沖縄旅行雑誌を見て、あるページの写真をみて「ここ！」と心が躍った場所
斎場御嶽(せーふぁうたき)
斎場御嶽は琉球の始祖「アマミキヨ」が造ったとされ、
国始めの七御嶽の一つといわれる沖縄最高の聖地。
琉球の最高神女であった聞得大君（きこえおおきみ）の
就任の儀式はこの斎場御嶽で執り行われたそうです。
御嶽とは"聖地"の総称で、斎場御嶽には六つのイビ(神域)があります。
沖縄市内からバスに乗るのですが本数が少ない💦
バスを乗り継いでいく方法もあるのですが、
なんせ方向音痴ですので直通で行けるバスで行くことに。
行きは１日３本のみ。（１時間30分くらい）
乗るバスによって、２時間くらいかかるものもあります。
到着すると、参拝の斎場御嶽の歴史や注意事項のビデオを観ます。
その後、いよいよ斎場御嶽へ。
参道入口から少し登ると久高島遥拝所があり、
そこに立つと、自然と手を合わせ祈りを捧げてしまう場所でした。
斎場御嶽は首里城と久高島の中間にあり、その三か所を線で結ぶと一直線になるそうです。
聖なるものは、そのように作られていると感じますね✨
久高島にも行ってみたいな～
御門口から神聖な場であると肌で感じ、
遥か昔から神事が行われ、祈りが捧げられてきたのだとわかります。
拝所に据えられた四角い石は香炉といい、この上にお線香をおいて神に祈ったそうです。
斎場御嶽の代名詞ともいえる三角岩。
この岩は琉球石灰岩の大きな岩が雨によって分かれ、割れ目を境に岩塊が傾いてできたもの。
自然が創り出すものは神秘的で、どこか優しくて、母体のように感じてしまいました。
三角岩の向かいにはデイゴの木があり、満開の時期にはとても良い香りが漂うそうです。
数日前の風で花が落ちたらしく、デイゴの花が二輪だけ残っていました。
新緑と青空にデイゴの真っ赤な花が映えるだろうなと、
一輪のデイゴの花が想像させてくれます。
現在、斎場御嶽の三角岩は、落石の恐れがあり奥には入れなくなっています。
私個人としては、神聖な祈りの場であるので
このまま、奥には入れないままでいいのではないかなと感じました。
神社の本殿の中に、
神職以外の私たちが入れないのと同じで、
神聖な祈りの場は守られてほしいと願います。
バス停に向かう途中にあった可愛いお店
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今日もお読みくださって、ありがとうございました。