昨日読み終わった小説 「パレード」
来月に公開される映画「パレード 」(小出恵介さん出演♪)の原作本です
今、書店に並んでいる文庫の表紙が映画のキャストの写真になっていたので思わずお買い上げ
・・・本のジャケット買い(笑)
映画を見る前に読もうと思っていたので、同じ買うなら表紙が素敵な方がいいですよね
読み終わった瞬間「怖い」と思いました
きっと簡単に怖いなんて言葉で表現しちゃいけないんだと思いますが、ボキャ貧な私にはコレしか浮かばなくて・・・
「恐怖」というよりは、「怖い」
1人称の語りで淡々と読み進められるので、お話にグイグイ引き込まれるって感じではないのですが、最終章を読み終わった時の恐さと言ったら。。。
きっと淡々と語られているからこその、「恐さ」というのもあると思うのですが
それまで、ちょっと変わっているかもしれないけどどこにでもいる(1名はどこにでもいないかも)男女4人+1名のルームシェアのお話って感じだったのですが、最終章を読み終わるとどこにでもいると思っていたそのメンバーさえもものすごく異端・・・不気味な存在なんじゃないかと思えて、ますます恐くなりました(アマゾンの感想とかを見ての同じような感想が多くて、ちょっと安心した自分がいましたw)
こちらを読んで、映画がますます楽しみになりました
でも、これが映像になったら・・・めちゃめちゃ怖いだろうなぁ
- パレード (幻冬舎文庫)/吉田 修一
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