古事記の伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)の国生みの際、最初 伊邪那美から声をかけて、それは良くない として再度 伊邪那岐から声をかけ、最初に誕生したのが、淡道之穂之狭別の島。(淡路島)
この伊邪那岐と伊邪那美が結ばれる表現のところで、女神から声をかけるのは良くない としているのは、女性の持つ心の器、委ねる と言う意味合いを示しているように思う。
そして、淡路島を誕生させて次に四国、九州、本州、岡山児島半島や小豆島、山口の大島、大分姫島、長崎の五島列島、双子島を誕生させたお話しが国生みとされている。
次に 国生みを終えた 伊邪那岐と伊邪那美は、今度は更に神さまを生む話しになる。これが 諸神の出生 である。
大事忍男(おおことおしお)の神を初め、海の神である大綿津見(おおわたつみ)の神や、山 風にまつわる神々、大祓詞に登場する 速秋津姫、水分の神 や 天の鳥船とされる石楠船の神 など島は十四、神は三十五方をお生みになったと記されている。
この際、伊邪那美が最後に 火之迦具土(ひのかぐつち 愛宕山の祭神)の神を生んだので、身体を焼かれて病気になり、その時に、吐き出しものから 金山彦や姫、糞によって波邇夜須彦や姫、尿によって彌都波能売(みつはのめ)の神、和久産巣日(わくむすび)の神が生まれ、この和久産巣日の御子が伊勢神宮 外宮の祭神 豊受姫である。
そして、伊邪那美は火の神を生んだので、火に焼かれて、ついになくなったと記されている。
この火の神(火之迦具土)は、血と言う意味合いで、血は気とも示し、赤いエネルギーを示しているようにも思われる。
伊邪那美の死に関わり古事記の中でも凄く重要なキーワードな存在だと思われる。
旧約聖書のアダムとイヴで赤いリンゴを食べて亡くなったイヴの話しにも良くにているようにも思う。
また 伊邪那美が 吐き出す 表現に人間で言う つわり のような意味合いを示し、神々も人間と同じ陣痛や身体の異変を表わしているようで、糞や尿のキーワードには、その後 伊邪那美が移る 黄泉の国 や古神道の稲作を重んじる意図や古事記に良く出てくる 御手洗 と繋がる意味合いを示しているようにも思われる。
私たちの住む日本の島々や神々は、伊邪那美と伊邪那岐の命の愛の証だと感じています。
つづく

