こんばんは。寝苦しい夜の程度が弱くなって来たな、と思うキャサリンです。
皆様の住む街では虫の音はまだ聞こえませんか?
うちの窓には時々ヤモリが来てたのに最近見なくなりました。涼しくなってきたからかなぁ。。。
ウォリアーズの2016-17シーズンのロスターが大きく変わり、そのプレイスタイルやローテーションが心配される中、センターがどうなの?っていう不安も多いのではないでしょうか。
この週末観た過去の試合、2013年のGSW対LACとのプレイオフで敗れた試合からも、昔からリバウンド、取れなかったのね、ウォリアーズって。。。って思います。
デアンドレ・ジョーダン、若い時からペイント内を守っていて、素敵だわぁ・・・と感動してしまいました。
さてさて、
DALへ移籍したボーガットの代わりにウォリアーズのセンター、もしかして先発するかもしれないザザ・パチュリア。誰だよ、この人~って思いましたよ、私も・・・(笑)
そもそもGSW以外の好きな選手はほとんどガードだしな・・・センターはDJくらいしか(笑)
ですので、NBA観戦歴の浅い私にはザザさんの情報が手元に全然ありません。
ザザさんのことをじっくり分析している記事が目に留まったので読んでみました。
”ザザ・パチュリア:彼はウォリアーズに何をもたらすか?”
(Zaza Pachulia: What does he bring to the Warriors?)(2016/9/1)
-ファンはスター揃いのウォリアーズのロスター(登録選手)にベテラン・ビッグマンにどんなプレイを期待すべきだろうか?-
【昨年の今頃、ザザ・パチュリアは彼自身のハイライトフィルムを添えたビデオを添付してダーク・ノビツキーに電子メールを送っていた。
パチュリアはそのころ、ダラスにトレードされ、ダラスの大部分の選手はおそらく彼のゲームを良く知っていなかったのだということを突如実感したのだ。
彼は、彼らがトレーニングキャンプを始める前に彼がどんなことが出来るかを観てほしかった。
彼は、このハイライトを含むビデオを選手全員に送ることが最良の方法であると考えた。
だから、彼の仲間が彼を知らないなら、全てのウォリアーズファンがパチュリアについてもそれほど知らなくても仕方がないと言うことはもちろんである。
ザザ・パチュリアは、トリビシ (旧グルジア、今のジョージア国の首都)出身の13年(32歳)のベテランセンターである。
ザザは、昨シーズンのオールスターゲームにほぼ手が届きそうだった(ウェスタンカンファレンスのフロントコート部門での得票では、14位のダーク・ノビツキーを上回って8位だった)にも関わらず、彼のキャリアの多く目立たないようにする傾向にあった。
我々の予想を導くのを手助けするために、私(この記事の筆者)は彼のゲームからより詳細な観察をして、ウォリアーズのスターだらけのロスターに何をもたらすのかを正確に解明しようと思う:
『リバウンド』:
まずはリバウンドから始めよう、なぜなら、パチュリアのボックススコアで本当に際立っている要素の一つだからである。彼は、特にリバウンド、ペイント内で非常にフィジカルな存在であることが知られている。
2013年、パチュリアはミルウォーキー・バックスで、1ゲームで18のオフェンスリバウンドというフランチャイズレコード(球団新記録)を達成した。
これは彼にとってはよくあることではないかもしれないが、彼のダラスでの昨シーズンでは、1ゲーム平均9.4リバウンドで、リーグで14位だった。
1ゲーム30分に満たない出場時間で少なくとも9リバウンド平均しているプレイヤーでは、ハッサン・ホワイトサイド(MIA)、ジュリア・スランドル(LAL)、トリスタン・トンプソン(CLE)、ヨナス・バランチュナス(TOR)などが名を連ねる。
さらにまた、パチュリアのリーグでのオフェンスリバウンドはリーグ4位で-比較すると、ウォリアーズが昨季奮闘したアリーナにいた、アンドリュー・ボーガットはオフェンスリバウンドは45位(ドレイモンド・グリーンとタイ)に終わっている。
パチュリアは、オフェンシブ・ボード争いを奪い取るには、リーグにおいて最高のセンターの一人でもあったのだ。NBA.comのオフェンス・リバウンドのスタッツをみると、リーグの先発センターすべてのうち、OREB%では8位だった。
パチュリアは、通常、彼のチームメイトがコートのどこにいるかを把握しているようにみえるインテリジェント・プレイヤーだ。
彼は、体を使って敵をボックスアウトする方法を知っているし、若干の疑わしい戦術を展開することを恐れない。その感覚では、元ウォリアーズのアンドリュー・ボーガットと似ている。
しかし、ボーガットとパチュリアの大きな違いはパチュリアの粘り強さにある。
リバウンドやルーズボールを追うときは、彼はどんな邪魔者でも引き裂こうとするし、決してプレイをやめない。
↓若干の例を探すと・・・次のVTRをチェックして欲しい。
パチュリアは、位置取りを争い、彼のリバウンド能力を明らかにしている、これは高いバスケットボールIQと強烈な努力の賜物なのだ。
パチュリアの元チームメイトはビッグマンの解読できない意識の高さについて話した。
デビン・ハリス (DALのポイントガード) は、かつてロッキー(映画の主人公)と比較し次のように述べた。
”彼がロッカールームに戻ってくるたびに血まみれになっているのをみていた。
彼はコートに良く跳び込む。それが本当にチームによくフィットしていることで、彼が僕たちにみせてくれる根性なんだ。”
『ディフェンス』:
彼のゲームのどんな部分でも、ディフェンスに関しては、パチュリアの頑丈な体幹と強さに信頼が厚い。
彼は、NBAを支配する多くのアスリートについていくためのスピードや運動量を持ち合わせていない。
しばしば速いポスト・プレイヤーに対して不意打ちを食らわされることがあり、パチュリアはウォリアーズのディフェンスにおいては間違いなくダウングレード要因となる。
昨シーズン(2015-16)プレイオフでプレイした他のセンタープレイヤーと比較すると、DFG%(フィールドゴール防御率)は以下のようになる。選手がリムを守っている時にショットを打たれたときの成功率で、このDFGは数値が小さいほどディフェンス力が高いというものだ。
アンドリュー・ボーガット(GSW):43.2(レギュラー)、41.2(プレイオフ)、
ザザ・パチュリア(DAL):47.9(レギュラー)、58.6(プレイオフ)、
ドワイト・ハワード(HOU):47.6(レギュラー)、56.1(プレイオフ)、
スチーブン・アダムス(OKC):42(レビュラー)、49.8(プレイオフ)、
アンドレ・ドラモンド:50(レビュラー)、35(プレイオフ)、
デアンドレ・ジョーダン(LAC):43.4(レギュラー)、41(プレイオフ)。
パチュリアのDFG%はよくない、そして彼はアンドリュー・ボーガットのような本物のリムプロテクターではない。しかし彼にはショットを変化させる能力は明らかにある。
これはパチュリアが悪いディフェンダーであることを意味するのか。
いや、明らかなことは、ボーガットはリーグのセンターポジションで最高のディフェンだの一人であるということだ。
しかし、代理を務めているプレイヤーほどよくないことと、実際に良くないこととの違いがある。
ディフェンスでは、パチュリアは垂直を維持し、ドレイバーの正面で体を受け、ファールを避けるというよい仕事をする。
彼は、ディフェンスの位置取りを理解しているし、彼のサイズとスピードの不足にも関わらず、ショットを競い、ドライビングレーンをカットオフするのに十分なリカバーをすることができる。
ベテランであるパチュリアは機転を利かせ、強引なプレイヤに対して、バランスを崩しショットのターンオーバーをトリックすることができる。
彼はロックダウン・ディフェンダーではないが、彼のプレイ論理はそうなろうとするのを決してやめないことに意味があるのだ。
『オフェンス』:
バスケットボールをスコアすることになると、パチュリアは、雨を降らすようなオフェンスのオールスターレベルのプレイヤーからは程遠く、霧雨程度だ。
また、運動量は欠如しているために、パチュリアは知的な原理でのプレイやベテランのずる賢さに頼らなければならない。
フットワークはよい、そして得点するためにチャンスを作るには多くのフェイクを使う。
彼はポストでディフェンダーの周囲を回り、体を使ってボールを守るのがうまくなった。
かれはまた、バスケットから10フィート内で半分くらいの確率でジャンプショットを決める。
前ウォリアーズのアンドリュー・ボーガットはパチュリアよりもディフェンス能力があった、オフェンスでは、多くのレパートリーで動けるパチュリアに軍配があがる。
そして少なくとも、パチュリアはフリースローを77%未満で決められるという事実で、ウォリアーズのファンを安心させるであろう。
しかしながら、オフェンス効率が下がったということはパチュリアには失望させられる。
パチュリアのフィールドゴール成功率はPachulia Shot Chart に示したようにリーグ平均を下回る。
彼の効率が低い状態でも、ステフィン・カリー、ケビン・デュラント、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン達とプレイすることで彼の効率が上がる可能性はある。
敵のディフェンスが他の4人の選手(ウォリアーズのボール回しの良さ位に注目すれば)を守ろうとしている間にパチュリアがワイド・オープンでショットを打つという場面はあるだろう。
彼は当然、このチームのためのエリート・フィニッシャーである必要はない。
あまり気が付かれないパチュリアのオフェンスの一部が、スクリーンをセットする能力がある。
彼はボールを持っている選手に対してまさに正しい角度(≒直角)に、申し分のないタイミンブで行うことができる。
ボーガットに非常に似ている。彼はスクリーンの役割で、自分の周囲にどのくらいディフェンスを引き付けておくべきかをよくわかっていてる。
パチュリアがスクリーンをセットするときは、それが重要なときにそうする。
これは、スクリーンやシューターとのフィーリングを考慮した場合に、ボーガットの後釜に座るパチュリアの能力について懸念を抱いているウォリアーズのファンにとって素晴らしいことだ。
私(この記事の筆者)が調べたいパチュリアのオフェンス面での最後の要素は、彼のパスの能力だ。
ボーガットはチームメイトに好機をクリエイトすることに優れていた。しかし、パチュリアもまた、素晴らしいパスの出せるセンターだ。しかし、彼は過小評価されている。
リーグでセンターの先発選手で昨シーズンのアシストを比較した場合、ボーガットは2位タイだったが、パチュリアは少し遅れて5位タイだった。
ボーガットは試合平均5.6アシスト、パチュリアは4.3だが、ターンオーバー数合計はボーガット45に対してパチュリアは25と低い傾向にある。
パチュリアの無私無欲(感情がなく欲がないこと)は、ボールムーブを重要しするウォリアーズにとって鍵になるだろう。パチュリアのチーム優先主義について、かつてノビツキーはこう言った。
”彼は文字通り、他の誰かがスコアする時により激しく私の胸に衝突する。”
それはパスのこととなると、彼は少し派手であることを恐れない。
この点で、まだパチュリアの価値を納得していないのなら、Kelly Scaletta of todaysfastbreak.comで最近評価しているプレイヤーのインパクトスタッツを紹介しておく。
100ポゼッションあたりのリアル・プラスマイナスをRPMとする。この数値が高いほどゲームに影響を与えているという意味になる。
面白いことにパチュリアは、ハイ・インパクト、ハイ・プロダクションなプレイヤーであることが分かった。
彼のインパクト-to-プロダクションは、トリスタン・トンプソンやハッサン・ホワイトサイド、サージ・イバカ、デリック・フェイバーの数値よりも良かった。
パチュリアがこのロスターに合う方法については、これくらいだ。
しかし、パチュリアは役に立つプレイヤーでボーガットに勝る利点を持っている。
スコットランドの古いことわざにこんなものがある:
"An auld dug snaks siccar" ("An old dog's bite holds fast").
歳をとった犬の噛み後は色あせない。
とりわけ、経験は我々を恐るべきようにする。
年月を経た犬は粘り強い。
】(情報元:Zaza Pachulia: What does he bring to the Warrior s?)(2016/9/1)
ん~~・・・どうなんでしょう。。。
リバウンドをとれるのはいいですが、ブロック数とかの話が出てこなかったのは不安が残ります。。。
ボーガットがたまにステフに出すパスなどは絶妙だったので、夏のトレーニングキャンプの短い時間でそういうコンビネーションプレイが習得できるかも不安だ・・・。
この記事(ウォリアーズのセンターにザザ・パチューリアが正式契約 )で書いたけど、血の気が粗いのは心配です・・・。この記事に埋め込んだウェストとパチュリアのにらみ合いのシーンは大きな心配の種になっています。。。パチュリアのWikiにも”ケビン・ガーネットさんに睨みつけた”という一場面が書かれておりますし。。。
うちにはドレイモンドという暴れん坊がおりますので(汗)、それを年配の兄貴たち(特にリアンドロ・バルボサは大きな役割だった)が怒りを抑えるべく傍で止めてくれる必要があるのです。
ろくに働きもせずにリムしたの小競り合いで怒りをあらわにするバレジャオみたいない選手は増えてほしくないんですよね。。。(ちょっと辛口?)
カーHCやウォリアーズコーチ陣が何を目的としてザザを採ったのかということが知りたいですよね。
ただ、”ビッグマンのセンタープレイヤー”が欲しい。ということではファンとしては納得いかない。
お金なかったし、しかたないかぁ・・・と言われないようにウォリアーズに機能するようにトレーニングキャンプで作り上げてほしい、と強く思うキャサリンでした。。。
開幕戦まであと43日。。。
それではまた。
![Zaza_400x400.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20160713/16/caco34/da/99/j/t02200220_0384038413696424244.jpg?caw=800)