…といっても、未来に向かってのことではなく、眠っているときの話。
昔から、酷く現実的な、とてもリアルな夢を見る。
それが現実となることもかなり多い。
普段、眠っていたみる夢と、「質」が違うといえばいいのか、なんなのか。
とにかく、自分にとっていつものとはまったく違う「質量」をもつのがその夢の特徴。
おかしな話、と思われるかもしれないけれど、実際そうなのだから仕方がない。
初めてリアルに夢を見て、それが現実となったのは、祖父の葬式だった。
夢に見たまま、そのままが現実になった。
次に起こる出来事が分かる不思議と違和感、そして恐怖。
後味が悪いというか、気分が悪くなる。
だって、その人が元気にしているときからその夢を見始めるから。
祖父の場合は、亡くなる半年前だった。
その後、長く親しくしていた方の夢を見た。
それもやはり葬儀の夢。
眠りについて、しばらくした後、原因不明の酷い吐き気と頭痛に魘された。
身体を動かすことができないほどだった。
そして、夢をみた。
やはり、葬儀の夢を。
そしてその朝、夢に見たその人は、亡くなった。
連絡の電話を受けて愕然とした。
怖かった。
実は、祖父が亡くなった直後も不思議な体験をしたことがある。
まだ葬儀の準備をするという時に、私は突然体調を崩した。
胃が痛くて、吐き気も止まらず、動けない。
身体が言うことを聞かない位、全身がしびれた。
結局、家族からその場は休めと言われ、しばらく眠っていた。
そしてやはり、夢をみた。
はっきりとした色彩。
はっきりとした音声。
リアルな息遣い、そして…体温。
起きたばかりに感じる、そのひとの匂い。
起きて間もなく、その場で見た夢を頭の中でリフレイン。
そのときにみた夢を、すぐさま別の場所にいる家族に電話して連絡した。
…案の定。
夢で訴えかけてきたモノは、その本人の手元にはなく、突然の出来事の中、日々の暮らしの中では当然だった仕様がその場では果たせていなく、誰もがうっかり忘れていた事項だった。
そして、それを伝え、「いつも通り」にしてもらった直後、私の体調と悪化がすっかり良くなった。
しばらく、夢を見るということが怖くなった。
私の見る夢。
良くない事に限って現実になる。
偶然とか、考え過ぎなんてことも思ったけれど、よくよく思い返してみるとそうじゃなかった。
本当に、本当に初めてのそういった夢は、私の父方の祖母のことだった。
自分では良く覚えていないけれど、父の話によればそのときも私が一瞬の高熱を出したらしい。
風邪をひいているわけでもなく、ホントに突然。
そして、その次の日の明け方、祖母は亡くなった。
夢が怖いと思ってからどのくらい経ったろう。
その後も幾度となく、あらゆる人の葬儀夢をみて、その直前には体調を壊すというパターンが続いた。
1度や2度ならず、これが5回・6回も続けば、さすがに落ち込む。
果ては、本当に最悪の出来事となった。
父の夢だ。
その夢をみて、私は泣いた。
またリアルにみてしまったと。
そして間もなく、夢は現実になった。
あれからしばらく、そういった類の夢はみていない。
けれど。
家族や友人、親しいひとに関しての夢はみる。
亡くなるという内容ではないものの、酷く心を揺らされる。
昨日、親友の夢をみた。
本当に珍しく、そして初めてかもしれない。
どうか、親友になにもありませんように。
祈ってもどうにもならないかもしれないけれど。
これが本当にその彼の危険信号であるなら、どうにかしたい…。
なんでもする、自分にできることならば。
失いたくないんだ。
神様がいるならば、何故そんな夢を私に見せるのか。
手遅れになる前の段階の夢を見せてくれたことは進歩なのか?
どうせなら、自分の事を見せてくれたらいいのに。
昔から、酷く現実的な、とてもリアルな夢を見る。
それが現実となることもかなり多い。
普段、眠っていたみる夢と、「質」が違うといえばいいのか、なんなのか。
とにかく、自分にとっていつものとはまったく違う「質量」をもつのがその夢の特徴。
おかしな話、と思われるかもしれないけれど、実際そうなのだから仕方がない。
初めてリアルに夢を見て、それが現実となったのは、祖父の葬式だった。
夢に見たまま、そのままが現実になった。
次に起こる出来事が分かる不思議と違和感、そして恐怖。
後味が悪いというか、気分が悪くなる。
だって、その人が元気にしているときからその夢を見始めるから。
祖父の場合は、亡くなる半年前だった。
その後、長く親しくしていた方の夢を見た。
それもやはり葬儀の夢。
眠りについて、しばらくした後、原因不明の酷い吐き気と頭痛に魘された。
身体を動かすことができないほどだった。
そして、夢をみた。
やはり、葬儀の夢を。
そしてその朝、夢に見たその人は、亡くなった。
連絡の電話を受けて愕然とした。
怖かった。
実は、祖父が亡くなった直後も不思議な体験をしたことがある。
まだ葬儀の準備をするという時に、私は突然体調を崩した。
胃が痛くて、吐き気も止まらず、動けない。
身体が言うことを聞かない位、全身がしびれた。
結局、家族からその場は休めと言われ、しばらく眠っていた。
そしてやはり、夢をみた。
はっきりとした色彩。
はっきりとした音声。
リアルな息遣い、そして…体温。
起きたばかりに感じる、そのひとの匂い。
起きて間もなく、その場で見た夢を頭の中でリフレイン。
そのときにみた夢を、すぐさま別の場所にいる家族に電話して連絡した。
…案の定。
夢で訴えかけてきたモノは、その本人の手元にはなく、突然の出来事の中、日々の暮らしの中では当然だった仕様がその場では果たせていなく、誰もがうっかり忘れていた事項だった。
そして、それを伝え、「いつも通り」にしてもらった直後、私の体調と悪化がすっかり良くなった。
しばらく、夢を見るということが怖くなった。
私の見る夢。
良くない事に限って現実になる。
偶然とか、考え過ぎなんてことも思ったけれど、よくよく思い返してみるとそうじゃなかった。
本当に、本当に初めてのそういった夢は、私の父方の祖母のことだった。
自分では良く覚えていないけれど、父の話によればそのときも私が一瞬の高熱を出したらしい。
風邪をひいているわけでもなく、ホントに突然。
そして、その次の日の明け方、祖母は亡くなった。
夢が怖いと思ってからどのくらい経ったろう。
その後も幾度となく、あらゆる人の葬儀夢をみて、その直前には体調を壊すというパターンが続いた。
1度や2度ならず、これが5回・6回も続けば、さすがに落ち込む。
果ては、本当に最悪の出来事となった。
父の夢だ。
その夢をみて、私は泣いた。
またリアルにみてしまったと。
そして間もなく、夢は現実になった。
あれからしばらく、そういった類の夢はみていない。
けれど。
家族や友人、親しいひとに関しての夢はみる。
亡くなるという内容ではないものの、酷く心を揺らされる。
昨日、親友の夢をみた。
本当に珍しく、そして初めてかもしれない。
どうか、親友になにもありませんように。
祈ってもどうにもならないかもしれないけれど。
これが本当にその彼の危険信号であるなら、どうにかしたい…。
なんでもする、自分にできることならば。
失いたくないんだ。
神様がいるならば、何故そんな夢を私に見せるのか。
手遅れになる前の段階の夢を見せてくれたことは進歩なのか?
どうせなら、自分の事を見せてくれたらいいのに。