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 今年最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場は、外国為替相場が円安に振れたことなどを背景に、日経平均株価は4日続伸して取引を終えた。終値は前日比112円39銭高の8859円56銭で、昨年大納会の終値との比較では6448円22銭も下落した。年間下落率は42・12%に達し、平成2年(38・72%)を上回り、過去最大。年末の株価が前年末を下回るのは2年連続で、12~14年の3年連続下落以来となる。東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、同4・47ポイント高の859・24だった。

 株価急落の引き金となったのは9月の米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)。世界的に株価が急落し、日経平均は26年ぶりに7000円台を割り込むなど歴史的な暴落に見舞われた。東証の時価総額は約283兆円と昨年末より200兆円減少した。日経平均は10月末からやや落ち着きを取り戻したが、金融危機はさらに実体経済に波及し、世界同時不況の様相を呈しており、年明けの株価も予断を許さない状況だ。

 投資主体別で見ると、株価が大幅に下がった10月以降の買いで、個人が18年ぶりに買い越したが、外国人は8年ぶりの売り越しとなった。また、新規株式公開(IPO)の激減と上場廃止の急増で、上場企業数が42年ぶりに2期連続減少となったほか、6~7月には日経平均が歴代3位となる12日連続下落を記録するなど異例ずくめの1年だった。

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