※文字数制限の関係で始まりの部分は1つ前のブログに書いてます。

 

 

まずは19時に集合場所で合流。車を止めてある駐車場へ。もう1人の参加者はメキシコ人。リモートワークできるから旅しているらしい。羨ましいな。

 

 

 

車でラ・ボカへ

事前にメッセージで言われていた行程をもう一度伝えられ、車でラ・ボカへ向かう。

 

バッグがダメと言っていたがセキュリティバッグもダメなのだろうか。心配になったので聞いてみる。すると「持ち込めないわけではないけどない方が良い」

 

パスポート類を直にポケットに入れるのは怖いがそこは従う。上着のジッパー付きポケットに入れることにした。

 

 

道中は色々と雑談をしながら向かった。やっぱり母国語の方が会話しやすいよね。スペイン語で会話が繰り広げられる時は全然わからない。でも「今の話わかった?」とちゃんと聞いてくれる。メキシコ人は英語も西語もペラペラだったので英語に翻訳してくれる。優しい。

 

「少し緊張している」と伝えると「ただみんなチャントを歌ったりして盛り上がっているだけ。心配しなくて大丈夫」と。いやそう言われてもね。

 

 

車を40分ほど走らせるとラ・ボカと他の地域の境界くらいの駐車場に到着。満車だったが入り口の通路に無理やり停めさせてくれた(笑)

 

 

 

徒歩でスタジアムへ

車から降りるとそこでチケットを受け取る。「絶対に誰にも渡さないように。パスポートと一緒に離さないように」と念を押された。

 

チケットは紙でもQRでもなく、厚みのあるカード。SuicaやPASMOみたいなかんじ。

 

 

 

パスポートと一緒にジッパー付きのポケットに入れ、上から手で押さえつける。ここにきて奪われたらたまったものじゃない。

 

駐車場から10分も歩かない距離にまずは初めのゲート。チケットの確認とと身体検査をされる。何事もなく通過。

 

続いて2つ目と3つ目のの関門があるのだが、緊張もあり記憶が曖昧になってしまった。警察もいて関門4つだったっけ?いずれにせよチケットを1, 2回、チケットとパスポートを1回チェックされたと思う。

 

次はチケット、次はパスポートも、と主催者がサポートしてくれたので安心して突破することができた。突破といっても悪いことはしてないが、厳重な警備態勢なのでそう言いたくなる。

 

 

 

ボンボネーラに到着

何重にもある関門を通過すると目の前にはボカのスタジアム、ラ・ボンボネーラ (La Bombonera) が!少し安心。携帯を取り出し写真を撮る。

 

 

 

到着したのは20時ごろ。キックオフまでは1時間半ほどある。右手にあるお店でまずは腹を満たす。

 

 

 

注文・会計と商品受け取りが別々で1人だと混乱しただろうが、サポートしてくれた。まずは店に入って左奥のブースでお金を渡しチケットを購入。現金のみ使える。

 

 

 

 

食べ物はその左、入り口近くのブースの人にチケットを渡して受け取る。

 

 

 

飲み物は店の右奥。チケットを渡す時に何が欲しいか伝える。こちらは1列に並んでいたので並んでいる間にハンバーガーを食べ終わってしまった。

 

 

 

チケットを食べ物と交換し終わったら、あとは好きなところで飲み食いして良い。店内でも店外でも。店内は人でごった返していたので、チケットとパスポートには常に手を当てておいた。

 

 

飲食を終えると20時半。お隣のグッズショップに。

 

 

 

ここに来たら流石に1つくらいは買わないといけないだろう。義務とかではなく、雰囲気を一体感を感じたいからね。

 

ユニフォームは高くて買えなそう。冬なのもあってタオルマフラーを購入した。

 

 

 

 

いざスタジアム内へ

時刻は20時40分。そろそろスタジアムに足を踏み入れよう。再びチケットを読み込ませ入場する。自分の席までしっかりと案内してくれるので何も心配入らない。

 

後ろについていくと、なんと前から3番目の座席!すげぇ近い!!

 

 

1番前まで行って写真をパシャリ

 

 

 

対戦相手のラシンファン向けの席など販売されていない。全てボカのインチャのため圧がものすごい。そしてラシンには小さい頃からボカで育った選手がいたため、アップの段階からものすごいブーイングが聞こえる。

 

例のあれらのワードだけでなく「お前の家族がどうたらこうたら」など色々と良くもまあ悪口が出てくるなと感心。

 

 

 

選手入場の前には細長い袋が観客に配られ、膨らませてスタジアムを青黄🔵🟡で染める。

 

 

 

そして選手入場。袋を振ったり拳を上に突き上げたりしながらチャントを歌う。それに合わせ、モニターには歌詞が表示される。これかっけえな。

 

 

 

別に嫌ではないが、嫌でもこれ口ずさんでしまうほどに繰り返し歌われ、記憶に残る。こういうチャントがいいチャントなんだろうな。

 

 

 

キックオフ!

時刻は21>時半。いよいよだ。

 

カウントダウンに合わせ、さあキックオフ!

 

 

 

初めてのアルゼンチンでの試合。初めてのリベルタドーレス。素晴らしい雰囲気に包まれて試合が始まった。

 

バッグスタンドだったので入場時にはみんな立っていたが、キックオフ時には座席に座る。でもサイドをえぐったり、カウンターを繰り出したり、チャンスの時にはゾロゾロと立ち上がる。そしてチャンスが終わり静まるとまた座る。試合中、冗談抜きに20回以上は立って座ってを繰り返したと思う(笑)

 

 

この試合を見に来たのはリベルタドーレスを観るため。そしてカバーニを見るため。ナシオナルと対戦するボカにカバーニが行った時はなんとも言えない気持ち(悪い意味)になったが、もう負けてしまったら仕方ない。こんなに近くでカバーニのプレーが観られたのは最高だった。

 

 

 

試合はボカが優勢だっだが点を決めることができずに0-0で終了。リベルタドーレスでの初得点はお預けとなった。次はいつ見られるのか分からないけど。

 

キックオフの前から歌い始めたゴール裏は、ハーフタイムにこそ静かになったが、試合終了後まで歌い続けた。2nd legが来週にあるからね。

 

 

 

帰路に着く

試合終了後は酷い混雑に巻き込まれることもなく、23時半ごろにスタジアムの外に出られた。駐車場まで試合の感想などを話しながら向かい、そこからまた集合場所まで車で送迎してもらった。

 

朝早くからの移動に加え、ブエノスアイレスではモンテビデオ以上に気を張っててたため、帰りの車内で眠ってしまった。参加者と企画者がとても良い方だったため何もなかったが、これ普通にやってはいけないよなと反省。

 

 

別れの挨拶とお礼を終え、ホテルまでは歩いて3分ほど。部屋に着くと風呂に入ってそのまま眠りについた。

 

 

 

 

まとめではないが、僕の語彙力ではとてもじゃないけど今回の体験をお伝えすることができない。サッカー好きであるならば、Jリーグも欧州サッカーもいいけど南米の試合も一回は見てみてはどうだろうか。サッカーで1番大切なのは "情熱" なのだから。

 

 

 

 

 

今回かかったお金

夕食:ARS 2700

タオルマフラー:ARS 7500