― 彼は非常に体調が良い。
しかし、我々がしていることによって、彼が非常に体調が良いと感じているのだ。―
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いつも読んでくださりありがとうございます(^^)/
先日、レナードのロードマネージメントについての記事を読みましたが、
やっぱり気になるカワイ・レナードのロード・マネージメント...
そう思っていたら、
関係する記事が出ていたので、ちょっと読んでみました。
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『カワイ・レナードの対バックス戦欠場はrestではなく、連戦をプレーするのに十分なほど健康ではない』
”NBA HQ: Kawhi Leonard out not for rest vs. Bucks, not healthy enough to play back-to-backs”
(現地2019/11/6)
”ロードマネージメント(負荷管理)”の詳細へようこそ
― これは予防に基づく医学的決断の世界とあやふやなセマンティクス(語義論)の組み合わせだ。

カワイ・レナードは、11/6水曜の全米放送の対バックス戦でプレーせず、木曜の同じく全米放送のトレイルブレイザーズ戦に出場する。
 
公式の理由は、膝の”ロードマネージメント”だ。

NBAのファンやメディアは、”ロードマネージメント”という言葉をrestに結び付けたものだと見なすようになったが、この場合リーグ・オフィスの関係者から次のように言われた。
 
レナードの膝が連戦のゲームを欠場するだけの医学的基準を満たしているという決定がある。
 
この決定は、最初にクリッパーズから出された。
1シーズ前にラプターズが行ったように、クリッパーズにもプレーオフ中の彼の健康を維持するためのロードマネージメントの計画があるのは明らかだが、それはリーグによっても確認されている。
レナードが健康であると見なされた場合、全米放送のゲームで彼がrestすることは許されないだろう、と情報筋は述べた。

その後、ESPNのリーグのスポークスマンのMike Bassは、ESPNのAdrian Wojnarowski にこれに関する公式の声明を発表した。
”カワイ・レナードは、リーグのrestingの方針のもとでは健康なプレイヤーではない。
そのため、ロサンゼルス・クリッパーズの負傷レポートには膝の怪我を管理していると記載されている。
リーグ当局は、NBAのスポーツ医学ディレクターと相談し、レナードは現時点で連戦でプレーするには十分ではない、というチームのメディカル・スタッフの決定に対して良いと思っている。”
 
”ロードマネージメント”という語義は少し曖昧だ。
このシーズン序盤でも、チームがプレイヤーを休ませたい場合、何らかの形で彼を欠場させることを正当化するための怪我である可能性が高い。
 
プロのアスリートは常に何かを抱えてプレーしているので、1試合の休息を必要とする医学的決断を下すのは難しくなく、チームはこれを利用する。
チーム(この場合はクリッパーズ)は、起きていることに必ずしも透明ではない。

レナードの場合、片脚に大腿四頭筋腱の問題(これがサンアントニオ・スパーズから始まり移籍につながった)があり、昨シーズンのプレーオフ中に、もう片方の膝に痛みを引き起こした。
水曜の夜の欠場が現実は予防措置であったとしても、クリッパーズによる懸念は正当だ。
 
また、クリッパーズは、レナードが昨シーズン、60試合の出場に留まっても、ファイナルMVPになり、ラプターズをリングに導いたことを知っている。
彼らが何をしていたのか、その理由を正確に知っていて、リーグの基準を満たす理由となったのだろう。
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ロサンゼルス・クリッパーズはレナードがバックス戦でプレーするには十分に健康でないと見なした後、レナードとの先行きの見えない状況を乗り越えようとした。
しかし、全米放送の連戦の1試合目で、今シーズン、ロードマネージメントのために開幕からわずか8試合で2試合目の欠場となったので騒ぎが大きくなった。
 
レナードは健康だと感じていると言ったが、NBAはクリッパーズの意見を裏付ける声明を発表し、彼はプレーするのにふさわしくないと判断した。
クリッパーズのヘッドコーチ、ドク・リバースはバックス戦の敗戦後、その意見の相違を解消した。
”彼は非常に体調が良い
しかし、我々がしていることによって、彼が非常に体調が良いと感じているのだ。
我々はそれを続けて行くつもりだ。
この点には心配は何もない。
しかし、我々は確認しておきたい。
カワイが体調が少しもより良くなってないという声明を出したのだと私は思う。
彼がその方法で維持しているのを確認するのが我々の仕事だ。
それは重要なことだ。
彼は昨シーズンのプレーオフで長時間プレーした。
実際それは健康な状態ではない。
それにはいくつかの意味がある。
我々は彼の体調が良い状態を維持しもっと良くなって欲しいと思っている。”
リバースはレナードがプレーするタイミングを決定する責任者が誰かを尋ねられた時こう答えた。
 
”チームの全員だ。我々全員が決めている。”
 
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マイケル・ジョーダンは、神話時代の模範として今も多くの人々に支持されている。
 
ジョーダンは、レギュラーシーズン中に決して屈することなくすべての試合でプレーし、オフェンスの負担をすべて負い、常に最高の対戦相手をディフェンスし、プレーオフを乗り越えチャンピオンシップまでチームを連れて行った。
毎年、強敵を倒す勇敢な存在だった。
 
だから、クリッパーズのカワイ・レナードや、ニックスのR.J.バレットを巡るロードマネージメントの議論に対し、人々はジョーダンに聞きたいのだ。
 
以前ジョーダンが所有していたホーネッツをコーチしたことのある現マジックのコーチのスティーブ・クリフォード(Steve Clifford)は、ジョーダンの視点を知らせた。
”シャーロットでマイケルと一緒に居た時、マイケルは毎年彼らに言っていた。「君たちは82試合をプレーするために支払われている。」”
独断のジョークだが、
シャーロットがプレーオフを大抵逃しているのも不思議ではないかもしれない。
また、マイケル・ジョーダンは全盛期に2年間休んだ!
 
だからと言ってジョーダンが厳しいわけではなかったという意味ではない。
彼らはそう、82試合全てを9シーズンプレーし、彼のエフォート・レベルは一貫して高かった。
彼はそれを称賛されるべきた。
 
しかし、当時のゲームは肉体的に厳しいものではなかった。
プレイヤーは一般的にアスリートではなかった。
彼らは走らず、素早いカットもしなかった。
彼らはそれほど高くジャンプせず、激しく着地しなかった。
 
ジョーダンは例外だ。
あらゆる時代に比べてもエリートだ。
そのため彼は、他のプレイヤーの最適化をする標準にすべきではない。
 
最高のサイエンスは、rest(休息による欠場)が一般的に役立つことを示している。
82試合のスケジュールは、特に多くのプレータイムと高負荷のプレイヤー達にとっては長すぎる。
多くのチームの究極の目標である長いプレーオフ・ランの準備として、それを無理強いすることは最適ではない。
 
休ませているプレイヤーには欠点がある。
彼らは個人的かつチームメイトのケミストリーの両方を開発する人員を多く持つことは出来ない。
 
82試合全てのゲームをプレーするという考え方は、プレイヤーに有益な立場を植え付けることも出来る。
しかしこれらの利点は、消耗というコストに見合うだけではないようだ。
 
もちろん大きな議論はある。
ジョーダンが言うように、プレイヤーは完全なスケジュールに基づいてサラリーが支払われている。
ファンはあらゆるゲームのチケットを購入する。
テレビのネットワークは、ゲームの権利を購入している。
それぞれのチームが独自のチャンピオンシップのチャンスに適応している場合でも、プレイヤーのrestingは、製品全体の価値を危険に晒す可能性はある。
 
restをするチームが多くなればなるほど、その問題は大きくなる。
NBAはそのトレードオフに対しさらに危機的なポイントへ向かっている。
 
ありがたいことに、今のところ、リーグには、まだジョーダンのような古風な思想家が担当している。
 
 
確かにマイケル・ジョーダンは凄い。
でも、世代の違うレジェンドと比べるのはどうかな、選手の体格もプレーするスタイルも変わってきているし。
NBA選手の疲労からくる怪我を防ぐルールを正当に使っているならそれでいいのだと思う。
 
選手には怪我なくずっと活躍して私たちファン(子供だけでなく大人も)の人生の希望になっていて欲しい。
(独り言なので色を薄くしてみましたw)
 
でも、チケットのことを思うと、いつもそれを感じる。
フライトの直前に怪我を知って、残念な気持ちでサンフランシスコ空港に着いたこともあるけど、それは仕方がない(泣くけど)。
チケットを買ってからトレードでいなくなるもの経験した、それも仕方がない(凄い泣くけど)。
遠い日本から高額な旅費と高額なチケットを購入して、「ステフィン・カリーがrest」とか「クレイ・トンプソンがrest」とか、毎シーズンそれに残念な思いをして帰国する。特にチームが負けたときは、大好きな選手にも会えず、応援しているチームが負けるというダブルパンチ(これも大泣き)。
 
....色々考えると難しい。
 
NBAの興行収入のことをすっかり忘れてしまえば、利益の飽和を受け入れ、選手の肉体の限界を考えると、
15人のロスターを20人にするか、
82試合を70試合くらいに減らすとか?
(独り言なので色を薄くしてみましたw)
 
何か対策があってもいいのかも...。
ま、無理か...汗
 
★カワイ・レナードのロードマネージメント:
[クリッパーズのカワイ・レナード、ゲーム後のトリートメントとロードマネージメントの詳細 ]
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