2月26日。たっぷり7時間半睡眠で6時半に目が覚める。今日は試合のチケットを入手しなければならない。

 

 

 

スーパーで買い出し

まずは昨日は日曜日でお休みだったスーパーに行き、食料の買い出しをする。街の中心と反対方向に10分ほど。

 

 

 

スーパーと書いたがホームセンターみたいなもので、基本ここにくればなんでも揃うと思われる。

 

 

 

写真の2人は9時の開店と同時に、シャッターが開いている途中から屈んで乗り込んでいった。

 

朝は残っているパンを食べたので昼食や夕食の惣菜などを探しにきたのだが、まぁ朝早い時間だ。なかなかない。朝用のパンももうなくなってしまうのでクロワッサンと水だけ手に入れた。

 

 

 

試合のチケットは10時に開店するショップで販売されるとのことなので宿に荷物を置いてから再度出かける。

 

隣のバルは7時からと昨日書いたが9時半でも開いていなかった。まぁそりゃそうだよな。

 

 

 

 

ショップでチケットとグッズを購入

ショップには10時前に着いた。まさか並んでいる訳ないよなとは思いつつも少し早めに行ったのだが、やはりその通り並んでいるわけはなかった。

 

 

 

 

どのタイミングで鍵が開いたのかは分からなかったが、10時ぴったしに乗り込む。

 

 

 

フロアは一階のみでこれが全て。ユニフォームやジャージ、その他のグッズが売られている。1番奥にはネーム・背番号を圧着する機械が置かれてあり、注文(自分の名前は無理)できるようだった。

 

 

グッズの前にまずはチケット。スタジアム図が置かれてあり、どの辺か色々とやりとりしながら購入した。ネットでも買えると言っていたが「こんな感じで買えないよ」と画面を見せたら「ああね」とすぐに納得。なんかよくあることなのか?

 

さて、チケットは紙チケットのようだ。

 

 

 

Nombre y apellidosとDNIのところには、まさかのスタッフが手書きで記入。そんなことある?笑

 

値段は月曜日の試合だからであろうか、プロモーションで10€だった。

 

 

 

無事試合が見られることになったので、続いてグッズを購入する。シーズンも半ばとあって、ピンバッジなど売り切れてしまっているものもあった。

 

頼まれていたユニフォームをお願いすると、1時間後にまた取りに来てとのことだったので街に繰り出す。

 

 

購入したグッズを宿に置いてからミランダ・デ・エブロ城を観光する予定だったのだが1時間では厳しいので軽く行ける範囲を散歩して回る。

 

蒸気機関車

 

 

 

 

運転席に昇れるみたいだ。

 

 

 

言わなければ気づかないと思うが、残念なことにこんなところにも犬のうんこがある(写真右下)。ミランダ・デ・エブロに限らずスペインは街中にも結構あるので注意。

 

 

途中よく分からないモニュメントなども見て回るとすぐ11時に。

 

 

 

ユニフォームを回収しに行く。

 

日本に住んでいる僕らはミランダ・デ・エブロに来ないと、ミランデスのグッズはおそらく買えない。2度目の来店で追加のグッズを購入してしまうなどした。

 

頼まれたユニフォームを置いといて自分用に買ったのはこちら。

 

 

 

タオルマフラーにステッカーにキーホルダー。ミランデスには本当にお世話になっているからね。ユニフォームはまぁ高いし……。

 

カルロス・マルティンくれないかなーー()

 

 

 

昼食の時間

午後から天気が悪くなるのでグッズを宿に置いておきたい。帰り際にお昼ご飯を買いに街のスーパーに寄る。

 

 

 

普通のスーパーマーケット。肉売り場にて、肉の部位の名前がスペイン語で書かれているボードを発見した。これは今後も使えそうだ。

 

 

 

このスーパーの懸念点は牛乳が常温で置かれていることだ。

 

 

 

日本で毎日牛乳を飲んでいるので飲みたくなったがこの牛乳は飲みたくない。てかこのスーパーだけなのか?スペインではそうという訳ではないよな?

 

※追記

スペインではどこも基本常温だそうで。たまにボトルに入った冷蔵牛乳が置いてあるところもあるそうです。

 

 

 

安くなっているエンパナーダとトルティージャと100%オレンジジュースを買った。

 

 

 

お昼はエンパナーダとトルティージャを半分。トルティージャはこれ絶対4, 5人分だろうなというデカさなのでだいぶお腹いっぱいになった。

 

 

 

ご飯を食べながらTwitterを見ていると今週末のフベニールの試合のチケットが発売開始されていた。昨日の夜予定を確認し、行くことにしていたので早速購入した。

 

 

 

試合まで時間はあるがそれなりに雨が降っている。そして風もまあまあ強い。ミランダ・デ・エブロ城に行こうと思っていたが宿を出る気が起きない。

 

ミランデスのイムノやチャントでも覚えていくことにした。

 

 

 

 

ミランデス vs ウエスカ

スペインに来て3試合目はミランデス対ウエスカ。この試合がセグンダの試合初観戦となる。天候は雨。気温は5℃。俺の準備は万端なのに、最悪のコンディションだ。

 

 

 

とりあえずキックオフの1時間半前頃に着くように宿を出る。ミランデスのスタジアムはアンドゥーバ。昨日ぶりだ。

 

 

 

ミランダ・デ・エブロ2日目にしてもう地図を見なくても辿り着けるようになった。

 

ミランデスはこんな感じで毎試合の情報をまとめてツイートしてくれている。ここには例のホテルが!

 

 

 

スタジアムに着くとちょうどウエスカのバスが到着することだった。

 

 

 

写真を撮っていたので、というか周りに数人しかいなく、選手が全員バスから降りた後にAragón Televisión(ウエスカはアラゴン州)にインタビューされた。ミランデスのマフラーを付けていたので「なぜ日本人なのにミランデス?(ウエスカには橋本拳人がいるし岡崎もいた)」と。

 

スペイン語で頑張って答えたが生中継っぽかったのでアーカイブには残っていないだろうか。

 

 

ミランデスはすでに到着しているので雨に打たれながらキックオフ1時間前の開場を待つ。途中、屋根があるところへ案内してくれた警備のおじいちゃん、ありがとう。

 

 

凍えるような寒さの中待っていると、ようやく開場した。これがアンドゥーバだ!

 

 

 

写真でもわかると思うがまさに豪雨。

 

 

 

メインの1番前だったのだが、前までしっかりと屋根があってよかった。本当に良かった。

 

写真をいくつか撮って座席に着くと近くのおじいちゃんが話しかけてくれる。ミランダ・デ・エブロに日本人が来るなんて考えられないのだろう。

 

 

そしてその少し後にまさかの出来事が起こった。関係者の札をぶら下げている3, 4人がこちらに向かって歩いてくる。カメラを持った人もいる。

 

「スペイン語話せる?」

「ちょっとね」

「僕らはミランデスのcomunicaciónなんだけど。少しインタビューいい?」

「……。もちろん……」

 

なんとまさかまさかのミランデス公式からインタビューをされることにw

 

 

初めてピンマイクをつけられてインタビューを受ける。優しいスペイン語で話してくれているのはわかるのだが、知らない単語が出てくると結構きつい。どんなふうに公開されるのか楽しみだが、酷いスペイン語なので恥ずかしい気持ちも。

 

また公開されたらここに追記したいが、ここで裏話を少し。初めに一通りインタビューを終えた後、音声をチェックしたら「タオルマフラーでガサガサしてよく聞こえないからもう一回いい?」と最初から全てやり直した。「いや初めにマイクチェックしようぜ」とも思ったがスペイン語が少ししかできない僕にとって、質問事項を一度把握できたのはありがたかった。

 

それから試合前には音楽が大音量で流れているのだが、僕のインタビューをするためだけにスタッフの人が「音楽を止めろ」と音響の人に指示を出していた。そして本当に止まったのだからありがたい。

 

スペイン語を必死に聞き取り、言いたいことをうまく話せるように頭をフル回転させたので、正直緊張はそこまでなかった。街中で人と話すことはあってもこんなに考えて話したことはない。もっともっとスペイン語を話せるようになったら楽しいんだろうな。貴重な体験をさせていただき、スペイン語学習のモチベーションになった。ありがとう、ミランデス。

 

 

 

※追記

もう隠すも何もできないので載せてしまうがこんな感じで公開してくれた。

 

 

 

めちゃくちゃいい写真を撮ってくれた。すごいよ!動画の方は、、、

 

 

 

 

激寒い中、頭をフル回転させて挙動がきもい。目線も。あと緊張はなかったと書いたが、これはさすがに緊張もあるな。言い直しもなかなか分かりずらい。スペイン語しかわからない人にどのくらい伝わっているのか聞いてみたい。

 

動画の後半にカメジョやロロの映像が流れているのは、追加の質問に音声のみで答えたためだろう。

 

 


 

 

 

 

 

さてさて試合だが、内容はさておき0-3で負けてしまった。インタビューで「カルロス・マルティンのハットトリック。3-0でミランデスの勝ち!」と言ったのになんてことだ。豪雨、大敗。ミランダ・デ・エブロに来たのに悲しい。

 

 

 

現地ファンは月曜日開催、豪雨、完敗ということで、今季最悪と言っていた。

 

 

スタジアムの雰囲気としてはなかなか良かった。観客数は2000人ほどだったが、ゴール裏を引退して今はメインで見ていると推測されるおじさんがたくさんいた。チャントをここぞという時に歌ったり、ブーイングもしっかり。メンディソロサのブーイングも凄かったが、ここもなかなかのものだった。

 

 

試合後は雨の中30分歩いて宿に帰る。試合中は雨に濡れることはなかったが、帰りは風もあってもう寒い寒い。即行でシャワーを浴びた。

 

23時を過ぎていたし外に出る気にはならないので昼に買った食料の残りをいただく。

 

 

 

はぁ、残念。おやすみなさい。

 

 

 

 

 

今回かかったお金

食料:€ 3.02 (→ ¥ 504)

チケット:€ 10.00 (→ ¥ 1,668)

お土産(グッズ):€ 25.00 (→ ¥ 4,170)

食料:€ 8.74 (→ ¥ 1,458)