数か月ぶりのチカホ。

 

 

相変わらず、どこもかしこも占い師だらけ。

 

 

こうなると占いそのものが珍しいものではなくなります。

 

 

10分1000円~1500円ぐらいが平均価格でしょう。

 

 

どの占い師さんも、そんなに大差はないんですけどね。

 

 

ついに10分無料鑑定の占い師さんまで現れていました。

 

 

どうやらドコモと占い師が組んでやっているみたい。

 

 

「無料占いやっています!」

 

 

ドコモのお兄さんが道行く通行人に声をかけます。

 

 

そこで無料鑑定をするのですが、その際にアンケートみたいなものを取るみたい。

 

 

結局の所、ドコモに契約させたり、プラン変更させたりってのが目的なんでしょうけどね。

 

 

そこにいる占い師はドコモから日当をもらうため何人鑑定しても給料は変わらないスタイル。

 

 

10分無料鑑定の隣で有料鑑定をやってもね・・・

 

 

この無料鑑定はチカホの占い師事情を大きく変えることになりそうです。

 

 

実は、このやり方はかなり前から思い付いていました。

 

 

チカホそのものに占い師が溢れ、1日で30人近くの占い師が出店していますからね。

 

 

横浜中華街も10歩歩いたら占いのお店がありますよね。

 

 

どこもかしこも占いだらけ。

 

 

あれの地下歩行空間バージョン。

 

 

乱立してしまった場合、最後の手段は無料鑑定なんだろうと。

 

 

この最終兵器は業界そのものをぶち壊します。

 

 

今、私がそれをやらなくてもいいだろう・・・

 

 

そんな風に思っていたんですよね。

 

 

でも、他の占い団体がそれをやってしまいました。

 

 

自らの業界に対して爆弾を落としてしまったことと同じです。

 

 

もう、チカホで有料鑑定を受ける人は誰もいなくなるでしょう。

 

 

やがて無料占いをしている占い師たちも疲弊していくんです。

 

 

1人占おうが100人占おうが給料は同じ。

 

 

ドコモ側からすれば1人でも多くの人を占わせ、1件でも多くの契約を取りたいでしょうからね。

 

 

次から次へとお客をあてがわれて・・・

 

 

こうなると段々雑になってくるんです。

 

 

占い師とて人間ですからね。それは否めません。

 

 

最初は好評な集客方法。

 

 

しかし、これそのものも飽きるんですよね。

 

 

当たり前になってしまうとお客は興味を示さなくなります。

 

 

そうなると、いくら無料鑑定やっています!と叫んでも、別にいいや・・・って素通りしてしまうんですよね。

 

 

今までは無料カップラーメンを頻繁に配っていました。

 

 

長蛇の列に並んでまでカップラーメンを求めていました。

 

 

しかし、もはや、誰もそんなものに興味を示しません。

 

 

毎日、毎日、同じカップラーメンを配っているんですからね。

 

 

そして、何よりドコモにとって占い業界がどうなろうと知ったこっちゃありません。

 

 

自分たちの集客の一環として利用できればいいわけですからね。

 

 

もし、占い業界が消えたとしても、また新しい集客方法を考えればいいだけ。

 

 

集客できなくなったら、すぐに切り捨てられてしまうのでしょう。

 

 

私としては、これは仕方ないことだと思っています。

 

 

私がやらなくても誰かがやるだろうって思っていましたからね。

 

 

私も宝石屋さんのイベントに呼ばれて鑑定をしていますからね。

 

 

それと全く同じやり方。

 

 

チカホという漁場を荒らしやがってとか、占い業界そのものを衰退させる気か!とかそんなことを言うつもりはありません。

 

 

タコが己の足を食べ始めたに過ぎませんからね。

 

 

自分たちだけは助かると思っているんでしょうけどね。

 

 

残念ながら、真っ先に消えて行くのは無料鑑定をやっている占い師なんですよね。

 

 

これは己の商品価値を己で下げているんです。

 

 

どの業界も自社ブランドは安売りせず、値崩れを起こさないように必死になって商売しているわけですよ。

 

 

今後、チカホで無料鑑定をやっている占い師から有料鑑定を受けようって誰も思わなくなります。

 

 

だって、チカホに行けばタダで占ってもらえるのに、どうしてわざわざお店に行ってまでお金を払って占ってもらわないといけないの?ってなりますから。

 

 

つまり、その無料鑑定をしている占い師はもう有料で鑑定することができなくなってしまったってことです。

 

 

それは占い師という商品価値を著しく下げ、その占い師本人もドコモのイベント以外では占い師として稼げなくなるってことを意味します。

 

 

それが自社商品を殺すこと。

 

 

占い師としてのブランド価値を殺すこと。

 

 

ドラッグストアーの目玉商品で投げ売りされている商品をよく見かけませんか?

 

 

あれと同じに成り下がってしまったってことですね。

 

 

それはちょっとビジネスをかじったことがある人なら誰でもわかること。

 

 

なので、無料占い師が占い師として消えて行くのは時間の問題なのかなと。

 

 

まっ、第二・第三の無料占い師が出てくるんでしょうけどね。

 

 

出てきた全員が占い師として消えていく。

 

 

そんな未来が待っているってことですね。

 

 

次はAUやソフトバンクが他の占い団体を使って同じようにやるかもしれません。

 

 

しばらく群雄割拠になるのかもね。

 

 

カバラットはコロナ後、チカホの回数を激減させました。

 

 

たまに出店するぐらいな感じ。

 

 

売上をチカホに依存していなかったから、もし、チカホの売上がなくなってもカバラットとしては何も問題ありません。

 

 

私はスポンサービジネスはもう限界に達していると思っています。

 

 

その頂点にいるのがマスコミ。

 

 

テレビ局や新聞社はスポンサーの広告料で成り立っています。

 

 

しかし、色んな弊害が出てきているのは周知の事実。

 

 

スポンサーの意向に反するものを作ったり、流したりできませんからね。

 

 

どうしても制限がかかってしまうということです。

 

 

それはユーチューブやティックトックとて同じことなんですけどね。

 

 

スポンサー収益はあくまでも一時的なものであり、プラスアルファの利益として考えるべきでしょう。

 

 

例えば、今回のドコモの無料鑑定。

 

 

「ドコモの携帯を契約してもいいか占ってください?」

 

 

もし、こんな質問をされたとします。

 

 

一応、占いますけどね。

 

 

良い結果が出ればそのまま伝えればいいでしょう。

 

 

しかし、悪い結果が出た時、言えますか?

 

 

「ドコモの契約はしない方がいい!」

 

 

それをドコモの人間が聞いたらどう思うでしょうか?

 

 

契約を取るために、わざわざ占い師を雇ってるのに、契約するな!とは何事だ!ってなりませんか?

 

 

ここにスポンサー様に対する配慮や忖度が生じてしまうってことです。

 

 

私も宝石屋さんで買った方がいいか?なんて質問を受けましたけどね。

 

 

その場合、やはり、YES/NOでは答えず、お茶を濁すような回答をしていました。

 

 

以前、旦那さんに買ってもらったら?とお客さんに言ったんです。

 

 

後日、クレームになった経験があります。

 

 

今、宝石を買いに来ている人の購買意欲を下げるようなことを言ってしまったわけですからね。

 

 

だから、スポンサーがいる仕事って、なまら面倒臭いんですよね。

 

 

そんなおべっかが使えないから、こんな人生になっているわけで・・・

 

 

私は、やりたいビジネスがたくさんあります。

 

 

そこら辺の小銭を追いかけてどうするの?ってのが正直な私の感想。

 

 

チカホで数万円を追いかけて時間を費やすの?

 

 

たったそれだけのお金のために誰かと揉めないといけないの?

 

 

そんなもん全部くれてやるわ!

 

 

私は億の金を拾いに行きます。

 

 

今日はクリスマスイブ。

 

 

54才の独身おっさんには全く関係なく、ただの一日。

 

 

物件情報が上がっていました。

 

 

今晩、閉店後、久しぶりにすすきの徘徊をしてきたいと思います。