3月19日。今日はエイバルの練習が見られるということで、アチャバルペ (Atxabalpe) に行ってからエルムア (Ermua) へと移動する。どちらもスペインサッカーを見ていたりスペインのことを割と知っていても、なかなか聞いたことがない所だと思う。

 

 

 

昨日は10時前に寝てしまったので4時ごろなどに2回ほど目が覚めたが、早く起きてもやることはないので結局7時に起床した。

 

僕がカルロス・マルティンにユニフォームをもらう動画が公開され色々通知が来ていたのでその返信をする。顔が全然嬉しくなさそうなのは試合に負けたしどんな顔をすればいいか分からなかったからです()

 

 

 

その後はおそらく自分が寝た直後に発表されたウルグアイ代表のメンバーをチェック。

 

 

 

スアレス、カバーニにはいつ会えるの……泣

 

 

 

軽い朝食を食べる。

 

 

 

パパと一緒の時間だったので、砂糖が控えられたホームメイドのマフィンと牛乳もいただいた。

 

 

 

エイバルの練習場

朝9時半前に宿をチェックアウトしてアチャバルペへ。荷物は置いていっていいとのことで助かります。

 

さてアチャバルペの場所だが、なかなか遠い。車でも有料道路を使って30分かかる。

 

 

 

車は当然ないのでまずは近くの大きな街アラサテ / モンドラゴン (Arrasate/Mondragón) へバスで向かう。DG05Aという番号のバスだ。最後のAが早いバスでDG05Dになるとたくさんのバス停に停まるため遅くなるとパパが教えてくれた。

 

 

 

バス停の電光掲示板にバス到着までの時間が表示されるので助かる。が、初めはDG05Dしかなく今日はAが走っているのか不安にもなった。途中でDG05Aが上に表示されたかと思えば先に来たのはDの方。電光掲示板にそこまで信頼を寄せすぎない方がいい。時刻表は以下の通りになっている。

 

 

 

9時36分ごろにバスに乗り込み30分と少し、10時10分にアラサテに到着した。バス停はこちらで、病院の隣にある。

 

 

 

 

Googleマップだともっと奥(西側)のバス停に停まることになっているが、ここである。iPhoneの地図とMoovitではちゃんと病院に設定されている。パパが「病院がバス停だ」と言っていた時はGoogleを見て「本当か?」と疑っていたが、やはり地元民は強い。エイバルではなくこちらの方出身と言っていただけありますな。

 

 

さて、ここからは歩く。その距離なんと4.5キロ。時間にして1時間。一応バスもあるにはあるのだが、ちょうどいい時間帯のバスがなかった。L3というバスに乗るとアチャバルペ方面に行くことができる。このバスはiPhoneの地図アプリでのみ表示された。

 

 

 

行きも帰りも反対方向のバスとすれ違う運の無さ。

 

アラサテの中心を抜けると歩くのはこの様な道。

 

 

 

道無き道などではないが車と自転車しかほぼ通らない。ただし山に囲まれているものの坂などではなく、平坦な道なので疲れることはない。これもパパが教えてくれた。流石に上り坂だったらタクシーを使っていたと思う(1時間歩くのがそもそもおかしいのは触れないでおく)。

 

 

しかし歩いたからこそ発見できることもある。例えばこの標識。

 

 

 

モンドラゴンの表記にスプレーがかけられている。アラサテがバスク語でモンドラゴンがスペイン語(カステジャーノ)。そういうことだろう。タクシーに乗っていたら通り過ぎてしまう。

 

 

 

途中、人が歩いているなと思ってもガラガルサ (Garagartza) などの集落に住む人の散歩のみ。

 

 

 

アチャバルペ方面は見かけなかった。ただガラガルサまで来てしまえばもう少し。5分ほどで練習場が見える。

 

 

 

さてエイバルの練習日程だが、これまでブログに記載してきたチーム同様に公開されている。

 

 

 

エイバルに来たのはこれが目的というわけではないが、せっかく来たのだから会わないと。マリオ・ソリアーノに。

 

 

ちょうど練習開始時刻11時の5分前くらいに到着した。

 

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警備員に入っていいか聞きたいが誰もいない。仕方ないので少し入ったところの小屋のスタッフに聞くと「入れ入れ」と。これがエイバルの練習場、アチャバルペだ。

 

 

 

やっぱり山の中にある。右に見える段差のところに座ってよさそうだっので真ん中に近づいて練習を見学する。

 

 

 

アトレティコもそうだったが練習時間は1時間とちょっと。どこもこんなもんなのかな。

 

 

練習後はクールダウンが終わるのを待ち、エチェベリア監督とマリオ・ソリアーノと写真を撮った。

 

 

 

ストイチコフ、セルヒオ・レオン、マテウス等、他にも知っている選手はいたが、それぞれバラバラに引き上げていったのでマリオに絞った。アチャバルペにくれば写真もサインも簡単にいける。

 

 

さてやることをやった後は再び歩いてアラサテのバス停まで向かう。1時間のところを45分くらいで歩いた。朝は気持ちが良かったがもう暑くてキツい。

 

 

 

バスはほぼ時間通りに来て14時半前には宿に戻ることができた。

 

 

 

お昼を食べてエルムアへ

引き続き荷物は置いておいていいと言うので、お昼を食べに出る。遠くへ行ってもめんどくさいので近くのバルへ。

 

 

 

 

ケバブとポテトとドリンクのセットを注文した。

 

 

 

この量で7ユーロはお得だ。ケバブの肉がたくさん入っている。下にはレタスとトマトと玉ねぎまでたっぷり詰まっており、味も量も大満足。当たりすぎた。

 

 

昼食後は宿に戻り次の目的地エルムアへと向かう。エイバルとエルムアは隣の街なので電車でもバスでも行けるがバスの時間が良かったのでバスを利用することにした。

 

乗りたい番号のバスが来たので手を挙げると「後ろのバスに乗れ」と合図をされる。「いやその番号のバスに乗りたいんだが……」と思いつつも従って後ろのバスに乗る。しかし「このバスはここまでだよ」と一駅ほどですぐに下される。

 

は?まじでなんなんだ?「エルムア行く」言うたんだけど。バスの運賃もスーツケースを持つ労力も無駄にすることになった。

 

降りたバス停には最初に乗りたかった番号のバスがすぐに来たので手を挙げると今度は乗せてくれた。本当になんだったんだ、最初のバスの運転手は。

 

 

10分と少しバスに乗ればもうすぐにエルムアに到着。

 

 

 

バス停は宿に近いのでとりあえず荷物をおいてゆっくりしよう。なにせアラサテ-アチャバルペの往復で2時間弱歩いたからね。

 

 

休憩しているとウルグアイ代表と今度対戦する、バスク代表の選手が発表された。

 

 

 

 

夜は飲み歩き

さて今夜は19時ごろから飲み歩く。

 

 

そもそもここエルムアに来たのはこちらのバスク語マラソン、コリカ (korrika) に参加するためだ。

 

 

 

 

友人に誘ってもらったのでみんなで決起集会という名の飲み会をする。初めのバルではテレビ中継をしていたが、止まることなく走り続けている様子はYouTubeのライブ配信でも見ることができる。

 

 

 

 

マラソンといってもバトンリレーの様な形で、エルムアの区間を僕らは走るということだ。

 

 

 

 

このブログを翌日の朝に書いているのだが、正直行った店は正確には覚えていない。ビールやら赤ワインやらチャコリやらを飲み続けたので久しぶりに酔っ払ってしまった。

 

 

 

忘れられないタコを再び食べられたり、

 

 

 

ビスカヤ県でアトレティコのファンと出会ったり、

 

 

 

いやーー楽しかった。

 

 

でも本番は明日のコリカ(とその後の飲み会)。宿まで10分ほど歩いて帰ったのでいい酔い覚ましになったが、明日の朝きちんと起きられますように。

 

 

 

 

 

今回かかったお金

バス(アラサテ往復):€ 5.50 (→ ¥ 918)

昼食:€ 7.00 (→ ¥ 1,174)

バス(エルムアへ):€ 3.70 (→ ¥ 618)

飲み:€ ???  (€15.00? → ¥ 2,505)