― ウォリアーズのルーキー、エリック・パスカルはNBAのルーキーの中でここまで輝かしい記録を残している。

ドラフト2巡目(41位)、23歳のパスカルがここまでの成功をしている秘訣は家族との絆にあった。―

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いつも読んでくださりありがとうございます(^^)/

12月初めに書かれていたパスカルの記事をアップするタイミングを逃していたので、

NBAオールスター2020ライジングスターゲームが開催されるこの機会に。

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『家族の価値観がウォリアーズのルーキーのエリック・パスカルをどのように活気づけているのか』
”How family values help fuel Warriors’ surprising rookie Eric Paschall”
(現地2019/11/30)

エリック・パスカルが父のホアン(Juan)と自分の選択について話し合ったのは、2015年の春のフロリダのバスケットボール施設を見学した時だけだった。

 

フォーダム大学にいたパスカルは、アトランティック・テンのルーキー・オブ・ザ・イヤー(キャ:Atlantic10.com:元ウォリアー、ブリアンテ・ウェバーはDPOY!)だった。

ゲーターズ(フロリダ大のバスケットボールチーム名)は、パスカルが次の学校に求めていたことのほとんどを提供できた:

勝利の伝統、NBAプレイヤーの多くを輩出したリスト、堅実な学業。

 

しかし、父ホアンが自分の息子のことを思うと、

”私たちがここに来るには飛行機に乗らなければならない。”

だった。

 

パスカルにとって、これは契約を難航させるものだった。

パスカルは、ニューヨーク州ヴィラノヴァのドブス・フェリーに住む家族と日曜の夕食を失いたくなかったのだ。

そこで彼は、カンザス大やノースカロライナ大などの強豪校よりも幼少期から住む家から車でわずか2時間のヴィラノヴァ大を選んだ。

 

パスカル(6月のドラフト41位)がウォリアーズでNBAのルーキー・オブ・ザ・イヤー候補のダークホースとして浮上する際、彼の両親と3人の姉とのFaceTimeコールをしなければならない。

彼を最もよく知る人物は、彼のパワーとクイックネスとバスケットボールIQだけでなく、彼の家族の価値観が彼に対する期待を上回るシーズンの原動力であると確信している。


19歳の億万長者たちがNBAでの生活に苦労しているようなこの時代で、大卒の23歳のパスカルは、ゴールデンステイトのミニ・リビルドの顔として頭角を現した。

ステフィン・カリークレイ・トンプソンディアンジェロ・ラッセルなどの多くのウォリアー達が負傷で倒れ、パスカルはチームの非公式のスポークスマンになった。

 

ヘッドコーチのスティーブ・カーが言ったように、”エリックはルーキーのようには見えない”

 

ヴィラノヴァ大学で未成年選手の中で最高の3人の内の一人だと考えられている内向的なパスカルは、チーム練習後、自分のアパートでテレビゲームをしたり、iphoneで様々な記事を読んだりしてひとりの時間を楽しむ。

 

これは、コートでの彼の振る舞いとは全く対照的だ。

ドラフト入りのロール・プレイヤーとなったパスカルは、アグレッシブ・アイソレーション・スコアラーとしての評判を築いた。

ルーキーの中でのさまざまなスタッツで上位にランクしている。

パスカルは、ウォリアーズの汎用性の高いディフェンダーでもあり、1ポゼッションのポイントガードや7フィートセンターとのマッチアップもする。

ゴールデンステイトは、ドラフトナイトの宝石を発掘したと考え7月に3年420万ドルの契約を結んだ。

彼らは、パスカルを重要な長期的なビルディングブロックと見なしているのだ。

”今は、彼が未熟な才能からスコアリングしているだけだ。”

とフォワードのドレイモンド・グリーンが言った。

”彼はNBAゲームでプレーする方法をまったく知らない。

NBAゲームやファールをもらう方法を理解するにつれ、彼はどんどん良くなっていくだろう。”


ドラフトの準備段階で、パスカルはルーキー・オブ・ザ・イヤーの夢をほとんど抱いていなかった。

彼の目標は、長期的なNBAのロール・プレイヤーになることだった。

パスカルは、チャーチ・リーグ・ゲーム(教会で行うバスケットボール)での毎日以来、スコアリングを楽しんではいるが、繊細なことに集中し続けている。

ボックスアウト、ヘルプ・サイド・ディフェンスなど、勝利する基礎的なことだ。

これは、ニューヨーク・マンハッタンから約1時間北の人口11,147人の町、ドブズ・フェリー(Dobbs Ferry)での幼少期に遡る。

エレン(Ellen)、ユードラ(Eudora)、ティア(Tia)という3人の姉を持つ唯一の幼い弟、エリックは、両親の注意をひくためには、家事をすることが最善である、と学んだ。


ニューヨーク・シティのクラブのセキュリティ・マネージャーをしていたエリックの父ホアン(Juan)は、規律の重要性を彼に教えた。

危険にさらされている子供たちと働くソーシャル・ワーカーの母セシリア(Cecelia)は、思いやりの心(=慈悲)で彼を育てた。


毎週土曜、パスカルは、ホワイト・プレインズの近くにあるユニオン・バプティスト教会(Union Baptist Church)に家族と出席するためにドレスアップした。

そこでドノバン・ミッチェルに出会った。

photo via sf chronicle  Courtesy of Juan Paschall

ミッチェルは、ユタ・ジャズで際立つ選手になるずっと前に、AAUチームのリバーサイド・ホークス(Riverside Hawks)の練習のためにハーレムへドライブした仲間だった。

この二人は、パスカルとミッチェルが郊外のウェスト・チェスター郡出身のため頑丈ではないと推測した大都市のプレイヤーが間違っていることを証明したいという共通の欲望で結ばれた。

彼らが16歳になるころまでに、パスカルとミッチェルは、アスファルトの上で大人とプレーするために、地下鉄に乗っていた。


そのピックアップ・ゲーム中、パスカルは現在の自分のアイソレーション重視のスタイルを作り上げた。

高校のメジャー・デビジョンI・プログラムが注目をし始めた。

ビラノバ大学、プロビデンス(Providence)や他の大学が彼に奨学金をオファしたので、パスカルは、フォーダム大学への口約束をキープした。

 

フォーダムには、自慢は出来ないが名誉のあるプログラムがあったのだ:

両親の家からわずか12マイル。

 

”家族は僕にとて全てだ。

僕は彼らからあまり離れたくなかったんだ。”

とパスカルは言った。

”それは間違いなく僕の決断の中の重要なファクターだった。”


パスカルの一年生の最後にフォーダムがヘッドコーチのトム・ペコラを解雇したので、彼はヴィラノバに転校した。

ヴィラノバは、ドッブズ・フェリーまでドライブできる場所だった。

転校のルールの下で1シーズンを離脱している間、パスカルは体脂肪を16%から5%に減らした。

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2年後、彼はあらゆる手立てを尽くすローテーション・ピースになり、ワイルドキャッツ・チームを36勝4敗に導き、ナショナル・チャンピオンシップに勝利した。

チームは2018NBAドラフトで4人のドラフト選手を輩出した後、パスカルは、高い確率でオフェンシブ・ファールをピックアップするヴィラノバの大黒柱となった。

 

ヘッドコーチのジェイ・ライト(Jay Wright)は、パスカルがアイソレーション・シチュエーションに置かれるのを避けた。

小柄な対戦相手がパスカルから跳ね返り、レフリーの笛の引き金になるということをわかっていたからだ。

アシスタントとのゲームフィルムをレビューしている間、ライトはパスカルの激しいスタイルが大学レベルよりもNBAにうまく転換するという初見を頻繁に述べた。

NBAは大学よりもプレイヤーがオペレートする余地が多く、より多くのポジションを守るように求められる。

 

パスカルが6月のドラフト中に自分よりも前に40人もの名前を聞いたとき、ライトはパスカルがスライドした理由を尋ねるためにNBAの友人数人に連絡を取るほど困惑していた。

圧倒的な答えは、4月過ぎて23歳になったパスカルが、将来の見込みがある若手と同じ伸びしろがあるように見えなかったということだった。

 

”ドラフトでは、実際のプロダクションよりも、突出したプレイヤーと言う方が重要だ。”

とライトは言った。

”それがエリックのような選手を見逃しやすくなると私は思う。”


”22歳のシニアとして、これから最高になるのがベストでしょう?”

とグリーンが言った。

グリーンは、ミシガン州立大学を4年間在籍した後、2012年ドラフト35位でNBA入りした。

”それが多くのGMが解雇される理由だ。そしてコーチもね。”


パスカルはゲーム後、ロッカーストールに戻ると、iphoneに父にからのメッセージを1,2個見つける。

時折、ホアンは、パスカルのミスしたボックスアウトを指摘した。

また、ホアンは息子にオフェンスリバウンドでもっとアグレッシブになることを思い出させた。

 

しかし、根底にあるメッセージはまず変わることはない:

パスカルは、NBA最大の発掘の一人かもしれないが、彼にはまだ改善の余地がたくさんある。

人生で初めて、自宅から遠く離れてい住んでいる大卒のパスカルにとって、ホアンのテキストは混乱したときに少し正常なものを表すようになっている。

 

”彼は、3,000マイルも離れたところに住んでいる、

時には私たちにとってそれが辛くなるだろう。”

とホアンは言った。

”しかし、結局は、彼にはやるべき仕事がある。

今は彼がそれを全力でやっているんだ。”


】(情報元:How family values help fuel Warriors’ surprising rookie Eric Paschall)

相手にファールをさせる方法をカワイ・レナードのビデオから学んでいるというパスカル、左股関節の痛みが少し懸念され、よきせぬ欠場がありましたが、上手く調整しながらどこまでも伸びて欲しいですね!

[参:エリック・パスカル、カワイ・レナードが相手をファールさせる方法から学んでいる]

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さて、ライジングスター!!!

ウォリアーズの公式Twitterがこの日だけ、EricPaschallFanAccountと表示名を変えて投稿...さすが、これまでにこんなことなかったんじゃないかな。

オールスターはたくさんSNSで投稿されるので、あまり触れてもらえないエリック・パスカルを文字制限まで埋めます。

NBAオールスター、ライジングスターゲーム、会場入りするパスカル...

パスカルのジャージだ...

チームUSAのジャージを着てゲーム前の写真撮影...

↓選手紹介は、ケンドリック・ナンの次に呼ばれたパスカル

↓パスカルのライジングスター初得点はこちら

↓どOpenのスリーポイントも決めた!

↓ダブルクラッチ!...ᕙ( ˙-˙ )ᕗ

↓AND1ももらった、でもフリースローはミス...w...練習しようw

昨年MVPだたルカ・ドンチッチ、今年は控えめにルーキーを優先していたけど、

なんと、前半終了のブザビ...で、このぜーんぶ持って行った笑

ドラフトスワップコンビ、ルカとトレ、バスケットを見つめる...

そうね、この二人が次世代のNBAリーグを背負っていくのでしょう...

さて後半...

↓ドライブから、リバース・レイアップ!

↓パスカルらしいリム近くのパフォーマンスが多かった。

パスカル、お疲れ様...!

来週のHOU戦までゆっくり休んでください!

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NBAを語る英語がなかなか上手に訳せないけど、”愛情”持って頑張ります!
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