2月23日。バスで寝ていたらいつの間にか日付が変わっていた。
サン・セバスティアンに到着
バルセロナのノルドを出発したバスは、予定より少し早い5時15分にドノスティア(サン・セバスティアン)に到着した。
サン・セバスティアンことドノスティア到着
— たかりよ (@cachalameti) 2024年2月23日
朝5時半 pic.twitter.com/wwD2RwXPe3
夜行バスの感想だが、日本と変わらない。荷物は日本よりも気をつけるようにしたが、乗り心地などはほんとに変わらない。20時間のフライト後、バルセロナを1日満喫した後で疲れていたからというのは十分にあるが、ぐっすりと寝られた。
乗客は初め20人いかない程度だったが途中から乗り降りがあり、それなりの数の人が利用していた。そしてそのほとんどはパンプローナで下車していたようだ。パンプローナには今回は行かないかなぁ。
朝5時半にバスターミナルに着いてもやることはない。バスターミナルにロッカールームはあるが、チェックイン前に荷物を預けられるという今回のドミトリーを信じて向かうことに。外は少し雨が降っている。
10分ほど歩き、ガキどもに "chino" と言われたりしたが無事到着。この時間にうろついてる奴にまともな奴はいねえ。
インターフォンを押すと反応があった!!!そしてチェックイン前まで取り出しはできないが預かってくれるとのこと。そしてシャワーも浴びられると。これは大勝利。
荷物の整理をしシャワーを浴びて6時半過ぎ。今日はJリーグの開幕日。共用部屋で昨日買ったパンを食べながら浦和レッズの応援をする。
開幕戦勝てないよな。。
早朝散歩
朝に着いても店は閉まっているしやることがあまりない。3時さんを呼び出し、散歩する。
初めは雨と風が強かったが、少しすると落ち着いたため海沿いを行く。天気がコロコロ変わるしこの時期は基本悪いらしい。
3, 40分歩いて疲れたので帰りはバス。ここのバスはどうやらクレジットカードのタッチ決済で支払いができるようで、わざわざ切符を買ったり、小銭を用意したりしないで済むのがものすごくいい。
専用のカードを使った方が安くはなるらしいが、今回は数回程度の利用なので作らなかった。
旧市街の方へ戻ると朝10時ごろになっていたので、ぼちぼちお店も空いてきた。朝食を取ることに。
バスクチーズケーキ発祥のお店はまだオープン前だった。
行ったのはここ。
チュロスのお店だがはすでに昨日食べていたため、ここでチーズケーキとコーヒー牛乳をいただく。
結構デカくてお腹に溜まる。ここのはどろっとしていない固い方のやつだった。
昼食の時間まではまだまだなので街を散策し、軽い登山をすることに。
なかなか急な道で足裏が少し痛くなるくらいには疲れたが、お腹を空かせるにはもってこい。それに観光地をピンポイントに行くのではなく、こういうことをしてこそ本当の旅だ。
昨日サグラダ・ファミリアに行っといてなんだが「どこどこに行かなきゃ」なんてのは、あんまりしないようにしたい。
下山した後は地元の図書館で新聞のマッチプレビューなるものを読む(読めない)。
スペイン語ではなく、バスク語。国を跨いでいないのにカタルーニャ語やらバスク語やらですごいよね。
その後は3時さんの語学学校に少しお邪魔したりして過ごした。
念願のシドレリア (Sidrería) を
そしてお昼は今日のメインイベント。サン・セバスティアンに来て体験したかったのはシドレリアだ。
Txotx(チョーチ)という掛け声で樽の前に集まり、グラスで樽から出てくるリンゴ酒を直接キャッチする。
行ったお店はアスティガラガ (Astigarraga) にある、Alorreneaというところ。ググると大体この地域のシドレリアが出てくる。
シドレリアの魅力はリンゴ酒だけではない。
鱈×2に肉。めちゃくちゃ料理が出てくる。鱈のオムレツ (tortilla de bacalao) めっちゃうまい。
シードレリア (Sidrería) 最高です pic.twitter.com/zK0pFd2lv0
— たかりよ (@cachalameti) 2024年2月23日
食べる量にはそれなりに自信がある僕だが、リンゴ酒飲み放題もあってかなり苦しい。屈強なバスク人はなんなく食べてしまうのかと思うと情けない気持ちにすらなる。
地元のおじさんや姉ちゃんなどとワイワイ会話しながら楽しんでいるとあっという間に3時間近く経っていた。
本当に楽しかった。
まじでおすすめしたい。
バルも少し
街へ戻り宿のチェックインを済ませて試合の時間まで再びぶらぶらする。
なんか川でサーフィンしてるんだが(笑)
一応ここまできたのでレアル・ソシエダのショップにも立ち寄ってみる。
日本人がなかなかの人数いる。やはりタケ効果はすごいみたいだ。僕はみんな大好き(?)チュルディンの写真だけ撮って店を出た。
スタジアムへ行くには少し早く、友達の友達がいるというので一緒にバルを巡る。
確か、この2つに入ったと思う。
チャコリと赤ワインにきのこのソテー、蟹味噌のタルトをいただいた。蟹味噌濃厚すぎてえぐい。
腹が死にそうだが、そろそろスタジアムへ。
レアル・ソシエダ vs ビジャレアル
シドレリアに行き、今日はもうやり尽くした感がものすごいが試合も見よう。
スペインに来て最初の試合はアトレティコではなく、レアレ・アレーナ(アノエタ)でのレアル・ソシエダ対ビジャレアル。アルメリアに行くのはちょいと渋かったり、試合日程が決まる前に飛行機を取っていたりしたため、こうなった。
座席はなかなか前の方。周りに日本人がまぁいっぱいいることやら。
— たかりよ (@cachalameti) 2024年2月23日
試合はレアルがなかなかしょうもないプレーから失点したり、不甲斐ない感じで1-3。スタジアムの構造なのか、本当に声量がすごいのか、ブーイングが桁違いだった。
それでも今日はゴール裏の団体がいなかったらしく、いたらもっとすごい雰囲気を体験できていたかもしれない。
最後に俺たちのガラン。
金曜夜開催なので試合が終わると23時。宿まで30分ほど歩いて帰った。
ドミトリーで部屋が暗く、寝ている人もいたので今日はそのまま寝ることに。お風呂は明日の朝入ろう。
今回かかったお金
バス3回分:€ 5.55 (→ ¥ 933)
シドレリア:€ 43.70 (→ ¥ 7,361)
バル:€ 5.00 (→ ¥ 842)
試合のチケット:€ 60.00 (→ ¥ 10,107)