今日は、朝からちょっと嫌な気分。


僕たちは、基本的に一台の車を、二人で使って仕事をしています。

僕のように、昼間の仕事には夜だけの仕事の相棒がいて、

この二人で、一台の車を使います。

それぞれお互いのことを、業界では「相番」といいます。

昨日の夜は、僕の相番はお休みでした。

そんな時、この車はお休みしてるか、他の車の整備やローテーションの関係から、

普段は乗らない人が、この車を使うことになります。


昨晩は、全く知らないドライバーがこの車を使って営業していました。


相番同士は、車の使い方や、出庫の時間なんかをお互いに話して、決めたりもしています。

ただ、基本的に相手に渡す前には、自分の車を綺麗にして、

車の調子悪いところなんかがあるときは、申し送りをして、

それから交代するのがルールというか、

マナーです。

時々、相番同士がお互いの車の使い方や、清掃について陰口を言っていたり、

面と向かって喧嘩していたりすることもあります。

商売道具ですから、それぞれが自分の使いたいように使いたいのは良くわかるけれど、

それで、陰口や喧嘩は、ちょっと僕にはついて行けない感がありました。

相番同士ですら、そんなことが起こるのですから、

阿吽の呼吸とか、ちょっとした思いやりとか、ややもすれば甘えとかが、

通じないかもしれない、いつもと違う車を使った時は、

特に気をつけて次の相手に渡すようにしています。


昨晩の東京は、明け方近くまで、ひどい雨と風でした。

車も当然汚れてしまいます。

今朝、車見て唖然!!

どろどろ、ですわ!

昨晩、僕の車を使ったのは、会社に入って間もない人だった様子。

でも、うちの会社は、ドライバー未経験者は最初の3ヶ月は、お昼の勤務からのスタート。

って、ことは、どこかの会社でドライバー経験のある人のはず、、、、

びっくりしちゃった!

出庫の6時には、空はピーカンで、

車の汚さは、一層目立つ始末。

出庫前に、タオル濡らして車ふきあげてたら、

所長が、

「どうした?」

「いや、ちょっとこれではお客様に失礼なんで、少しきれいにして出ます。」

「確かにひどいな、相番は?」

「昨日は、違う人乗ったみたいです。」

所長、昨日乗った人まだ、入金とかやってたんで、連れてきて怒ってました。

まあ、そんなことは、普段の相番同士でも、最後にロングの仕事が入って、

車の掃除不十分だったりすることはあるから、

それはお互い様で、済ますんですが、

エンジンルームの点検に、ボンネット開けたら、

オイル点検するのに使う雑巾が無い!

よーく見たら、エンジンルームの下の方に落ちてしまってる。

横で、所長に怒られてたから、

「これ、出庫前にオイルの点検どうやってやったんですか?雑巾下に落ちちゃってますけど?」

って聞いたら、

「しらねーよ、オイルの点検は紙でやったから!」

(紙なんか、どここからわざわざ持ってきて点検するわけないだろ!!!

あんたが、おっことしてそのまんまだろ!!!)

って思いましたが、

こんな受け答えの人に何言ってもダメだ!

そう思って、なーんも応えませんでした。

やんちゃな頃の俺なら、おまえ、どげんなってもしらんけんね!!

いい大人が、ありもしない言い訳して、なんか、

やーな気分での出庫になってしまいました。


道具は大切に使うこと、

相手を思いやること、

商売であるからにはお客様を大切に思うこと、

今日の事は、反面教師として受け取ります。


まあ、

やつのせいにはしたくないけど、

こんな日の営業は、気分が乗らなくてダメね(笑)

爽快な空の色とは、正反対の一日でした。







たける