燃える氷

燃える氷。
以前このフレーズを聞いた時に強く興味を惹かれました。
それはメタンハイドレートといって白い氷のように見えるのに
水の分子によってメタンガスが閉じ込められていて
氷の状態のまま燃える物質です。
［　メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム　］

氷が燃える。
それだけでも興味深いのですが
この物質が自然界で安定して存在しているのは
永久凍土層の下や遥か深海の下の地層といいます。
しかも大量のメタンガスを内包する性質上
エネルギーポテンシャルが非常に高く
おまけに日本周辺に多くの資源量が見込めそうだという点も魅力的。
いい点ばかりではないでしょうがなんとか問題を解決して
有効利用してほしいと思ってしまいます。
来年の愛知で開催される『愛・地球博』のガスパビリオンでも
紹介されるようです。
［　炎のマジックシアター ガスパビリオン　］

メタンハイドレートは低温や高圧の環境でなければ安定できず
チョット買って燃えるところを見てみよう、というわけにはいきません。
でもコレならば家庭で手軽に『氷が燃える』ようなカンジを
味わうことができます。
［　燃える氷 burnice　］

これはこれでなかなか魅力的♪(*^-^*)