5:30
寒さで目覚める。
標高の高さもあるが、それ以上に人のいない寒さを感じる。
町の機能が停止しているため、夜は当然真っ暗。
皮肉にも満天の星空が、全国のどこよりも綺麗に見えた。
水の補給が出来ないため、節水モードで顔も洗わず出発。
今日はブログのコメントでお薦めしていただいた「吾妻スカイライン」という所を目指します。
スカイラインという名前からして、峠を登る事になるのは想像できる。
しかしどれほどの峠か…。
できればこの非力なバイク、ましてやこの荷物で高い山を登るような道は避けて通りたい所だ。
あ…あの山かなぁ。
※あの山だった。
上の方は雲が掛かってるけど…まさかあそこまで行かないよなぁ?
※あそこまで行った。
うおーっ!
登る!登る!
最高速度20㎞!!
エンジンが、わぁわぁ悲鳴を上げる!!
11:00
高湯温泉で入浴!
250円!
ここまで硫黄の臭いがする温泉は、九州以来だろうか。
もちろん源泉掛け流し!
この「あったかの湯」は、ガスの濃度が高いために内湯が造れなかったというほどの濃い温泉。
値段の割に綺麗な施設で、硫黄好きにはお薦めです。
身体も暖まった所で再出発。
しかし…高いな。
標高1000とか…
酸素が薄くてキャブレターの調子が悪くなるレベルじゃないか。
しかし絶景。
頂上付近は火山性ガスのため、硫黄臭が立ち込める。
う~ん、良い匂いだ。
そして良い眺めだ。
福島市のすぐ近くに、こんな素晴らしいツーリングスポットがあるとは知らなかった。
そして吾妻スカイライン最高地点に到達。
完全に湯冷めしています。
だって、雲がこんなに近いもの…。
吾妻スカイラインをツーリングされる方は、もし可能であれば逆側…猪苗代湖の方から登った方が、最後に温泉に入れて良いと思います。
14:00
レイクラインという文字に惹かれて、脇道に入る。
湖を周遊する道路なら、バカみたいに登る事もないだろう。
しかしまぁ、なんというか…。
この辺は良い感じの森林が広がっていますなぁ。
いや~。
キャンプしてぇな…。
しかしだ…。
今日はまだ時間も早いし…。
まずは猪苗代湖まで行くと決めたわけだし…。
もうすぐ東京に帰ろうかという、この時期にわざわざキャンプなんてしなくても…。
夜も冷えるし…。
明日の出発も遅れるよ…。
キャンプはまた来年にでも…。
「ここをキャンプ地とする!!」
2014.09.21
■天候:晴れ
■走行距離:95㎞
■総走行距離:15029㎞
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