伝えるということ ~83分の出来事~ | カシュカシュククゥ スタッフの知恵袋

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 ◆Jupiler Pro League(ベルギーリーグ)


 Waasland-Beveren×Royal Standard de Liege


 試合は、0-2で川島選手が所属する
Standard(スタンダール)が勝利しました。

 これで、3試合連続の完封。


 2連勝で5位浮上。


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 0-1のStandardリードで迎えた


 "83分"


 川島選手のプレーが遅延行為と見なされ、
警告(イエローカード)を受けました。


 テレビで見ていて、

「これは出さなくてもいいのでは・・・?」

と感じていたところ、

川島選手もレフェリーにアピール。


 しかし、覆ることはもちろんなく試合は再開。


 その後、アディショナルタイムに1点を追加したStandardは、
2-0で勝利。


 3試合連続完封の2連勝で5位浮上にチームメイトは大喜び。


 その傍ら・・・


 川島選手はレフェリーのもとへ。


 この場面、テレビに少しだけ映ったのですが
おそらくレフェリーに"83分"の話と挨拶に行ったのでしょう。


 (いや、表情を見る限り間違いないと思います。)


 本来であれば、「試合に勝ったからもういいや。」となるところ。


 しかし、覆ることがないとわかっていながらも、
レフェリーに自分の意志を伝えに行った川島選手。


 ほんの一瞬だけテレビに映ったシーンでしたが、
私の中では、この試合(後)一番のポイントでした。


 抗議をすることがすべて正しいというわけではありません。


 紳士的ではないと感じる人もいるでしょう。


 しかし、このようにきちんと"伝えられる"ということは、
素晴らしいことだと私は思います。


 皆さんは、どう思いますか?