8月24日。アルゼンチン2日目だが、今日はウルグアイへ戻る日。フェリーが16時に出発するため時間はあまりない。昨日の今日でアレだが、リーベルファンの友達がいるためエル・モヌメンタルへと向かうことに決めていた。
朝食を食べに出る
バッグ一つでアルゼンチンへ来たため食料は持ち合わせていない。南米に来て朝食を外へ食べに行くのは初めてだ。良さそうなお店を見つけていたので、昨日購入したSUBEを手に地下鉄の駅へ向かう。
普通の地下鉄。海外の地下鉄は韓国くらいしか知らないけども。San Martínから4駅のMorenoで降りる。地上に出て2分ほどで目的のお店に到着。
だが、やっていない。中に人はいるのに「閉まっている」と。近所のお婆ちゃんも食べに来たのに踵を返す。いやもう慣れたけど、残念ではあるよね。マラドーナやメッシを中から見たかったよ。
ここからまた移動するのもアレなので近くの空いているお店に入る。
ハンバーガー店とあるが朝は頼めないらしいのでモーニングセットをいただく。
エル・モヌメンタルへ
朝食を終えるとそのまま地下鉄でモヌメンタルの最寄駅へ向かう(最寄りといっても駅からは15〜20半ほど歩く)。
Morenoから地下鉄Cに乗り、Diagonal Norteで乗り換え。地下鉄Dの9 de Julio駅から25分ほどで終点のCongreso de Tucumánに着く。乗り換えに関しては僕がスペイン語を全部読めないからなのか、アルゼンチンの乗換案内が不親切なのか分からないが、迷ってしまい電車を1つ逃した。ただ10分後くらいに次の電車がやってきたため助かった。
スリに気をつけながら乗っていると、やはり物売りがやってくる。まずは膝や手にに商品を置き、戻ってきてお金を回収しにくる。いらないと言ったり、無視していれば商品を回収して去っていくので大丈夫。
Congreso de Tucumánに到着するとスタジアムまではほぼ一直線。迷うことなくたどり着ける。
駅から向かってたどり着いたのがここだが、その右手にミュージアムとショップがある。
さっそく中へ入ってみる。
リーベルのミュージアム
入場券は入ってすぐのところで買うこともオンラインで買うこともできる。パッと見たところ、
- ミュージアムのみ
- ミュージアム&スタンド
- ミュージアム&スタンド&ピッチ
チケット販売ブースのすぐ隣から入場すると、さっそく最新のものが。
1階にはその他にフリアン・アルバレスの代表ユニなどが置いてあるコーナーやスタジアム見学の集合地点(蒸気機関車)、ショップがある。
スタジアム見学の集合時間まではまだ時間があるので2階に上がってみる。するとクラブの歴史を順に追っていけるトンネルがある。年代ごとに空間が設けられ、丁寧に説明されているので全て見るとものすごい時間がかかるであろう。
トンネルを終えるとそこには獲得してきた数多のトロフィーが。
スタジアムの模型もあり、歴史も語られている。リーベルのミュージアム、圧巻である。
エル・モヌメンタルのスタンドへ
ミュージアムを見ているとあっという間に集合時間になったので先ほどの集合場所に向かう。平日の昼前だったがこの回だけで20人はいたと思う。全てスペイン語で説明されるため何を言っているか全く分からないが、スタッフについていきスタジアムの中へ!
きたぞ、モヌメンタル!
あいにくの曇り空だが興奮。今回入ることができたのはここ周辺のエリアだけなので、こういった画角の写真しか撮れなかった。
9000ペソの支払いをしていれば中央下の人が見学しているピッチレベルまで入ることができたのだと思う。行けるに越したことはないが、リーベルのファンってわけではないのでこれでも十分満足。20分くらいで元の集合場所に戻ってきた。
その後はショップを見てみたが、ユニフォーム高いよ。レプリカでもホームの白は4万ペソする。友達に買って帰るか聞いたらやめると言われた(笑)
服は無理でもほかの小さいグッズを買いたいと思ったのだが、ここには置いていないらしい。ミュージアム外の露店で買えると言われた。
帽子やステッカー、小物などが売っていたのでお土産にステッカーを購入。アルゼンチンペソをあまり持ち合わせていなかったので聞いてみるとアメリカドルでもいいよって言ってくれた。おまけもつけてくれたし助かったよ。ありがとう、おじちゃん。
お土産を買う
時刻は12時半。お昼も食べたかったが、まずは駅周辺に戻ってお土産を買うことに。
目的の物が売っているか尋ねて探し回っていると、こちらのスーパー (Carrefour) に置いてあるとの情報をゲット。
Carrefourなんてどこにも書いてないから迷ったよ。お店はとても広く24時間やっている。とても便利なスーパーだ。目的のものを店員に聞くとすぐに見つけられた。欲しかったのはこれだ。
そう、マテ茶のティーバッグ。「マテならウルグアイでも買えね?」と思うかもしれないが、ティーバッグとなるとアルゼンチンでしかみたことないと聞いていたからだ。たしかにマテ茶のセットを持ち歩くウルグアイ人がわざわざティーバッグを使う必要はないし、それは本物ではないと言われそう。
でもお土産にはこの方がいいじゃないか。マテ茶の茶葉をどんと渡されても困るでしょ(笑)
小分けにもできないし。
それにしてもとても安い。とりあえず10箱くらい購入した。とりあえずの量ではないが、アルゼンチンに戻ってくるか分からないから。多分戻ってこないだろうな。フェリー代高いもん。
お昼を食べてフェリー乗り場へ
買い物は手持ちのアルゼンチンペソでなんとかなったが、昼飯代は絶対に足らない。近くの両替できるところを聞き周り両替する。まじでカード一枚持ってくればよかった。
お昼は肉にしようかと思ったが、肉はウルグアイでも食べられる。何かアルゼンチン料理を食べよう。近くにちょうど郷土料理が食べられるお店を発見したのでそこへ入ってみる。
いつも通りおすすめを聞いてみると3つほど教えてくれたのでその中から選ぶ。
こちらが注文したロクロ (Locro) 。豆やじゃがいも、とうもろこしなどがたくさん入っている具沢山なシチューで、優しい味。こっちにきてこういった肉や油でない料理は初めて食べたかもしれない(笑)
これがこっちのお袋の味になるのかな。
ここリーベル周辺からフェリーのターミナルまでは3, 40分かかるため、昼食後にはもう向かわなければならない。
帰りはBelgrano C駅からMitreでRetiro駅まで一本で向かう。これは地下鉄ではなく地上を走る電車だった。駅に向かう途中、中国人街を通った。
予定時刻に来ない電車に乗ると今度は物売りではなく、お金をくれという人が。ずるいんだけど赤ちゃんを乗せたベビーカーを押しているから、半端だったお札を少しあげた。赤ちゃんはちゃんと育ってくれよ。
ウルグアイへ帰国
往路はバスとフェリーの組み合わせだったが、帰りはフェリーでモンテビデオまで直行。チェックインを済ませた後、どこから乗ればいいのか分かりにくかった。まさかカフェの間から2階に上がるなんて。
アルゼンチンでウルグアイの入国審査を済ませ、予定通り16時に出発し、ウルグアイへ帰ってきたのは19時。
近辺で夕食を食べる。
これがミラネーサだ。この前食べたのはミラネーサ・ナポリターナ。これはミラネーサらしい(写真はal panなので本来はパンなし)。日本でいうカツみたいなものに当たるのかな。
パンから半分以上はみ出した薄いミラネーサ。食べてみるとなんだろう、少し匂いが独特。この店が使っている肉の質の問題な気がする。もうちょっと分厚いものを想像していたし、これは別の店でリベンジかな。
港から宿までは遠かったのでバスを使ったのだが、ウルグアイのバスカードも宿に置いてきた。仕方ないから現金で乗る。流石に色々と置いてきすぎたかな。不便になってしまった。
怒涛の2日間アルゼンチンで疲れていたのでゆっくり寝よう。
だが寝られない!
すぐ隣の家でなんだかよく分からないパーティをしている。近所迷惑などの概念はない!日付が回ってもまだ続いている!
結局疲れで寝られたが、朝起きても少し音が聞こえた。夜通しやっていたのか?
今回かかったお金
朝食:ARS 1450
ミュージアム:ARS 6000
ステッカー:$ 10
マテ茶のティーバッグ:ARS 2376
昼食:ARS 3200
寄付:ARS 130
夕食:$U 330
バス:$U 78