5月4日のカリフォルニア州知事の発表では
5月8日の金曜日からカリフォルニア州は
ステージ2に移行するという事です
知事によると、ステージ2に移行し
規制緩和を実施するにあたって
必要で重要な問題であるとされている
入院患者数の安定、PPEの在庫の確保
医療機関が急増に耐えられる状態
感染者と接触のあった人の追跡が可能
検査数の容量、公衆衛生の指導が実施されている
などの項目をクリアしたという事です。
ステージ2になると、感染リスクの低い
本屋、Music store、おもちゃ屋、花屋
スポーツ用品店などの小売店が
カーブサイドピックアップのみの再開が
認められるようになるそうです。
カーブサイドピックアップとは
事前にオーダーしておいた商品を
商店の中に入ることなく
お店の外で商品の受け渡しをしたり
乗り付け場および駐車場などで
お客さんの車に荷物を運び入れる事です
また、これとは別に、ロサンゼルスの学校区は
8月18日に再開すると発表がありました。
詳細は、これから決めていくようです。
https://www.nbclosangeles.com/news/local/lausd-to-start-the-new-school-year-in-mid-august/2356544/
しかし、ステージ2に含まれないものとして
在宅勤務の可能なオフィス業種や
レストラン内での飲食はできないですし
ショッピングモールなども再開できないようです
もう少し詳しく、どの職業が再開できるかは
今週末に、発表になるようです。
そして、北カリフォルニア州にある
Yuba郡やSutter郡は2つの群を合わせても
人口が17000人と少なく
感染者も合わせて50人ほどなのと
Modoc郡などは人口が9000人で
COVID-19の感染者がいない為
ソーシャルディスタンスを守る前提や
一度に集まる人の数に制限がありますが
色々なビジネスを再開するそうです。
詳しくは、文章内のリンクをご覧ください
こういった人口が少ない上に
感染者も、ほとんどいない地域から
徐々に解除されて行くのは
問題はなさそうですよね。
それに、写真を見ると、これらの地域は
人が住んでいる地域よりも
自然の方が多いので感染が広がりにくく
安心して経済再開を進められそうです
しかし、カリフォルニア州の感染者の
約半分がいるロサンゼルス郡では
ステージ2に入るのは、もう少し先で
規制緩和が始まるのは州内でも
一番最後になるであろうと、
ロサンゼルス市長は言っています。
そして、日曜日に国土安全保障省が出した
COVID-19に関するデータのアップデートによると
5月15日まではアメリカ国内の一日の死者数は
1750名に留まる予測が立っていますが
それ以降は、6月1日までの間に
一日の死者数は約2倍の3000名になるとの
予測が出たようだとニュースになってました。。。
そして、このグラフを見ていると
予測されていた死者数よりも
常に、実際の数の方が多く
また、このデータでは6月1日までしか
予測が算出されていませんが
グラフの最後は登り坂なので
このまま増加傾向が続きそうですね。。。
https://www.nytimes.com/2020/05/04/us/politics/trump-coronavirus-death-toll.amp.html
しかし、この国土安全保障省のアップデートは
ホワイトハウスの正式な発表ではないのですが
トランプもFoxのインタビューに対して
アメリカ国内の死者は最終的に10万人に
なるだろうと答えたようです。
トランプ自身は、経済を止めることは
最初からしたくなかったので
2月頃には「ウィルスは消えてなくなる」といい
3月頃には「死者はインフルエンザくらい」といい
4月になると「死者は6万人くらい」といい
そして、5月になってからのインタビューでは
「死者は10万人くらい」と言ってます。。。
しかし、ホワイトハウスのCOVID19担当者は
最初の頃から死者の数は10万人から
24万人になるだろうと発表しているので
トランプのいう事は、常に彼の希望であって
全くあてにならないものだなと思います
そんな、新型コロナウィルスを甘くみている
トランプを支持してガイドラインに従わずに
経済再開を進めるとロックダウンする前の
3月中旬の状態に戻ってしまい
また感染者増加が爆発的に起こってしまう
と専門家は警鐘を鳴らしているようです
これでは、せっかく1か月半以上していた
ロックダウンの意味がなくなりますよね。。。
やはり、科学に基づかない軽率で早計な
経済再開を進めている州では感染者の増加が
これから数週間のうちに起こり
第2波の到来を早めてしまいそうですね。。。