先日の調律体験で

ソフトペダルのお話しに。


その1、ソフトペダル

その2、調律と耳

その3、調整は、定期的にしてます

その4、楽器の室内環境と体感の敏感さの連動について

その5、私の調律時の要望の出し方、初心者からの成長。


(気分次第で中途半端にならないよう、

予告(^_^;)。。)


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主催

ピアノ調律「エムパレス」

宮城賢太さん(お名前掲載許可済)



ソフトペダルは、写真の1番左。。。

アップライトは仕組みが違うので、、、
グランドピアノでのお話しです。


体験では、アップライトピアノとグランドピアノのペダルの仕組みの違いも、実際に内部を見せて説明をして下さいました。


「子供向けの講座を企画中」とのことで、今回は意見交換を兼ねたリサーチだったのかな??
と思います。(無料体験)

貴重な、濃い勉強会に参加した感じで
質問も色々できて良かったです。

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よく、ペダルは耳でふむ。と言われますが
本当に耳で踏むわけではない(笑)。
自分の耳で判別できないとふめない。

本当にそうだな、、、。と実感中。
改めて思ったことを、記録として♪


ソフトペダルをふむと、鍵盤が横にずれてハンマーの打弦位置が変わります。


調律師さんにハンマー調整を依頼すると、、、




通常打弦位置のハンマーの中央と、
ソフトを踏んだ時に弦にあたる端とで
「フェルトの硬さを調整」してもらえます。
2本のマレットを手に入れた状態に♪
(マレットとは木琴などのバチ)


左足でマレット持ち替え。
右足で響き調整。
十本の指先で、、、。忙しい!!
ピアノって楽しい♡


意図的に使いこなせれば。
ちょっと、夏のブラームスデュオでやってみたいことが出てきてしまいました♪


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フェルト部分を実際に触らせてもらいました。。。本当に微妙な差ですが、指先に神経を集中させて触るとわかります。


「音色の変化」のイメージを、
弾く側が自分なりの言葉で伝えると
調整して下さる。ということ。


では、、こんなフェルト(中央)と、
こんなフェルト(ソフト側)で、、
いかがですか(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)


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調律師さんのお話しでハッキリ表現されていらしたことは
「ソフトペダルを踏んでも変わらない。という方がいらっしゃいますが、調整不足、の一言につきます。」ということ。
(調整の重要さを知らずやっていないピアノがある。とのこと。)
 

調律だけでなく。
ペダル、ハンマーの調整を
その楽器のBESTに持ってゆく。
個人の楽器は依頼者の意向に。
ホールでは時間制限と手を出してよい範囲との戦いに。


国際コンクールなどで
ピアニストが自分専属の調律師さんを連れてゆく意味がよくわかります。
「F1レーサーとマシンのチームとのタッグと一緒ですね!」と思わず言葉に出していました。

超絶に研ぎ澄まされた耳の持ち主達。
微妙な変化を逃さないタッグ。

生で聴きたい!!
ワクワクします。

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その1〜その5でも
ブログ等の公の場では出しませんが
業界の深いお話しも。。。

技術者育成。
独り立ち(一人前になる)へのこと。
人が育つには。など
個人起業の根本的に必要な資質や覚悟的なお話しにも触れられて。


各職種、楽しみもあれば
色々な悩みも尽きないことは
皆、共通。。です。


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「楽器は部屋の響き込み。」
どこかでよく聞くセリフだゾ♪


室内楽で、弦のプロの先生方が
ピアノの人は、楽器を鳴らすことに無頓着。とおっしゃる真意が、、、。

私も、初期の自分を思い出すとお恥ずかしい限り。


これについては、またまた今度。



今週は大人生徒のレッスンと、
自分の練習(笑)に集中するため、、、
週明けまで、書き物はお休み♪