GWに入る前に読み終わっていたのですが、こちらに書くタイミングを逃してました

三浦しをんさんのデビュー作品、「格闘する者に○」です
「我輩は女子大生である 内定先はまだない」
ついつい吹き出しちゃうこのフレーズ
これだけでしっかりしをんさんにハートをつかまれちゃいました
ご自身が大学生の時に就職活動をしたときに体験されたことなどを織り交ぜて書かれた小説だそうです
小説の中にもあれ、ここってもしかしてと思う出版社の名前が出てきます
出版社にも会社独自のカラーがあるなぁ~と改めて思ってみたり。。。

読み終わったとき、この小説の主人公が最終的に自分の望む道へ進めたのかどうかが凄く気になりました
主人公の友達や弟のその後も凄く気になるなぁ

「風が~」や「月魚」と比べたらいけませんが、やはりまだ書きなれていないというか初々しさを感じる作品でした

でも先が気になって、気になってどんどん読めてしまうのは「風が~」や「月魚」を読んでいるときと一緒でした

三浦しをんさんの書く文章のリズムがとても自分にはあっている気がします



格闘する者に○ (新潮文庫)/三浦 しをん
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