2月24日。朝7時に起きてシャワーから1日を始める。宿を出たのは8時過ぎ。ドミトリーだと荷物を広げて整理できないのがなかなかめんどくさいと感じた。
ビトリア=ガステイスへ
朝8時半にドノスティアのバスターミナルを出発。昨日とは違い今回はalsaを利用した。
今日も天気が悪い。しかも途中の道では雪まで降っていた……
およそ1時間15分ほどでビトリア=ガステイスに到着。
今回もとりあえず宿に荷物だけ預けることに。Centro Histórico地区(旧市街)の坂と石畳、雨と冷たい風で最悪だったが、30分経たないくらいで辿り着いた。
市内を観光
荷物を預け少し説明を聞いたら街へと繰り出す。すると先ほどまでは雨だったのに雪に変わっているではないか。バスクは海側が暖かく山は寒いと聞くが、寒すぎるわ。
バスケチームのと一緒になったアラベスのショップにも入ってみる。
この緑ユニカッコ良すぎるよな。アトレティコのクソ緑とは大違い。
やることもない(まぁ歩いてなんぼ)なので早速アラベスのスタジアム、メンディソロサへ向かってみる。
途中、雨が止んだかと思えばこんなに晴れ模様に。まさに快晴。
20分と少しで到着した。
土曜日の営業時間内であったが、スタジアムのショップと事務所は閉まっていた。試合日は違う営業時間なのかもしれない。
周りをぐるっと回っていると、どうやらバスがスタジアムに入って行く入り口のようなところを見つけた。
近くのスタッフに「ジュリアーノに会えるかなぁ?」と聞いてみると
「いや、むずいだろうね。場合によるけど。勝手に撮るのは出来るだろうけど、一緒に写真とかは無理そうかな」
確かにこんだけ柵が遠かったら無理そう。でも5時ごろ(キックオフは6時半)バスが到着するということは教えてくれた。あと「○○ホテルに泊まってると思うよ」とも。
散歩がてら、さらに遠くのホテルへ向かってみるも選手やバスらしきものは何も見当たらない。ぱーっとみて折り返すと先ほどのスタッフのお兄さんが声をかけてきた。
「すまんすまん、さっき言ったホテルじゃなかったわ。あっちのホテルだわ」と。
「オーケー、オーケー。ありがとう」宿の方向と同じなので、寄って様子を見てからチェックインをすることにした。
昼過ぎに到着すると、ちょうどアラベスのチームジャージを着たスタッフがホテルに入るところだったので話しかけてみる。
「うーんとね、これからみんな散歩に出かけるから会えると思うよ」
わお、さっきと違ってこれはかなりアツい。確かにスタジアム到着時や試合後は難しいかもしれないが、スタッフも教えてくれたしこれならいけそうだ。
ホテル前で少し待っていると教えてくれた通りに散歩に出てきた。
ジュリアーノ😍 pic.twitter.com/Q3xiZGRtBn
— たかりよ (@cachalameti) 2024年2月24日
ジュリアーノ!
拙いスペイン語で話しかけても耳を傾けてくれたナイスガイ。今日の試合期待してます。
(もちろんみんな大好きサム・オモロディオンもいたよ!)
チェックインして再びぶらぶら
宿に戻りチェックインができる時間になっていたので済ませる。
ドミトリーだが今日は人数が少なく、6人部屋を貸切。これはアツい。
部屋にトイレシャワー付きで何もいうことなし。
お腹を満たすため再び街に繰り出すと土曜昼とあって人がたくさん。
美味しそうに酒を飲んでいる人しかいない。昨日と一昨日で金を使いすぎてしまった僕は誘惑に負けず、なんとかバルが並ぶ通りを抜けることに成功。どうせ夜はバルでアトレティコ戦を見るしね。
晴れて映えるようになったビトリアの文字をパシャリし、
いつもお世話になるスーパーCarrefourでエンパナーダを購入した。
2つでわずか3ユーロ。節約できてる。ちなみに朝はバルセロナで買ったパンを頬張ったのでここまでは順調。夜だけ気をつけたい。
アラベス vs マジョルカ
さてさていい時間になったのでスタジアムへと向かう。
もう写真は撮ってもらったが、どんな感じでスタジアム入りするのか見てみたい。教えてもらった5時よりほんの少し早いくらいにアウェイのマジョルカ、ホームのアラベスの順でやってきた。
バス入り待ちの数はそこまでいない。ここにいればいけるかもね。
ゲートが開くのは試合の1時間前、ほぼ先頭くらいでスタジアム入り。座席は1番前のベンチ横で35ユーロほど。
この席はいくらで売られているんだろうかw
試合まではアップを見たり、スクリーンに映し出されるchico達が可愛いので見ていた。中継でもよく見る「ユニフォームちょうだい」のボードを抱えた、僕の近くにいた子がスクリーンに映っているのに気づいていなかったので「映ってるよ!」と声をかけてあげたりもした。
その子は2度も映っていたくらいに観客が最初はいなかったが、キックオフ直前にゾロゾロと人が増えてきた。日本はみんな来るのが早いよね。
我らがサム・オモロディオン。
— たかりよ (@cachalameti) 2024年2月24日
試合が始まると1分もせずにアラベスのGKシベーラがパンチングするのだが、なんとそのボールが僕の座席にピンポイントで来た。左右前後に人がいなかったためもうこれは俺のものだ。
爪痕を残すためにヘディングで返したり胸トラップをしたりすれば良かったのだが、普通に無難に手で跳ね返してしまった。携帯フィルムが少し割れた。
プリメーラの試合でしかも両チームのファンでもない。ビビってしまったというのもあるが、日本で観戦してても一度も来たことがないのにまさかこのタイミングで来るとは思っておらず、正直焦った。次こそはやってやる()
話は変わりこのゴール裏団体はものすごくカッコよかった。昨日のレアルは団体がいなかったと聞いているのでそのせいかもしれないが、昨日今日で見た2試合で判断するならアラベスのファンになっている。
ジュリアーノが目の前でアップしていたのでパシャリ。
試合には出なかったけどね。
自分の隣の席にはどうやらアラベスのカンテラーノだと思われる子たちがいたのだが、近くのボールボーイ(友達)に話しかけたり、お菓子を差し入れしたり、かなりわちゃわちゃしていた。年代はカデーテかインファンティルくらいだと思う。
点を決めた際にはこの盛り上がりよう。
とても現地感を楽しめた。
個人的にはウルグアイも応援しているのでベナビデスが途中出場からゴールを決めたのは結構興奮した。追いつかれて同点になってしまわなければ近くに来てくれたかもしれないなあ。
試合後はユニフォームをねだるchicoたちがたくさんいた。ほんとにたくさん。
自分はそのまま歩いてスタジアムを後にした。
試合後はバルでアトレティコ戦
アルメリア対アトレティコを観戦しに宿の近くへ戻ると21時ごろ。
スタジアムへ向かうときにバルセロナ対ヘタフェの試合を中継していたバルがあったので目星をつけていたのだが、外から覗いてみるとなんとアトレティコ戦はやっていない。
慌てて近くのバルを探す。うろちょろした結果、こちらのバルに入ることに。
試合は少し始まっており、そういうときに限って先制してる。コレアのゴールを見られなかった。
注文したのはハムのトルティージャのボカータ (Bokata) と赤ワイン。
流石にこれだけで2時間いるわけにはいかないのでコーヒー牛乳も追加で注文した。
試合はうーん。みんな見てると思うし、バルで見てる僕よりちゃんと真剣だったと思うので何も言いません。
Finaliza el duelo en Almería con tablas en el marcador. pic.twitter.com/eRGEAcPkpA
— Atlético de Madrid (@Atleti) February 24, 2024
宿へ数分で戻りシャワーを浴びて24時過ぎには眠りについた。
今回かかったお金
バス(ドノスティアから):€ 6.65 (¥ 1,089)
昼食:€ 3.00 (→ ¥ 501)
試合のチケット:€ 36.50 (→ ¥ 6,107)
水:€ 2.00 (→ ¥ 334)
夕食:€ 8.30 (→ ¥ 1,385)