これじゃ駄目だ。
これ以上は、もう進まない。
もうこれ以上は弾けない。
と、心底思い。
この先生に
レッスンしていただきたい!
ヨーロッパで学ばれた
今は亡き師匠の
ソロレッスンに憧れていた、私が
受験時代にお世話になって憧れ
入門の扉をたたいたのは
12年前の9月。
門下生が素晴らしくて
果たして私が入門できるのか、、、
子供も小さいしな、、、と
数年は悩み悩み
尻込みをしていました。。。
「弾きたいなら
早く来ればいいのに。」
ホント。そうです。
早く行けばいいのに(笑)。
心から望むことがあるならば
一歩を踏み出すといい。
いつからでも、いい。
大失敗しても
恥をかくだけならば
何とかなるのでね。
The赤っ恥・実体験。
生徒や子供に話すとウケてます。
ホッとした顔をする子もいます。
✾✾✾✾✾
ショパンのバラード2番を
通して弾きました。
、、、緊張し無我夢中でした。
「うん。わかったよ。
あなたの美点と課題。」
1ヶ月後に門下生の発表会があるので
(発表会という名の演奏会)
出てみましょうか。
とのお話に
もう少しレッスンに通って
弾けるようになってから。
と断る私。。。
「弾けるようになってから?
それだと弾けるようになる日は永遠に来ないけど。」
とビシッと言われました。
普段は柔和で可愛らしい師匠の、
このときの鋭い目と表情
声の雰囲気は
今も忘れられないです。
この先生のもとでやってみたい!
の憧れが現実になった瞬間。
でした。
本気度合いを
問われたのかな。。
やりたい人は数多いるから。
しかも、すぐにできない内容。
私の精神的弱点に切り込みつつも
選択肢は委ねて下さった。
自分が弾くのだから。。
「ここでやりたい」と
感じたところでやるがよし。
ここ。
と、私は決めました(◡ ω ◡)
✾✾✾✾✾
赤っ恥体験への道
その2へ。
因みに。
伝えられた壁の年数は
私にとってのもの。
望む内容があったので。
実際に聴いていただき
直にみてもらわないと、難しいよね。
個人レッスン。とはそういうもの。
貴重なことなのです。。。
『風邪は4日で治ります。
これこれこうすれば』
などというものはないのと一緒。
その人にその人によりまする。