こんにちは![]()
Cache-PAPA代表のBOSSです![]()
先日、ブログにも掲載した「イクメンセミナー
」で、ワークライフバランスの話の中で、育休制度の話も出ていたので、ふと「そういえば、今はパパの育休取得率ってどのくらいなのかな?」と思い、調べてみました![]()
厚生労働省が、昨年度(H22年度)の「雇用均等基本調査」を発表し、
男性の育休取得率は・・・・・・
1.38% (H21年度は1.72%)
減少しています![]()
![]()
国は、2017年までに、男性育休取得率10%を目標にしていますが、正直かなり厳しい数字です![]()
ちなみに、昨年度の女性の育休取得率は、2年連続で減少し、83.7%で、H21年度より1.9ポイント下がり、取得率は調査開始の96年度(49.1%)以降増え続け、08年度は90.6%に達したが、09年度から減少に転じています。
リーマンショックの影響で、特に中小企業が不況のあおりを受けたのが原因といわれています![]()
あれだけ「イクメン」と盛り上げて、育休制度も改正されたのにもかかわらず、です![]()
景気が悪いということも影響しているのでしょうか![]()
しかし一方で、父親の育児支援団体「ファザーリングジャパン
」が独自に行った調査によると、「有休」や「配偶者出産休暇」など、なんらかの制度を使って休んだパパは、46.6%もいたそうです![]()
(実際に、私も、子供が生まれた時は「有休」を使って、会社を休んだ男性の一人です)
<ファザーリングジャパン調査>
★隠れ育休調査に関するニュースリリース(PDF)
http://www.fathering.jp/pdf/kakureikukyu.pdf
★隠れ育休調査の結果詳細(PDF)
http://www.fathering.jp/sankyu/pdf/kakureikukyu2.pdf
つまり、基本的に育休中は無給ですので、有休などを使って、経済的にも苦しくならないように休みをとる男性が多いのでしょう![]()
それはそうですよね。家族を養わなければならない立場では、簡単に無給で休むことは出来ません![]()
(出産が心身ともにどれだけ大変か知っているので、心の叫びは「お金なんか関係ない!!ママと子供のほうが大事だ!!」と思っていますが・・・
)
ですので、国や自治体は、積極的に男性が育休を取れる制度の構築のポジティブアクションを起こしてくれ![]()
ってことです。
ということで、いろいろ調べてみると、県や自治体によって、男性が育休を取りやすい制度を導入しているところもありました![]()
その一例が、鳥取県。
内容:
2011年度、鳥取県では、母親の育児の負担軽減を図るため、男性の育児参加を促進する「とっとりイクメンプロジェクト」を実施しています。男性従業員に対して育児休業を取得させた事業主に対して助成金を支給することとし、助成金の募集を開始しました。助成条件は、常時雇用する男性従業員が、連続5日以上の育児休業を新たに取得し、育児休業終了後に復帰していること。
助成金:
育児休業を5日以上~1ヶ月未満は10万円。1ヶ月以上~2ヶ月未満は20万円。2ヶ月以上~3ヶ月未満は30万円。3ヶ月以上~4ヶ月未満は40万円。4ヶ月以上~6ヶ月未満は50万円。
この制度は、個人支給(自分で国や自治体に申請して受け取る)ではなくて、事業主(会社)に対して助成金を出すというところが「ミソ」←古い??かもしれません![]()
つまり、「会社も、ワークライフバランスなど、会社の体質を変えて、父親も育児に積極的にかかわるような世の中にしましょう。」というメッセージなのです![]()
皆さん、突然ですが、「溺れる赤ん坊のメタファー」という話をご存知ですか![]()
![]()
病児保育の第一人者である「NPO法人フローレンス 」駒崎代表の著書「社会を変えるを仕事にする 」で、私が出逢った話です。
<以下、引用>
社会運動に取り組む者が知っておくべき寓話がある。「溺れる赤ん坊のメタファー」である。
それはこんな話だ。
あなたは旅人だ。旅の途中、川に通りかかると、赤ん坊が溺れているのを発見する。
あなたは急いで川に飛び込み、必死の思いで赤ん坊を助け出し、岸に戻る。
安心してうろろを振り返ると、なんと、赤ん坊がもう一人、川で溺れている。
急いでその赤ん坊も助け出すと、さらに川の向こうで赤ん坊が溺れている。
そのうちあなたは、目の前で溺れている赤ん坊を助け出すことに忙しくなり、川の上流で、一人の男が赤ん坊を次々と川に投げ込んでいることには、またっく気づかない。
これは「問題」と「構造」の関係を示した寓話だ。問題はつねに、それを生み出す構造がある、そして、その構造に着手しなければ、真に社会問題を解決することはできないのだ。
<引用終わり>
要するに、父親が育児にかかわることで言えば、
「赤ん坊を助けること」
→育児に関心を持ち、積極的にかかわる父親を増やすこと
「赤ん坊を川に投げ込むのを止めること」
→男性が育休制度を取りやすい社会や企業にする&ワークライフバランスの実行
ということになります。
「父親が育児に関わることが当たり前の世の中」
を実現するには、
「赤ん坊を助けること」と
「赤ん坊を川に投げ込むのを止めること」
ということを、同時に実行していかなければならないのです![]()
パパ達が育児に関心を持ち、積極的に育児をするように意識改革していく。僕達のようなパパ達や団体が、積極的に育児に関わるパパ達を増やし、父親が育児に関わりやすい地域社会と環境を作っていく。
そして、国や自治体は、父親が育児に積極的にかかわれるように、育休制度をはじめとした各制度の見直しや改革をしていく。企業に働きかけていく。
二つが合わさった時に、
「父親が育児に関わることが当たり前の世の中」
が実現されるでしょう![]()
一緒に頑張ろう!!パパ!!