中期中絶は胎児診断の専門のクリニックさんでお名前を教えていただいた産婦人科にお願いしました。

無痛分娩が可能で、胎児異常での中期中絶についてスタッフの方がトレーニング等を受けていて体制が整っていると伺ったためです。

 

紹介という形ではなく、自分で電話で予約を取って、翌週に事前診察を受けました。

たくさんの妊婦さんがいらっしゃり、事情が事情だからなのか、院長先生の午前最後の方の診察だったので、結構待ちました。

 

先生の診察のメインは人口死産、無痛分娩の説明と経腟エコーでした。

 

エコー画面は全部見えるスタイルでしたが、胎盤の位置の確認のみだったようでした。

特に何も聞かれませんでしたが、胎児については、意図して映さないようにされている感じで見ることができずに終わりました。

次に姿を見たのは分娩後でした。

ご配慮いただいたのだろうなと思っています。

 

性格的に、最終的に胎児の身体の状態はどうだったのだろう、知りたいという気持ちが強い上、もしこの時点で心臓が停止していたら”人工”死産ではないのでは?と後々気になったりしました。

でも、きっと最後まで元気に動いていたに違いない、自分は生きて生まれてくることが可能な胎児を中絶したのだという自責の念とともに生きていこうと思っています。

 

 

次に助産師さんに採血と入院の説明を受けました。

採血は短期間に同じようなものを2回も受けていて結果も持参していたので、せめて血液型とか不変なものは省いてほしかったのですが、診察時に言い出せずフルセットで受けました。

入院の持ち物などは別の記事にしようかなと思います。

 

 

最後に、事務の方から「出産一時金」の直接支払いの合意書をいただいて終了です。

合意書にサインをするだけで、健保の手続きは病院でしてもらえることになり、出産費用から40.4万円*差し引いて窓口で支払えばよくなります。

 

*普通の出産は42万らしいですが、「※妊娠週数が22週に達していないなど、産科医療補償制度対象出産では無い場合は、39万円(平成27年1月以降は40万4千円)となります。」とのこと。

 

一時金のことまで頭が回らない状況でしたが、注意しておかないことは特にありませんでした。