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2019NBAファイナル第2戦の評価、ウォリアー達の思いを記録しておきます。

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『GSW 109-104 TOR:

ウォリアーズが相次ぐ怪我にも関わらず第2戦を奪った方法』

”Warriors 109, Toronto 104: How Warriors stole Game 2 despite influx of injuries”

(現地2019/6/3)

【トロント発ー

ウォリアーズは、健康でないオールスター達が揃ってしまった。

しかしウォリアー達のアイデンティティは、チームのスタープレイヤーだけに依存はしていない。

壊れることのない、多くの努力を吸収できるチャンピオンシップの骨格にも頼っている。

 

ステフィン・カリー(未公表の病気)、クレイ・トンプソン(左ハムストリング)、ケボン・ルーニー(肋軟骨)、アンドレ・イグダーラ(頭部外傷)が健康上の問題を抱えたにも関わらず、ウォリアーズは、6/2日曜のNBAファイナル第2戦でトロント・ラプターズに対し109-104で勝利した。

そう、加えて、ケビン・デュラントが、右ふくらはぎの肉離れにより7試合連続の欠場となっていた。

これらの怪我のどれにも問題ではなかった。

ゲームの残り5.9秒のイグダーラのスリーポイントショットがこのシリーズを1勝1敗のタイに戻し、オークランドに帰還させた。

ウォリアーズは、水曜の第3戦はオラクルアリーナで行われるのでホームコート・アドバンテージを持ってもいる。

[Andre Iguodala's CLUTCH Three-Pointer In Game 2 of the 2019 NBA Finals]

”僕はステフが好きだ。

彼はいい奴だからね。

僕がバスケットボールをプレーするのが好きな理由の一つがステフなんだ。”

とイグダーラが言った。

”こんないい奴が反感を受けるのを僕は見たことがないよ。

仲間からも反感を持たれない。

他人は、ステフが持っているものに非常に嫉妬しているんだ。

僕は、彼の遺産を守るために必要なことならなんでもするよ。”

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それは驚くべきことではない。

ウォリアーズ全員が、自分達のレガシーを守るために必要なことは何でもするのだ。

ウォリアーズは5月8日のウェスタンカンファレンス・セミファイナル第5戦でケビン・デュラントが右ふくらはぎの肉離れを負ったとき、同じように答え、第6戦でそのシリーズを終える前のそのゲームに勝利した。

過去5年間で4回目のNBAタイトル獲得を望む中で、それが変わる理由などない。

 

ウォリアーズは、スタープレイヤーで自分達のブランドを作っただけではない。

彼らは”Strength In Numbers”という哲学を打ち立て、看板やポスターに示した。

 

”その言葉は、僕たちのDNAの現れだ。

素敵なシャツに書いてオラクルアリーナの観客に配るためや、マーケティングのためのものではない。”

とカリーが言った。

”文字通り、僕たちがトレーニングキャンプから6月までの毎日をどのようにアプローチしているかということだ。

僕たちがどのように支え合うかとか、

仲間たちがどのようにしてシーズン中ずっと準備し続けるかということだ。”

 

そして彼は、ウォリアーズが第2戦で直面した障害を克服するための準備をした。

スティーブ・カーは、カリーが脱水症状と軽い頭痛を感じたまま第2戦を始めたのだと報告した。

彼は、ゲームの最初6本のアテンプトを失敗した。

 

問題ない。

 

カリーは、自分のゲームをより良い方向へ転換するためには、わずか1本のショットしか必要としないのだ。

 

前半残り2:51、カリーは、26フィートのスリーポイントを成功させ、45-52とラプターズのリードを減らした。

すると突然、ウォリアーズは、ラプターズのクッションを54-59にトリミングした。

 

”助けることが出来るなら、ファイナルのゲームでプレーするのを妨げる続けるものはない。”

とカリーは言った。

”第3戦まで回復する時間が十分にある。

僕には原因が何か全くわからないが、気分が優れなかった。”

それゆえ、カリーは第3QではFG=2/7、第4Qは、無得点だった。

トンプソンがスリーポイントを試投した後、不自然な着地をしてから数分後の7:59にコートを去ったことも助けにならなかった。

(キャ:第2戦前から左脚を気にしていたのかもしれない)

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トロントは後半最初の8ショットをミスし、4ターンオーバーを積む中、ウォリアーズは第3Qの最初から18-0のランに成功した。

ウォリアーズは、第3Qだけで34-21と大きく上回り、ラプターズをFG34.1%に抑えた。

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”チャンピオンシップ・ディフェンスだ。”

とカーは言った。

”まさに、そういうことをすることだ。”

ラプターズのフォワード、パスカル・シアカムが第1戦でFG=14/17でポストシーズン最高雄32ポイントを獲得した後、ドレイモンド・グリーンは、彼をもっと制限するという自分の誓いに耐えた。

この日のシアカムは、FG=5/18で12ポイントで終えた。

カワイ・レナード(FG=8/20、FT=16/16で34ポイント)を記録した。

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”僕たちは、とにかくもっとアグレッシブになろうとしていた。

彼に対するトーンを設定したかった、彼が序盤にリズムに乗らないようにしたかった。

僕は彼をボックス・アンド・ワンやコート中を追いかけまわしたりはしなかった。”

とグリーンは言った。

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”僕が彼に対抗したときは自分の仕事をしようとした。

他の誰もがそれに関わり、彼らの仕事をしたんだ。

トランジションで立ち直ることが非常に大きかったと思う。

しかし全体的に見ると、僕たちは彼に対して数人の選手を対抗させた。

僕は、「彼をゲームから追い出す」という感じでここに至ってはいない。

完全にチームの努力だった。”

 

ウォリアーズはクランチタイムでのチームの総合力を発揮した。

 

グリーンは17P-1R-9Aで、あと1アシストで5連続トリプルダブルだった。

左大腿四頭筋断裂から復帰して2試合目のデマーカス・カズンズは、28分をプレーし、11P-10R-6Aで大成功を収めた。

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カリーはラプターズのベンチの方のベースラインへ飛び出し、2本のスリーポイントを成功させたクイン・クックを祝福した。

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2015NBAタイトル獲得のために何度も戦っていたかのように、グリーンはアンドリュー・ボーガットにロブを投げた。

そのあと、でマーク・ガソルのスクリーンに頭をぶつけて倒れ、前半の最後の3:34を逃したアンドレ・イグダーラがゲームを決定づけるショットを決めた。

”気持ちでプレーしただけだ。”

とイグダーラは言った。

”それがスマートだとは言ってはいない。

しかし残り2週間しかないので、チームを助けることが出来るなら、それを見つけようとする。”

イグダーラは、ワイドオープンになることでチームを手助けした。

カリーはダブルチームされ、つまづきながらほぼボールを失いかけていた。

ボールを取り戻したカリーは、キートップへ向かってパスを投げた。

ショーン・リビングストンがそのパスを受けるためにトロントのインターセプトを避けるために急いだ。

そして、リビングストンはウィングに孤立しているイグダーラをすぐに見つけてパスをした。

”優れたレシーバー(NFLのポジション)のようだった。

ショーンのしたパスのことを、誰も(記事に)書くつもりはないと思うよ。”

とグリーンがゲーム後に述べている。

しかし、イグダーラがダガーショットを成功させたことについてはかなりの記事が書かれた。

 

”アンドレをあんな風にオープンにしたままにしておくのは失礼だよ”

とカリーは言った。

”彼はこれまでも何回かビッグショットを成功させてきてるんだから。”

 

カーは、なぜイグダーラがオープンになるのかを理解していた。

カリーはコートに居た。

それでも、イグダーラは、いくつかの障害に打ち勝った。

頭部外傷を負っていた。

左ふくらはぎに痛みもあった。

プレーオフの最近の4試合でも3P=0/11だった。

イグダーラは、ヒューストンとのシリーズ第6戦で3P=5/8を記録したときと同じように、わざと2秒のオフタイムを使って、トロントのカムバックの可能性を最小限にする重要なショットを撃ったのだ。

 

カーは、イグダーラのことを”これまで自分が接した中で最も賢いプレイヤーの一人”と呼ぶのも不思議ではない。

彼は最もタフな選手でもある。

 

”頭を打ったことが、僕を目覚めさせたんだ。”

とイグダーラは言った。

”その後、少し優位になった。

ゲームに勝たなければならない、と思ったからね。

それは人に有害なことをもたらす考えだ。

しかし、僕がそれを時々手に入れると、プレーに現れ、常に前向きになれるんだ。”

 

どういうわけか、ウォリアー達は、試練に直面したときに、しばしば積極的になることがある。

 

2015ウェスタンカンファレンス・セミファイナルでは1勝2敗を克服し、メンフィス・グリズリーズを破った。

2016ウェスタンカンファレンス・ファイナルで1勝3敗からオクラホマシティ・サンダーを破った。

ファイナルで自身の3勝1敗を台無しにしたが、その後オフシーズンにデュラントを獲得し、2年連続のNBAタイトルを獲得するために彼らの役割を調整した。

 

今シーズン、ウォリアー達はより多くの問題を克服した。

グリーンとデュラントの口論を乗り越えた。

カリー(左鼠径部の痛みで11試合)とグリーン(右足親指負傷で13試合)の長期の怪我を吸収した。

彼らは若くて一貫性に欠けるベンチ陣の学習曲線を乗り越えた。

デュラント不在でのプレーオフゲーム5試合に勝利した。

 

試練に直面したときがウォリアーズの最高の状態にあるのか?

 

”その性質が良いのか悪いのかは僕にはわからない。

おそらく両方の面があるね。”

とボーガットは言った。

”僕らは、NBAファイナルの第1戦に集中したかった。

僕らがパンチする前に、パンチされることが必要だったのかもしれない。

僕たちはたいてい、最後には上手くやり終える。

上手く行けば、僕たちがそれをし続けられるといいね。”

 

ウォリアーズの実績に基づけば、そうするかもしれない。
 
”僕たちはすべてを団結して乗り越えてきた。”
とカリーは以前述べていた。
”お互いに本当に強い信頼関係と絆があるんだ。
だからプレイヤーはスタッフを信頼し、コーチもプレイヤーを信頼する。
プレイヤー同士も信頼している。
誰かを名指しで非難することはない。”
 
代わりに、問題を解決する必要がある。
もはやウォリアーズに健康なオールスターズがいなくても、まだ彼らの強いチャンピオンシップ・ファブリックを持っている。
まだそれは壊れていない。
 

】(情報元:Warriors 109, Toronto 104: How Warriors stole Game 2 despite influx of injuries)

 

第2戦の日、マイケル・ジョーダンに抱き着くステフの絵が出たのですが...

高熱でもプレーオフを戦い抜いたジョーダンを思い出させるステフの活躍だったからなのかな...MJが見守ってくれているかのようだった。

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ケビン・デュラントはまだ復帰が決まらないし、ケボン・ルーニーは全休。

クレイ・トンプソンの左ハムストリングは、断裂のリスクを持っている。

アンドレ・イグダーラも本調子ではない。

他にも公表されていないマイナーな怪我はある。

デマーカス・カズンズも復帰したてで、まだコンディショニングが必要だし。

プレーオフ先発に失敗したデイミアン・ジョーンズの起用はリスクあるし。

 

足りない!

圧倒的にメンバーが足りない!

 

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アルフォンゾ(Zo)よ、デマーカス(DMC)よ...頼んだ!

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フライが来ていたんですねぇ...

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ここまで読んでくださりありがとうございます!

楽しく詳しいNBAブログを目指しております!

NBAを語る英語がなかなか上手に訳せないけど、”愛情”持って頑張ります!

NBAやバスケットボールに興味のない方にも知ってもらえたら・・・

そして、ステフ達を大好きになってもらえたら嬉しいです!

略語や専門用語などをできるだけ補完してお届けします。

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