幸と不幸は紙一重。
そしてそれを何の前触れもなく同時にやってのけるのが世の中。


そのタイミングを感じるたびに、自らとの因果を考えざるを得なくなる。
昔からずっと。


憤りを感じてもぶつける先はなく、ぶつける事すら考えていない。
仕方がない、押し込むしかない。


噛み砕いて
呑み込んで
いつかの糧に



哀しみは楽しい記憶では薄れない
苦しみも同じく
次にやってくる、先より上回るそれが、以前のそれを薄めるたように感じさせる
根本は途絶えない


記憶の格納先であるフォルダが違う、そう言えば分かりやすいかもしれない。


行き場のないごめんなさいを抱えるこんな日は、必ず、ろくな夢を見ない。
唯一のよりどころに巻かれて、活字に触れながら、覚めてしまった眠気が再びやってくるのを待ちます。
予定の薄い今日でよかった。



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全てを消化するのです、いつもどおりに。