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滋賀県と岐阜県を連なる伊吹山。

日本武尊(ヤマトタケル)所縁の地。

元伊勢、淡路島、伊吹山、熊野、伊勢を結ぶ五芒星形の一つで、伊吹山は淡路島 多賀の伊弉諾神宮から対角線上にあり、間に京都御所、下鴨神社 、比叡山を通り伊吹山に繋がる。

大祓詞に、「気吹戸(いぶきど)に坐す気吹戸主と言う神 根国 底国に気吹き放ちてむ」とある。

伊吹山は伊富岐山とも表され、伊は井(井戸 蓋)、富は宇宙(富は宇宙を一文字で表す言葉)、岐は気(エネルギー)を示す。

伊吹山とは、根国 底国にある(坐す)宇宙のエネルギーの戸(蓋)と言う意味合いと思われる。

また火と水を浄化する神聖な風を気吹(いぶき)と示すようにも思われる。

そして、気吹戸主とは、天之御中主を示しているように思う。

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秋風が心地よく高地から望む色鮮やかなコントラストが山頂までの道のりも軽やかにしてくれる。

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山頂でタオライアーを奏でると、神聖な心地よいフラットな風と共に白龍のエネルギーが吹き、中将由美子さんが古事記のヤマトタケル のくだりを言の葉で語り それに合わせ mariaさんが歌の舞でタオライアーを奏で、巫女さんが祝詞を唱えると、山頂は即席のプチ演奏会のようで、山頂に訪れた方々もその音色に心奪われていた。

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ヤマトタケルが亡くなった際、妻子が御陵(みはか)の回りで、泣きながら詠まれた歌、

「御陵のまわりの田の稲の茎に、はいまわっているつる草のように、御陵にとりついて悲しんでいるのです。」

すると、ヤマトタケルの魂が、大きな白い鳥になって空に羽ばたき上り、浜に向かって飛んでいった。

妻子が、泣き泣き追いかけて詠まれた歌は、

「白鳥を追いかけて、小さい竹の生えた原を歩いて行きたいのですが、鳥のように空を飛んで行くことも出来ず、足で歩いて行くので早く行くことがで来ないのです。」

また、海に入り行き悩まされた時読まれた歌は、

「白鳥を追って海を行くと、海水が腰までぬらし、河原に生えている草が浮いてゆられているように、海をさまよっています。」

また、白鳥が磯に居られる時に読まれた歌は、

「白鳥よ。なぜ追いやすい浜を行かず、追いにくい磯づたいを行くのですか。」


この四つの御歌は、皆そのお葬式の時に歌われ、今でも 天皇のお葬式の時に歌われると古事記に記されている。

ヤマトタケルの白い鳥は白龍のようで、気品高く 誇りと荒々しさを神備えた存在であるようで、小碓(ヲウス)の命を愛おしく思う。

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伊吹山の麓にある、三島池。

浄化と共に伊吹山と三島池に、赤と白の玉をそれぞれに奉納。

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すると、水面に新鮮な気吹が解き放たれ、あたり一面が、清々しい空気に包まれ、穏やかな香りが広がっていった。

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帰り路、気吹戸主のはからいのような西に沈む夕日が顔を出し 伊邪那美命の御子 愛宕の火之迦具土 が呼びかけているようで、カルシファーの火明のような太陽が私たちの心をはずませてくれた。


ありのまま、Nature is Beautiful


ヲウスに捧ぐ。