堺雅人さんのエッセイ「文・堺雅人」を読み終わりました
以前TV誌に連載されていたエッセイを1冊にまとめたものです(当時このエッセイを楽しみに立ち読み
してました)
文章からも人柄がにじみ出てくるような、ふうわりと優しい文体で綴られています
普段から沢山の本を読んでいらっしゃるという堺さん
凄くいろいろなことを知っていらっしゃるし、自分の中にゆるぎないものをもっていらっしゃって決してそれがぶれていないのがわかります
でもそれを読者の私達に押し付けてくるようなことがなくて、読んでいて本当に気持ちがいい
1つ1つのことをとても丁寧に考えていらっしゃる姿勢にも、堺さんの誠実さというのが現れているんじゃないかなと思いました
でもどことなく不思議な感じがしてくるのも、堺さんの魅力だなぁと思いました
文章のリズムが私にはとても合っていて、心地よくてどんどん読み進めていけちゃう
でも、、読み終わりたくないもっとずっとずっと読んでいたいと思わせてくれる、1冊でした
中でも私が好きなのは、「品」と「休」
巻末にある編集者さんとの対談から、エッセイを書くにあたっての堺さんの真摯な姿勢にただただ感動
ますます堺雅人さんが好きになっちゃいました
こういう方を「文才」のある方というんだなぁと読みながらしみじみ
この1冊を読んで、もっともっと堺さんの「文」を読みたいと思いました(そして、機会があったらいろいろな人に読んで!と布教して歩きたくなってますw)
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