― ”彼の精神的能力には、私が明確に指摘することが出来ない特別な何かがある。

私は彼のような選手に会ったことがない。” ―

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ステフが最初の7試合でフリースロー確率98.2%はNBA記録で最高だそうで...

ま、たった7試合ですからねw

そうそう、

先日のPOR戦で途切れてしまったけど、ステフのフリースロー連続80本成功はウォリアーズの球団記録でしたよね。

この後、ステフのFT%がどんな風になっていくのかにも注目したいです。

 

まだドレイモンド・グリーンがラインナップに復帰していなかったときのステフのフリースローを語るコラムが年末に出てました。

遅ればせながら、記念に読んでおこうと思います。

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『ステフィン・カリーがNBA史上最高のフリースローシューターになった経緯』
(現地2020/12/31)

ウォリアーズのオーバーホールされたサポートキャストに順応するにつれて、ステフィン・カリーはフリースローラインを一種の避難所と見なすようになっている。

マウスピースをかみしめ、バスケットから15フィート離れたラインの正確な中心にある印のすぐ後ろで右のつま先で軽くタップし、左足の数インチ前に右足を置き、深呼吸をして、ボールを1度ドリブルし、シュートする。

そのときカリーは、フランチャイズの顔であるというすべてのプレッシャーを忘れる。

その数秒間、カリーがボールがネットを通る音を待つ間、自分の心をクリアにするのだ。


”すべての異なるピースがゆえ、ゲームが彼にとって変わった。”
とウォリアーズのアシスタントコーチであるブルースフレイザーは、今シーズンの最初の4試合でチームメイトが1人しかいなかったカリーについて語った。

その1人は、重要な時間帯をプレーしたセンターのケボン・ルーニーだった。
”変わらないのはフリースローライン1つだけだ。”

もうひとつ、変わらないのは、そこでのカリーの熟練度だ。

フリースロー率90.6のNBAの史上最高のリーダーである彼は、ファウルショット72連続成功で球団記録を樹立していた。

これは、21か月前にさかのぼる。

2011年3月にダラスのダーク・ノビツキーが74連続成功して以来、最近では、これほど長い間、連続フリースローのトライが行われたことはなかった。

クレイ・トンプソンが右アキレス腱断裂でシーズン全休となったウォリアーズは、カリーのフリースローシュートにこれまで以上に依存している。

ウォリアーズは、シーズン最初の4試合でNBAの5番目に悪いオフェンシブレーティングを記録していた。

このとき、リーグ史上最高のシューターでであるカリーさえ、新しい仲間と一緒の流れに落ち着こうとしているときに、オープンなルックスを見つけるのに苦労していた。

現地12/31の対POR戦でカリーはFG=41.3%(3P=31.8%)を記録した。

ウォリアーズのシュートがきまらないときはいつでも、カリーがファウルラインに到達するために一丸となって努力する。

このときのカリーの試合平均6.5本のフリースロー試投はキャリアハイだった。

”良いショットが得られないとき、フリースローラインから簡単なポイントを獲得できることが重要だ。”

と12/27のシカゴ戦でリック・バリーの球団記録60本連続のフリースロー成功(1976年)を破ったカリーが言った。

”僕達はそれをやろうとし続ける。”

 

カリーは、NBAの最高のシューター1人である父デルのフリースローの習慣を学習して育った。

デルは16年間のキャリアで、フリースローの平均84.3%を記録した選手だ。

カリーは、デイビッドソン大学に入学するまでに、自分を快適にするルーチンを特定していた。

マウスガードの位置(口の左側から垂直に突き出ている必要がある)からスタンスの位置(ラインのネイルが足の間にある必要がある)まで、すべてが慎重に形成された。

おそらく、彼が右手で1回ボールを低くバウンドさせる前にする深呼吸ほど重要なことはない。その瞬間、彼は起こったファウルすべてから意識をそらし、筋肉の記憶を引き受けることが出来る。

まれに、カリーがミスすることがある、彼がほんの一瞬でも何か考えているときだ。

NBA史上最も正確なフリースローシューターとしての彼の地位は、他とはっきりと区別する彼の能力の証だ。

教科書のようなフォームと優れた手と目の協調を持っていることに加え、カリーは自分の心をほとんど誰よりも空白にするのが得意だ。

彼は、フリースローの試投でボールがリムをかすめるとイライラするほど集中している。

チーム練習やワークアウトの終わりに毎回、肉体的および精神的に疲労しているときに、カリーはコートを離れる前に10本のファウルショットを撃たなければならず、そのうちの少なくとも5本はスウィッシュ(リムに当たらずネットを通る)しなければならない。

フレイザーは、カリーが7連続成功したうち2本だけがスウィッシュした後、最後の3本がスウィッシュする傾向があることに気づいた。

 

リーグの残りの部分の恐ろしいことは、彼のメンタルの強さは彼のキャリアが進むにつれて強化されているだけだということだ。
新型コロナウイルスのパンデミックのために9か月のオフシーズンを経験したとき、カリーはたくさんのシューティングドリルで個人記録を樹立した。
先日、カリーは105本の連続スリーポインターを撃ち、前の記録の連続77本を簡単に破った。

 

カリーが約30本連続でスリーポインターを成功すると、フレーザーは緊張し始めた。

カリーがミスする唯一の方法は、彼のパスの1つがターゲットから外れた場合であるとフレーザーは考えたからだ。
 

”彼の精神的能力には、私が明確に指摘することが出来ない特別な何かがある。”

とカリーのシューティングコーチとして7シーズン目を迎えるフレイザーが語った。

”私は彼のような選手に会ったことがない。”


カリーは、2019年3月29日の対メンフィス戦でのレギュラーシーズンゲームでファウルショットをミスしたのが最後だった。

第1Q残り34秒の2本の試投のうち、最初の1本がリムの後ろにぶつかった。

そのゲームで次の7本のフリースロー試投を成功させた後、2018-19シーズンの最後の13試投を成功させ、2019-20シーズンの26本の試投全部と今シーズンの26本の試投すべてを成功させた。

(キャ:最終的に80連続記録となりました)


最近、彼が球団記録を築こうとしていたカリーは、フリースローでの彼の成功についての記者からの質問に少しイラついた。

ファウルラインでのほんの少しの考えでさえ、彼のミスを施し、そのランを終わらせるかもしれなかったのだ。

 

そのとき、カリー(当時72本)は、NBAのフリースロー連続記録であるミネソタのマイケル・ウィリアムズ(1993-94)を抜くのにあと26本と迫っていた。


”連続記録については考えないようにしている。”

過去に54本(2017年4月12日から10月29日)を記録していたカリーが言った。

”でも今は、毎試合後にそのことを思い出しているので、ちょっと大変だ。”

】(情報元:How Warriors’ Steph Curry became the best free-throw shooter in NBA history)

...ということで、80本連続で終わってしまったステフは、NBA史上5位でした。

(その前のシュートで笛を吹いてもらえなかった苛立ちが影響してましたよね、絶対www)

 

(source)

97本、マイケル・ウィリアムズ(Michael Williams, 1993)
87本、ホセ・カルデロン(Jose Calderon, 2008-09)
82本、ダーク・ノビツキー(Dirk Nowitzki, 2011)
81本、マクムード・アブドゥル・ラウーフ(Mahmoud Abdul Rauf, 1993)
80本、ステフィン・カリー(Steph Curry, 2019-21)

 

スティーブ・カーは、

”カリーがフリースローの連続記録を伸ばしていることに気が付かなかった。

それを知ったときはただ言葉に詰まった。”

ということでした。

62ポイントナイトだった時のステフのフリースローについてのコメントは見つかりませんでした...笑

 

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