8:00
大間崎にある無料キャンプ場で起床。
8月のお盆真っ只中に来た時はライダーのテントでひしめき合っていたが、現在は自分以外にテントが1つ、ポツンと建っているだけだった。
今日のルートも単純明快。
下北半島をこうして…
こうだっ!!
まずは弁天様に挨拶して。
今日は八戸あたりまで行くぞ!
おぅっ!
大間崎からの海岸沿い。
本州に戻った途端、路側帯がこの有り様だ。
狭いだけでなく、ゴミも多いし草も生えている。
北海道の道に慣れてしまうと本州の道路、とりわけ大きな国道は原付にとっては厳しいものがある。
まず向かうは尻屋崎(しりやざき)。
尻屋崎というのは、どこかと言うと…
ここです。
しかし、雲行きが怪し…くは見えないんだけど、部分的にポツポツ降ってくる。
雨に濡れては乾き、濡れては乾きを繰り返す。
うぬう…。
こうなったら早目の決断!
ピットイン!!
ピットアウト!!
第一スティントを短めにとった事が吉と出るか、凶と出るか!?
解説者「ウェットは服が濡れるだけじゃなく路面も滑りますからね~、どうしてもペースが落ちてしまいます」
そうこうしている間に尻屋崎に到着しました!
おお~っと!すごい馬糞だっ!!
解説者「ここ尻屋崎の灯台付近には、寒立馬(かんだちめ)という巨大な馬が放牧されているんですよ」
出た!
あれです!
これが寒立馬です!
でかい!!
CD-50と比べてもこの大きさ。
これは馬がデカイのか、バイクが小さいのか…
今一つ分かりづらい写真です!
さぁ、雨は一段と激しくなってきました!
ここでホンダのカカオ選手、2度目のピットインですね。
クルーが待ち構えます。
ああ~っと!なんという事だ!
雨がカッパの中にまで侵入してしまっています!!
解説者「これは不味いですね~乾かすのに時間がかかりますよ…」
周回送れとなってしまったカカオ選手、後続車に道を譲ります。
前を行くのは、荷台に柴犬を積んだトラック。
納豆走法で食らいついていきますが、なかなか距離は縮まらない!
おっと、柴犬選手ピットインだ!
さあ、再びトップに躍り出たカカオ選手。
81㎞先の八戸を目指します!
解説者「路面も乾いてきましたね」
次第に陽も暮れて、あとはこのままチェッカーを受けるだけとなりました!
カカオ選手、この八戸で念願の初優勝を飾ります!!
鳴り止まない歓声…
ん?なんだあれは!
赤ヘルだ!!
赤ヘルが前に出ました!!
解説者「赤ヘルがチェッカー受けましたね!」
この下北半島縦断レース、優勝を手にしたのは…なんと赤ヘル~っ!!
2位は柴犬!
3位はダルマ!
4位もダルマ!
5位もダルマ!!
カカオ選手、無念の6位フィニッシュ!!
ここ八戸で表彰台に上がる事はできませんでしたっ!!
2014.09.10
■天候:曇り~雨~曇り
■走行距離:220㎞
■総走行距離:14259㎞
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