3月17日。今日はバルセロナ戦。とそれ以外にも大事な試合が盛りだくさん。この週末は絶対に外せないと旅行計画の段階から意気込んでいた。

 

 

 

ゆっくりとした朝

本来はそんな予定ではなかったのだが、今日は9時ごろに優雅に朝ごはんを食べる。

 

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ハンバーガー用に買った食材、卵と野菜、チーズを消費する。なぜなら明日の朝にはマドリードを離れるからだ。今日は一日滞在するが昼夜は作っている暇は無いと思う。

 

 

身支度をしてレガネスに行く前にマドリードで少しお土産を買っておこうかと思ったのだが、目的のお店が日曜日は11時オープンだという。困った。マドリードには帰国時に戻ってくるが空港内だけなので今日明日で買わなければならないのに。

 

まあ開いていないものは仕方ない。うまくリスケし、溜まっている洗濯物をお願いする。めちゃくちゃたくさんなので倍の14ユーロ。これからはエイバル以外ホテル泊なので、ここでまとめてやっておくのがいい判断だと思う。

 

 

いやエイバル……⁉︎

 

 

 

ミランデスと再会

10時半ごろに宿を後にし向かったのは……

 

 

 

そう、今日は再びミランデスの試合を見に行くのだ。だってレガネスで試合やるんだもん。

 

 

今日の試合はこんな感じ。ここから行ける試合を選択しなければならなかった。

 

  • 11:00 J22 Cadete B vs Gakapagar @Majadahonda
  • 14:00 LaLiga2 J31 Leganés vs Mirandés @Estadio Municipal Butarque
  • 16:00 1a Federación J28 B vs RM Castilla  @Cerro del Espino
  • 18:00 J24  Real Madrid vs Juvenil A  @Ciudad Real Madrid
  • 21:00 LaLiga1 J29 vs バルセロナ @メトロポリターノ 

 

 

まずはBもフベニールもデルビなのだが、時間的に両方見ることは不可能。どちらかになる。そしてバルセロナ戦は外せない。その上で考え抜いた結果、ミランデス、フベニールA、トップチームの3試合を見ることに決めたのだ。

 

午前のカデーテBも初めは見に行く予定だった。一度お話をしたホルヘ・ドミンゲスのママにもまた会えるだろうし。しかし、その試合を見に行っていたらレガネス対ミランデスの試合に遅れてしまう。そしてミランデスをホテルから送り出すことは到底不可能。せっかく歓迎していただいて、カルロス・マルティンに「次はユニあげるよ」と言ってもらったのにそれはいかん。カデーテを諦めたのであった。無念。

 

 

話を戻して、ミランデスのチームバスは12時過ぎにホテルを出発しスタジアムへと向かった。

 

 

 

てか今日暑すぎる(また話が逸れる)。半袖が欲しい。20度普通に超えてる。

 

 

 

 

カルロス・マルティンとタチに挨拶をし、選手を送り出した後はバスでスタジアムへと向かう。バス停へ歩いている途中何やら折り紙を体験できそうな施設を見つけた。

 

 

 

 

折り紙って "Papelería" って言うんだ。初めて知った。

 

 

 

バスに乗り込み数分後。途中で乗ってきて僕の前に座った兄ちゃん、洋服のタグを取り忘れていたよ。いやこれもおしゃれなの……?

 

 

30分ほど揺られ最寄りのバス停に到着した。スタジアムに行く前に少し腹を満たす。

 

 

 

 

はい、例のスーパーで惣菜をゲットします。最初は余裕があったのだが担当が1人しかおらず、なかなか列が進まない。振り返ると向かいのカフェにはレガネスサポーターが集まっていたのだが、なんとアトレティコの旗が!

 

 

 

 

列はパーティをやるのか肉やポテトをたくさん買い込む客が前にいたためこれまた時間がかかる。結局食べられたのは13:40。ギリギリだったので蓋付きの写真のみ。

 

 

 

ミニコロッケ4つに豚肉。2分で食べ、45分ごろにレガネスのスタジアム、ブタルケに到着した。

 

 

 

 

 

レガネスは今セグンダの首位を走っており、これまたアトレティコのカンテラーノだったコンデがゴールマウスを守っている。個人的にはなかなか見応えのある試合になりそうだが、ミランデスはなかなか厳しそう。

 

 

 

座席はミランデスのサイトが相変わらずクソなのでレガネスのサイトで購入。アウェイサポーターの近くにした。

 

 

 

さてミランデス2試合目頑張ろーー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。

 

 

いや、レガネスはめちゃくちゃ強いよ。でもさあ、ミランダ・デ・エブロでのウエスカ戦の0-3に続いてこれはもう泣いちゃうよね……

 

 

タチは途中から出てきて頭を怪我してしまうし悲惨だよ。

 

頭に青い包帯を巻いている5番がタチ

 

 

試合後はミランデス公式に取り上げられたこともあり、カルロス・マルティンがユニフォームをくれたが気分は……。

 

もちろんユニフォームは嬉しいよ。カルロス、本当にありがとう。でもねぇ、試合に負けるとねぇ。

 

 

 

 

ただし南米やこちらスペインに来て思うのだが「負けは負け」と割り切り、試合後は楽しそうに話す様子がかなり見られる。日本的な「負けたら静かに悲しそうにしなければいけない」といった風潮はほぼないのではと僕は思っている。

 

 

選手がピッチを後にした後は次の予定(フベニールのデルビが18時キックオフ)があるので退散しようと思ったが、ゲートのところにミランデスのバスが停まっている。ユニを貰った時に「ありがとう」は言えたが、少しテキトーになってしまったと感じたのできちんとお礼を伝えたい。待つことにした。

 

 

後々ちゃんと認識したのだが、待っているところにはアトレティコのレジェンドで今は代理人をやっているアントニオ・ロペスがいた。

 

 

 

なぜならカルロス・マルティンとタチの代理人はアントニオ・ロペスだからだ(サイト:https://www.antoniolopez3.com/)。

 

 

次のデルビに間に合うためにはどうすればいいか検索したりめちゃくちゃ考えていたのと、アントニオ・ロペスのことは当然知ってはいたがはっきりと顔を認識していなかったことにより、写真を撮ってもらう機会を逃してしまった。やってしまった。これしかない。

 

 

 

こんな風にバスの出発まで家族や代理人たちと話しているのだが、日本人的なのか順番を待って話が終わってから最後に少し気持ちを伝えたいと思ってしまい、結局17時ごろになってしまった。少しミスったなあ……。

 

ただちゃんと「ありがとう」と「日本に戻ってもこれからも応援し続けるよ」と伝えられたので良かった。ありがとう、カルロス。

 

 

 

ボルハの時は全部自分で行動してユニフォームを貰ったが、今回はクラブ側がお膳立てしてくれたのでカルロスが僕にユニをくれた。なんだかストーリーを作るためにもらった感が少しあるよね。

 

そんなことを考えながら、夜に少しだけ鼻を近づけるとカルロス・マルティンの匂いがした(本当にごめんなさい🙇‍♂️)。写真を撮ってもらうため隣に立った時のと、完全に一致したんだもん。

 

 

さてさてもう17時と時間がない。Uberを使う以外の選択肢などなかった。とりあえず宿付近まで向かう。

 

 

 

フベニールのデルビ

これはまあ仕方がないのだが、オリーブオイル類をお土産に買わなければならなかった(義務ではないが)ので目的地はこちらのお店に。宿と店は歩いてすぐ。

 

 

 

 

17時20分ごろに着く。急いで物色し急いで購入といきたかったが、これまた前の客が長いこと長いこと。「やっぱこれにしよっかな」じゃないのよ。それなら俺に順番譲ってくれ〜〜(届かぬ思い)。

 

 

宿に40分ごろ着き、大切なユニフォームを置いてアトレティコのグッズを手に取りすぐまた出発する。

 

 

これは判断を間違えたのだが、Uberを呼ばずに近くの通りに出てからタクシーを捕まえれば良かった。Uberを9分ほど待つ時間のロスがきつい。

 

 

Bは終盤の2得点でデルビ勝利!やったー!

 

 

 

 

18時キックオフの試合に20分遅れで到着した。

 

 

 

のだが、チケット売り場は空いておらず、警備に聞いたら売り切れだという。ん??レアル・マドリーTV見たらまだ空席ありそうなんだけどなぁ。

 

僕の後にチケットを持っている人が何人か来たが、当然中に入ることができている。たがチケットを持っていない人は弾かれる。チケットを持っていない男性に少し聞いたら「いつもは無料なんだけど」と。「なんで今日ダメなのか聞いてみてよ」とお願いすると「今日は前半戦のデルビで問題が起きたため、クラブ経由で家族にしかチケットが渡らない」的なことらしい。おれが聞いても答えてくれなかったのに、このセキュリティよー!

 

 

入れなくてもここは中心から遠く、することもない。とりあえずその場で待機していると、先ほどの男性は帰ってしまったが、チケットを持っていない若者2人と選手の親と見られる2人の4人はその場に留まっている。

 

 

少しして何やらセキュリティが中の人と無線で話し始める。お……?

 

展開が変わり「5人、入っていいぞ」と。

 

えーーーいいんですかーーーー!!!

 

 

まじで見たかったので嬉しすぎる。急ぎたいが広くて分からないので、若者について行くことにした。観客席につくと「マドリー側、アトレティコ側どっち?」と聞かれたので当然「アトレティコ」と。アトレティコと答えて「それならダメだ」と断られたらどうしようと一瞬よぎったが、そちらの観客席を案内されただけだった(笑)

 

奥に進むとなんと大久保選手が出てきた。

 

 

 
「出てきた」と書いたのは、僕が入ると同時にここを後にしようとしていたからだ(まだ前半40分だよ⁉︎)。2人で来ており、誰かに写真を頼もうとしていたところに僕が登場。大久保選手ともう1人の写真をレアル・マドリーの施設で僕が撮ってあげるというあまりに奇妙な状況に。
 
Bチームの試合も行かれていたみたいだが、こちらの試合もちょっとしか見ていないんじゃないだろうか。時間的に不可能だもん。

 

 

 

さて試合を見よう。だがアトレティコ側の観客席は大変酷いところに追いやられておりこんな柵越し。

 

 

 

見られるだけマシってやつか。

 

試合開始早々すでに点を決めていたアトレティコだが、僕が見始めて少ししてからイケル・ルケが追加点。2-0で試合を折り返す。近くではベンチ外の選手が試合を見ていたが、すでにアルカラで経験していたので今回は落ち着いている。それに試合中なので当然何もしない。ただマハダオンダにもアルカラにもいたし、なぜか今日ここにもいるので「なんだこいつ」って感じで見られた。

 

 

ハーフタイムにはこの前マハダオンダで仲良くなったサンティ・ルブリコのパパと再会。"hombre!" だってさ。本当に僕が来るとは思っていなかったのだろうw

 

パパはチケットを2枚持っていたが奥さんは来ていないらしく、一枚余っていたそう。サンティがパパに渡す時に一緒にいたので、その時にもらっておけば良かったよ。2枚ならパパとママの分だと思うじゃん!

 

 

後半は点自体は入らないがやはりデルビ、バチバチにやり合う。いい席ではなかったが、デルビを、しかもアウェイで生観戦できたなんで幸せすぎた。

 

 

 

 

アトレティコに来る可能性もあったイケル・ブラボも置いときますかね。

 

 

 

 

フベニールの試合後はトップチームの試合。あと1時間しかない。バルデベバスは不便なのでUberを使うつもりだったのだが、サンティはチームバスで帰るみたいで、パパが車で送ってくれるというではないか!お言葉に甘えます。

 

 

サンティはこれからフィリピン代表に合流してワールドカップ予選を戦う。頑張れ!

 

 

 

 

バルセロナ戦

メトロポリターノに車で向かうのは当然初めて。道は混んでいるが、ルイス・アラゴネス通りを通って行くというのは凄くいい。

 

 

 

トンネルのエンブレムなども気持ちを高めてくれる。

 

 

 

 

旅行で来ていたら車で向かうなんて経験はおそらく普通できないので、それを含めてとてもありがたかった。サンティ、サンティパパまた会おうね!

 

 

さて時刻はもう20時45分。すぐにスタジアムへ入るべきかもしれないが、試合後宿に戻るのは日付が回る頃だし明日はチェックアウトしなければならない。そう、今のうちに夜飯を食べなければならないのだ。ホットドッグを購入して爆速で食う。

 

 

 

 

こんな写真とかツイートしている時間はまだあった。

 

 

座席に着いたのは20:58と、イムノがちょうど流れ始めるころ。間に合ったね。こちらの人ってキックオフ直前にスタジアムインするよな。

 

 

 

今回の座席はバックスタンド中段くらい。流石にこの時はツイートする余裕はなく、ハーフタイムにした。ものすごく見やすい。

 

 

前半の入りはかなり良かったと思うのだが、点が入らない。てかもう振り返るの嫌だ。みんなバルセロナ戦だし見てるでしょ(放棄)。

 

 

 

 

宿には日付が変わる頃に到着し、風呂る。明日は8時ごろ出発なので荷造りをしていたら1時半になった。

 

今日は気分が下がって上がってまた下がる1日でした。

 

 

 

 

 

今回かかったお金

洗濯:€ 14.00 (→ ¥ 2,338)

電車(レガネスへ):€ 1.85 (→ ¥ 306)

バス:€ 1.30 (→ ¥ 217)

昼食:€ 4.17 (→ ¥ 693)

チケット:€ 21.50 (→ ¥ 3,564)

Uber:€ 20.74 (→ ¥ 3,445)

お土産:€ 38.75 (→ ¥ 6,436)

Uber:€ 27.10 (→ ¥ 4,501)
夕食:€ 10.10 (→ ¥ 1,676)

チケット:€ 132.00 (→ ¥ 21,717)