今日、っていうかもう昨夜、池袋で芝居を観てきました。
芝居小屋という表現が正しいか分からないけれど、大規模な演劇ではなくとても濃密な感じのやつを。
キッカケは好きな役者さんが出演するし、場所もとても行きやすかったということで。
初日の一回目で、明日からも公演が続く作品なのでネタバレみたいなものは伏せますが、色々と考えるお芝居でした。
私が観てきた作品は日本で初演のお芝居ではないのですが、私自身は今日までその物語を知らず。
事前にストーリーが公開されることもなく、来て観て受け止めてほしいという感じだったので、まったく内容もしらずどんな方向性なのかも知らず、頭に「?」をいっぱい浮かべながら開演を待ちました。
このお芝居のポスターも、それだけを見て何かが分かる、というものではなかった、でも!なんか魅力的。
ポスターからはとっても「簡潔」というか、サッパリとシンプルな印象を受けていましたが、ふたを開けてみたらとんでもなかった。
…といっても、作品の中でのキーワードみたいなものは全体を通しても一本大きな筋があって、確かに簡潔でスムーズなものでした(と思う)。
が。
始めは喜劇のような印象を受けたけれど、実際は全然そうじゃなくて。
思わぬところで思わぬ考え事をしてしまった感じ。
しかもそれが一つの事ではなくて、一つの所から色んなテーマというか物事というか、が派生する。
そして、それは今までだれもが体験をしたことのある事柄の中から生まれた問題。
劇の序盤辺りで、まずひとつかなりショックを受け、その後も自分が今まで当たり前のように触れてきたことの中から一つ問題が生まれ。
劇をみている間は、繰りひろげられ、語られる沢山のことに「あがががが!」と…。
あががががってなんだよwって感じですが、実際私の心のなかはそんな感じでした。
そして、次々と生まれる沢山の事柄に、頭の中が正直パニック、というか、メビウスの輪のような、イタチゴッコな思考回路にどんどんシフト。
観劇し終わったとき心の中で「うわぁ…」ってなりました。
大したネタバレにはならないと思うので、とりあえず設定だけは言ってしまおうか。
とある学校の卒業式当日の朝、という設定。
話は物語の本題と若干ズレてしまうけど、まず、軽く頭をぱーんっ、ってされた事、それは校長先生がいったセリフ。
実際の台詞はうろ覚えなのですが、「校長の祝辞を卒業する生徒のなかで何人が心にとめてくれるのだろう」といった場面。
その校長が、女性教師に対し「卒業式での校長の言葉の中で、なにか覚えていることはありますか?」と投げかける。
それを聞いて私も卒業式のこと思い出してみたけど、覚えている校長の祝辞の言葉は、私の中に一つもないことに気づかされた。
まずそこで「あがが…」ってなりましたね。
思わず、母校の校長先生に「ごめんなさい」って頭を下げたくなって、出来ればもう一度あの時の祝辞を言ってもらえないかな?なーんて。
まぁ、その後は本来のテーマを軸に話は進んでいくわけですが、進めば進むほど脳ミソが迷宮入り…。
多分、このお芝居を見なかったら、一生考えることはなかっただろうな、っていう出来事で、今日お芝居観に行って良かったな、って思います。
色々考えることは生まれましたが、とても楽しみました。
超至近距離で役者さんのお芝居をみるのは、なんというかとっても「アツク」なりますね。
今日のお芝居じたいが結構アツイ感じなので余計にそう思ったけど、ものっすごいエネルギーを感じる舞台でした。
機会があったらまた見に行きたいな。
そして、あの感じだと初日の今日と楽日では、同じ内容でもきっと違う印象を受けるのだろうな、と思ったり。
ちょっと行きたいかも…(笑)。
そんなワケで、とっても楽しい時間を過ごしてまいりました。
ちなみに観てきた作品はコレ、
【スケアクロウズ「歌わせたい男たち」】
画像クリックするとスケアクロウズ公式サイトに飛びます。
ご興味があればぜひ行ってみてくだされー。
ふぅ、今日は結構頑張って日記かいたな。
うむ。
芝居小屋という表現が正しいか分からないけれど、大規模な演劇ではなくとても濃密な感じのやつを。
キッカケは好きな役者さんが出演するし、場所もとても行きやすかったということで。
初日の一回目で、明日からも公演が続く作品なのでネタバレみたいなものは伏せますが、色々と考えるお芝居でした。
私が観てきた作品は日本で初演のお芝居ではないのですが、私自身は今日までその物語を知らず。
事前にストーリーが公開されることもなく、来て観て受け止めてほしいという感じだったので、まったく内容もしらずどんな方向性なのかも知らず、頭に「?」をいっぱい浮かべながら開演を待ちました。
このお芝居のポスターも、それだけを見て何かが分かる、というものではなかった、でも!なんか魅力的。
ポスターからはとっても「簡潔」というか、サッパリとシンプルな印象を受けていましたが、ふたを開けてみたらとんでもなかった。
…といっても、作品の中でのキーワードみたいなものは全体を通しても一本大きな筋があって、確かに簡潔でスムーズなものでした(と思う)。
が。
始めは喜劇のような印象を受けたけれど、実際は全然そうじゃなくて。
思わぬところで思わぬ考え事をしてしまった感じ。
しかもそれが一つの事ではなくて、一つの所から色んなテーマというか物事というか、が派生する。
そして、それは今までだれもが体験をしたことのある事柄の中から生まれた問題。
劇の序盤辺りで、まずひとつかなりショックを受け、その後も自分が今まで当たり前のように触れてきたことの中から一つ問題が生まれ。
劇をみている間は、繰りひろげられ、語られる沢山のことに「あがががが!」と…。
あががががってなんだよwって感じですが、実際私の心のなかはそんな感じでした。
そして、次々と生まれる沢山の事柄に、頭の中が正直パニック、というか、メビウスの輪のような、イタチゴッコな思考回路にどんどんシフト。
観劇し終わったとき心の中で「うわぁ…」ってなりました。
大したネタバレにはならないと思うので、とりあえず設定だけは言ってしまおうか。
とある学校の卒業式当日の朝、という設定。
話は物語の本題と若干ズレてしまうけど、まず、軽く頭をぱーんっ、ってされた事、それは校長先生がいったセリフ。
実際の台詞はうろ覚えなのですが、「校長の祝辞を卒業する生徒のなかで何人が心にとめてくれるのだろう」といった場面。
その校長が、女性教師に対し「卒業式での校長の言葉の中で、なにか覚えていることはありますか?」と投げかける。
それを聞いて私も卒業式のこと思い出してみたけど、覚えている校長の祝辞の言葉は、私の中に一つもないことに気づかされた。
まずそこで「あがが…」ってなりましたね。
思わず、母校の校長先生に「ごめんなさい」って頭を下げたくなって、出来ればもう一度あの時の祝辞を言ってもらえないかな?なーんて。
まぁ、その後は本来のテーマを軸に話は進んでいくわけですが、進めば進むほど脳ミソが迷宮入り…。
多分、このお芝居を見なかったら、一生考えることはなかっただろうな、っていう出来事で、今日お芝居観に行って良かったな、って思います。
色々考えることは生まれましたが、とても楽しみました。
超至近距離で役者さんのお芝居をみるのは、なんというかとっても「アツク」なりますね。
今日のお芝居じたいが結構アツイ感じなので余計にそう思ったけど、ものっすごいエネルギーを感じる舞台でした。
機会があったらまた見に行きたいな。
そして、あの感じだと初日の今日と楽日では、同じ内容でもきっと違う印象を受けるのだろうな、と思ったり。
ちょっと行きたいかも…(笑)。
そんなワケで、とっても楽しい時間を過ごしてまいりました。
ちなみに観てきた作品はコレ、
【スケアクロウズ「歌わせたい男たち」】
画像クリックするとスケアクロウズ公式サイトに飛びます。
ご興味があればぜひ行ってみてくだされー。
ふぅ、今日は結構頑張って日記かいたな。
うむ。