に新しいチームのようだと感じた。

しかし、場所を変えても、イグダーラがファン、エグゼクティブ、プレイヤー、サポートスタッフと築いた「絆」を打ち砕くことはできない。

過去25か月間、彼はグリズリーズで1試合もプレーせずにメンフィスから抜け出した。

ヒートのより統制のとれた文化に適応したイグダーラは、カリーにゴルフの話をメールしたり、マイヤーズに推奨する本を紹介し、グリーンに体重の減量を称賛し、トンプソンのためにトンプソンでいるように言った。

イグダラはカレーにゴルフについてテキストメッセージを送り、マイヤーズの本の推薦を提供し、グリーンの体重減少を褒め、トンプソンであることをトンプソンにリブした。


イグダーラが金曜朝に公開されたニューヨークタイムズの記事でウォリアーズへの復帰を発表したとき、彼はチームのオペレーションディレクターのEric Housen、アシスタントビデオコーディネーターのJacob Rubinをへの感謝を表明することも忘れていなかった。

 

イグダーラと親密な人の話によると、イグダーラはこの夏に引退してもよい気持ちでいたのだろうと語った。
しかし、ウォリアーズが今週彼に電話をかけ、家族のように感じられるようになっていたフランチャイズとの1シーズンを彼にオファしたとき、彼は、物語を終えるチャンスを拒まなかった。

 

 

”僕がそれを経験することが出来た場所に戻る機会があると誰が思っただろうか、

誰がそれを何と呼ぼうとも、レガシーの年数、成果という点で、複数のチャンピオンシップを獲得し、親しい友人やチームメートと築き上げた関係がある。”
イグダーラは次のように付け加えた。
”ファンとの関係、ベイエリアの人達との関係、

ここでそれを終わらせる機会は、まさに特別なものだった。”


イグダーラが5連続ファイナル出場のウォリアーズを助けたときと同じプレイヤーであるとは言い難い。

37歳となった彼は、ダンクを投げ込むことは少なくなり、エリートウィングを防御することに苦しむだろう。

昨シーズンのイグダーラの38.3%というフィールドゴール率は、キャリア最低だった。

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しかし、友人というものは、仲間が年を取っているという理由だけで、長年の仲間に感謝することをやめることはない。
ウォリアーズは、イグダーラがセカンダリー・ボールハンドラーとしての役割を埋め、ラインナップに柔軟性を提供し、若いプレイヤーを指導するという資産になると確信している。


カリー、グリーン、トンプソンは、ジョナサン・クミンガモーゼス・ムーディジェームズ・ワイズマンの理想的なロールモデルだが、彼らは、自分達を無駄なく保つためにコートで多くの責任を負うだろう。

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ベンチの役割で1試合で10-15分をプレーすると考えているイグダーラは、ウォリアーズのシステムで成功するために必要な全てのことについて、これまで以上に若手選手を教育する時間を持つだろう。

その後、彼のラストゲームをした後、イグダーラは、自分の思い通りに出場したことを知るジャージの永久欠番式を行うためにチェイスセンターに戻ることが出来る。

】(情報元:Why Andre Iguodala’s reunion with Warriors is about more than basketball by Connor Letourneau)

 

スティーブ・カーにNEXTイグダーラのような言及をされていたホアン・トスカーノ・アンダーソン(Juanをファンと書くとFanとの区別がつかなくなるのでホアンのままで行きますw)も、イグダーラの加入でワクワクを隠せません!

僕はドレイモンドからゲームを吸収することが出来た。

今度僕はイグダーラからゲームをチェックし始めることになる。

うん本当に、これ以上良いことはないよね。

トスカーノの始球式の様子を見逃した方、前のページにありますのでぜひ!

 

★NBPA(選手の労働組合)のプレジデントだったクリス・ポールが任期満了

よりワクワクするようにオールスターのフォーマットに手を入れたり、選手の保険制度を作ったり、コロナ禍のバブルでシーズンの安全性を確保したりと、CP3がNBAやNBA選手を守るためにしてきたことは大きい。

CP3、8年間も役割を引き受けていたんですね。

 

新しく、以前までバイズプレジデントだったCJ・マッカラムが就任、任期は4年間。

アンドレ・イグダーラは、以前と同じバイズ・プレジデントの役目をそのまま。

ハリソン・バーンズがSecretary-Treasurer 、財務関係?

 

CJ McCollum, President
Andre Iguodala, First Vice President
Harrison Barnes, Secretary-Treasurer
Bismack Biyombo, Vice President
Malcolm Brogdon, Vice President
Jaylen Brown, Vice President
Kyrie Irving, Vice President
Garrett Temple, Vice President
Grant Williams, Vice President

 

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