cinemacafeより・・・人生にくたびれてしまった前科者の伊達秀吉(高橋克典)。自殺を考えるも死にきれないところに、金持ちの少年・篠宮伝助(林遼威)が現れる。人生一発逆転のチャンスと、誘拐を試みるものの、運悪く伝助はヤクザの組長の息子だった! だがやがて、ヤクザと警察に追われる中、秀吉と伝助は不思議な友情で結ばれていく――。
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昨日「誘拐ラプソディー」を見てきました
こちらの映画、捕まってしまった某俳優さんが出演してて、出演部分を全て監督が代役として撮り直したというニュースを見ていたので、ちょっと気になってまして・・・
誘拐・ヤクザ・警察って言葉から連想すると重い内容なのかな?と思っていたのですが、内容は単純明快、すごく気楽にみれました
所々に笑いも散りばめられていて、それもお話の邪魔にはなっていないくて良かったです
ちょっとボヤっとしたところや、現実味がないところ、誘拐されたお母さんの態度などちょっと気になっちゃうところもありますが、最後にはほろりと出来てちょっと心が温かくなる作品だと思いました
高橋克典さんがよれよれの情けない感じの演技が、凄く新鮮で(最近はがっちがちの硬派な役ばかりでしたから)なんとなく犯人なのに親近感が湧いちゃう感じ
誘拐されちゃうヤクザの息子・伝助役の林くんが凄くいいんですよー
くそ生意気ででもかなりおバカな世間知らずのがきんちょを、生き生きと演じていて
きっと林くんが伝助やらなかったら、もしかするとつまらない作品になっていたんじゃないかと思えるくらいいい味をだしていました
物語の最初と最後辺りに出てくる美しい桜の風景が、ちょっと切ない気持ちにさせてくれました
興味本位が先にたって見に行ったのですが、なかなかいい作品だったので試写会当たってよかったなぁと思えました