― そのビデオは、ステフィン・カリーが30フィートのジャンパーを撃つのを観るときほど楽しませてくれるものではなかったかもしれない。

しかし、ゴールデンステイト・ウォリアーズのスターは、11年のNBAキャリアの中で最も重大な役割を果たした。

カリーは、自身のインスタグラムでアンソニー・フォーシ医師へのCOVID-19に関するインタビューを行った。―
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いつも読んでくださりありがとうございます(・・)/

新型コロナウィルス陽性だったユタ・ジャズのルディ・ゴベール(ゴベア)とドノバン・ミッチェルがコロナから治ったと報告されました。

先にDETのウッドのクリアが報告されたので、3人が治ってよかった!

重症化せずにしっかり隔離出来てよかったですね、二人も他のスタッフも、州の保険証に回復を認められたとのことです。

嗅覚や味覚は元に戻ったのかな、大丈夫だといいですね。

あとは、KDを含む残りのNBA選手などもクリアになるといいですね!

しかし、

ESPNのコートサイドレポーターなどでお馴染みのドリスさんの陽性が報告されて、回復を祈るツイートも多かったです。重症になりませんように!

さて、

世界で最も感染者の多い国になってしまったアメリカを救うべく、立ち上がったNBAスター、ステフィン・カリーのお話。

ステフが”新型コロナウィルスのことを専門家にQ&Aするよ”、というインスタライブの告知があったので、翻訳機を片手にライブ配信を観ました。

ステフの質問に”Good Question”と優しく褒めながら淡々と答えるファウチ氏とのやり取りがなかなかいい感じで、かすれた声は翻訳機が拾えない部分もあったけど、興味深いものでした。

アメリカ人の”マスク”に対する考え方を変えたんじゃないか、というような、マスクの重要性についても冷静な答えが返ってきてました。

ステフとファウチさんのQ&Aを細かく投稿する時間がないのですが、日本でも当てはまる事柄について差し込んでみました。

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『ステフィン・カリーのアンソニー・フォーシ医師へのインタビューは、彼のキャリアの中で最も重要な動きだ』
”Opinion: Stephen Curry’s coronavirus interview with Dr. Anthony Fauci is most significant move of his career”
(現地2020/3/26)

そのビデオは、ステフィン・カリーが30フィートのジャンパーを撃つのを観るときほど楽しませてくれるものではなかったかもしれない。

しかし、ゴールデンステイト・ウォリアーズのスターは、11年のNBAキャリアの中で最も重大な役割を果たした。


木曜、カリーは、アンソニー・ファウチ博士と新型コロナウィルスについて話し合うインスタグラム・ライブを行った。

ファウチ氏は、国立アレルギー・感染症研究所の所長(医師、免疫学者も)である。

元アメリカ大統領のバラク・オバマ、ポップスターのジャスティン・ビーバー、ラッパーのコモン、元チームメイトのアンドレ・イグダーラリアンドロ・バルボサなどを含む、視聴者は50,000人近くに達した。

多くの人々は、おそらくアーカイブされたバージョンを見るだろう。

いずれにせよ、視聴者は、通常のソーシャルメディアで目にするものとは違うものを目撃することになる。

 

視聴者は、フェイクニュースの代わりに、実際の情報を得た。

そして、日常の些細なことを強調するプラットホームで重要なものを見た。

そして、不安を落ち着かせるのに役立つかもしれない問題や、このウイルスと以降の社会的距離戦略のルールについて真剣に受け止めるべきだと認識するかもしれない問題を知らされた。

アメリカ合衆国では、COVID-19に関する症例82,404件と1,100人の死者が報告されているが、カリーのファウチへのインタビューによって、より多くの人々が曲線をフラットにし、命を救うことが可能だ。


ほぼ28分間、カリーは、ファウチにCOVID-19、検査、社会的距離戦略について情報に基づく質問をした。

[COVID-19 Q&A with Dr. Fauci and Stephen Curry (Official Video)]


フォーシ氏は、新型コロナウィルスは”はるかに深刻”であると考えていて、インフルエンザとの違いを説明した。

ファウチ氏:”呼吸器経路によって感染するという呼吸器疾患であると言う点ではインフルといくつかの点で似ている。主に肺炎で。

インフルよりも感染力が非常に高いことは異なる。

さらに重要なのは、それが著しく深刻であることだ。”

そして、若い人々は、COVID-19に対してそれほど脆弱ではなく、病気になる可能性は稀だが、彼らが高齢者に渡す可能性が高いので、まだ社会的距離戦略のルールに従うべきだと主張した。

”人々が病気になる可能性はあるが、若者のの場合は深刻なトラブルにならな。

基礎疾患、心臓病、肺疾患、腎臓病のある高齢者に非常に重大で、彼らは死亡率がより高い人々だ。

しかし、深刻な病気ではない症状がない元気な人々の数人に症状が見られ始めている。それはまだ非常に少数だ。

しかし、それは、若者が’自分は病気になるリスクから免除されている’と言うべき意味ではない

それが、肉体的距離と社会的分離に注意するように話している理由だ、

高齢者だけでなく、若者もそうしなければならない、ということだ。

若者たちは二つの理由でそれを行わなければならない。

  • 1つ目は、自分を守る必要があるということ、
  • 2つ目は、気分が悪く、うっかり祖父母に感染したり、感染を運ぶ要因になる可能性があるということ、

ファウチは、NBAシーズンを含む大規模なイベントは、”国全体がその危機を脱する”までは開催されないとだろうと予測した。

”国全体が危機を脱し、減少し始めたら、ある程度の正常性を取り戻すことを考え始めることが可能だ。

そうすれば、症例に圧倒されずにはるかに簡単に症例を特定で出来る。”

NBAがシーズンを休止する1週間前にウォリアーズがインフルエンザと診断した後、カリーがコロナウイルスの検査を受けたことについて”正しいことをした”とファウチ氏はカリーに伝えた。(カリーのテスト結果は陰性だった)

”君は正しいことをした。

インフルエンザの症状や痛み、少し咳が出る場合は、まずは自宅に留まることだ。

他の人に感染する可能性があるので救急治療室へ行かないで欲しい。

医療提供者と電話連絡し、すべきことの指示を受ける。

可能な場合は検査を受けることが出来る。

重要な問題は、緊急治療室をあふれさせないことだ、家に居ること。

痛みや発熱など、重傷の場合は医師に連絡しなければならない。”

ファウチは、コロナウイルスにつながる症状のある全ての人々のために十分な検査キットがない理由を詳しく説明した。

 

ファウチは、暖かい気候がほとんどのウイルスの拡散能力を低下されるが、それがCOVID-19に当てはまるかは不明だと認めた。

 

企業がまもなく事業再開することを控えるように警告したが、人々の健康と経済をどのように優先させるかを比較検討することは、”いちかばちかのプロセスではない”と主張した。

 

また、ファウチ氏は、医療エキスパートが来年の冬にCOVID-19の再発に対処するために、ワクチンを開発することが出来るだろうと楽観的に表明した。

”ウイルスの歴史の中でこれまでで最も早くワクチンの開発を始めている。

しかしワクチンをテストする場合複数のフェーズがある。

それが安全であることを確認する必要があるのだ。

フェーズ2、3をトライアルする必要があり、効き目があるかを確認する。

これはさらに8-12か月かかることだ。1フェーズ3-4か月と見積もるとフェーズ2で7-8か月、全部で1年―1年半になる。

次の冬までに何かが上手く行くことを願っている。”

 

このセッションは、C-SPAN(政治専門チャンネル)を観ることと同じくらい有益なものとなった。

しかし、これはほとんど退屈ではなかった。

これを通じて、ウォリアーズのファンと一般の人々は、愛するチームメイトであり、尊敬されるリーダーにするカリーの別の側面を見たのだ。

 

視聴者は、カリーの遊び好きな面を観察した。

そのチャットを始めると、最初の10分間でファウチ氏の音声と接続の問題におよぶ技術的な問題が発生した。

カリーはその後、ファウチ氏の背後にバスケットボールのフープがあることに気付き、ファウチを称賛した。


視聴者はカリーの準備にも気が付いた。

ホワイトハウスの記者であるかのような厳密な質問を訪ねた。

ファウチは、一度に複数の質問をしたカリーを時折たしなめながらも、知的な質問をするカリーを時折褒めた。


視聴者はカリーのリーダーシップも確認した。

ステフは、新型コロナウィルスについてのことを公に知らせるための努力をしているファウチ氏を称賛した。

彼はファウチ氏の医学的な見解に従った。


視聴者は、ホワイトハウスのブリーフィングを見るよりも、COVID-19について、より多くの情報を得た。

ドナルド・トランプ大統領は、COVID-19の深刻さや、その問題に対処するために彼が何をしたかなどを誤って説明していた。

彼は時折、特定の試されていない薬の使用や、企業再開の安全性の時期について、ファウチ氏の助言と矛盾していた。

 

カリーはトランプの代わりに、その問題に焦点を合わせたように見えた。

2017年、カリーはトランプがすぐに撤回したホワイトハウスの招待を辞退した時でさえ、その理由はトランプの政策とは何の関係もなかった。

それは、人種的不平等に抗議する少数民族、女性、障碍者、白人至上主義者、アスリートについてのトランプの対立的なレトリックにカリーが腹を立てていることと関係があったのだ。

 

それどころか、カリーは、自分の行動をもっと気にしている。

NBAが休止されたシーズン中に、アリーナと売店での労働者への支払いを支援するために、100万ドルを財団に寄付するというウォリアーズの尽力の1つであったことは驚くことではない。

また、彼は自身の財団「Eat, Learn, Play」を通じて、学校が閉鎖中の子供たちに100万以上の食事を提供することを計画しているアラメダ郡のコミュニティフードバンクに未公開の金額を寄付した。

カリーと妻のアイーシャも、Feeding AmericaのためにFacebookでの募金活動も始めた。

 

”大衆を守ること、専門家の見解やこのウイルスがどのように拡大しているかという知識をもたらすというあなたの取り組みに僕は感謝している。”

とカリーはフォーシ氏に伝えた。

”このことを真剣に受け止める方法について人々に知らせることが出来た。

あなたの取り組みに感謝している。”


一般大衆も、カリーのしたことに感謝するはずだ。

これは、彼がこれまでのパフォーマンスの中で最もインパクトのある行動だったことに他ならない。


】(情報元:Opinion: Stephen Curry’s coronavirus interview with Dr. Anthony Fauci is most significant move of his career)

バスケットボールの素晴らしいプレーだけでなく、様々な方法でこのNBAゲームの休止期間にアメリカを中心に世界中に影響を与えているステフのリーダーシップは本当に素晴らしいと思います。

トランプ氏とステフの関係のことは日本人である私が言うことは何もありません。

 

ゲーム再開はラスベガスで、

とか、

バハマで、

とか、

検討されているという情報を目にしますが、まだ詳細を読んだら投稿したいと思います。

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NBAを語る英語がなかなか上手に訳せないけど、”愛情”持って頑張ります!
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