- Audio-Visions/Kansas
(80年)
- ¥670
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79点
80点ーラブバイツさん ウォルシュ最後の作品。カンサス時代の終焉を感じさせるアルバム。
1. Relentless
2. Anything for You
3. Hold On
4. Loner
5. Curtain of Iron
6. Got to Rock On
7. Don't Open Your Eyes
8. No One Together
9. No Room for a Stranger
10.Back Door
カンサス州出身の6人組、アメリカン・プログレ・ハード四天王でパイオニア的な存在の7Th。第一期最後のアルバムでスティーヴ・ウォルシュが今作で脱退。全体的にしっかりと洗練されたメロディでカンサスですが、ロック色が強く壮厳さは保っているが中途半端?。ウォルシュのロック風(②④⑥)とケリー・リヴグレンのプログレ風(③⑤⑧)にハッキリと曲調が分かれており、アルバム自体に一貫性が無く、ウォルシュのボイスは気持ち元気が無いように感じます。①はカンサスっぽさもあるが、ポップで産業、②はギターを除けばビリー・ジョエル風でサビはカンサス、③⑤⑧は往年のカンサス節、④はストレートなロック、⑥はスティクス風、⑨はバッド・カンパニー風、⑩は静かな呟きから始まり楽曲はシンプルだがヴァイオリンやバクパイプなどが壮厳さを醸し出し私的に好き。敬遠していた80年代も聴いてみようと思った一枚でした。
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