一條です。文字だけです。
はい、すいません。
こないだの続き
さて、デビュー出来たのはいいが、
もっと恐ろしい事が待ってたんです。
当たり前のことなんですが、デビューしたから・・・
お客さんをカットしなければいけないんです。
何言ってんの?? と思うでしょうが、さっきも言ったけど
まだ当時のボクにはカットは出来るけど
カラーが塗れない 「白髪染め」位
パーマも「おばちゃんパーマ」しかかけれない
ブローという仕上げ技術も出来ません!
そんな状態なのに、お客さんをカットしてたのです!
もうね~ 毎日が冷や汗ものですよ・・・
お客さん「 カットとカラーしたいんですけど~ 」
一條「わかりました!どんな感じにします~」 明るい声で
一條心の声(どんなオーダーがくるんだ・・・ 出来るかな~ 怖いよ~)
お客さん「こんな感じにしたいです・・・」
一條心の声(わっから~ん!! どうすればいいんだー)
一條 「なるほど、ちょっとヘアカタログお借りしますね~少々お待ちして下さい!」 もちろん、明るい声で
そして、スタッフルームに先輩呼び出して
先輩 ヘルプミ~ です。
なんとか先輩に教えてもらいながら
席に戻り
一條 「 お待たせしました~ じゃあここはこうで こうしてああして・・・」
そんな感じの毎日でした。
一番怖いのはお客さんでしょうね・・・
(実はそのころからずーっと来てくれてるお客さんもいるんですよ♪)
超下手くそだったはずなのに・・・
本当に申し訳ないと当時のお客さんたちに思うけど
そうやって日々 なりゆきまかせでやっていくしかなかったんです・・・
幸いボクは困ったりしても、あまり顔に出ない という長所があったため
大丈夫でしたが、同期の17人達はそれがつらかったみたいで・・・
一人辞め 二人辞め
1年位経ったときは半分以下になってたと思います。
社長が言ったあの言葉
「カットがいつまでも出来ないから、美容師が楽しくなくなり 辞めちゃうんだー」
というのは、半分正解、半分不正解だったのかもしれません・・・
でも、結果としてボクはまんまと 先輩たちを抜いてスタイリストデビューしたんです♪
たしかに、その当時は地獄だー地獄だー とか言ってたけど、
やっぱり早くデビュー出来たのはすごくよかったと思っています。
結局美容師が好きになってますからね!!
その翌年位には デビューまでの時期が 半年から 1年半位になってたかな~
それでも早いと思いますからやっぱりあの社長はスゴイな…
あの地獄があったから 今のボクがあるんだと・・・
色々な人々に感謝しないといけないな~
と、改めて思いました♪
ありがとうございました。
そんなこんなで 一條のスタイリストデビュー時の話を終わります。
最後まで文字のみ 申し訳ないです。
※そして、本当に記憶が曖昧なのでちょっと違う捉え方や表現をしてしまったかもしれません。それについてはお詫び申し上げます。