Cachette〜隠れ家〜


日々ピアノを弾いている。

子供の頃の自分が想像していた未来は

こんなに毎日ピアノを弾いていなかった、、、。



未来は予測不能。



毎日、人が訪ねて来ては一緒にピアノを弾き、音楽を共有する。

ピアノレッスン、ピアノ教室といえばその通りなのだけれど。



自分の中では、隠れ家的な気持ちでやっている。

隠れ家の扉を開ける鍵は、

clé de sol  ト音記号。




ひっそりとやって来ては

音楽に没頭し、

共に遊び、

作曲家に思いを馳せ、

時に、自分の心を語る。


隠れ家にやって来て

何かを感じ

日常に戻る。



「昔、行っていたあの場所、、どこにあったかな?」


記憶の深くに印象として存在し

思い出は幻想のようで

自分を支える小さな核の一つになる。



そんな場所でありたいです。