Guten Abend![]()
こーんばーんはーーーーーーーーーーー(´∀`)
挨拶がおかしいことになっているのは、きっと金曜日の夜だからです。
月曜は授業がないので3連休です。
かといって、油断はできません。
自由時間だからこそ、自分の怠惰さを管理して、課題や復習をやらないと……
なんだかリラックスした気分なのは、きっと友達と話すのが純粋に楽しいからです。
以前にも書きましたが 、私には吃音障害があって、日本語でも外国語でも、流暢に話すことができません。
声帯が固まって、口から音が出てこないことがあるのです。
心因性とも遺伝性ともいわれていますが、母と母方の祖母がたまに発症することを考えれば遺伝性ともいえるし、幼い頃の家庭環境を考えれば心因性ともいえます。
日本にいたときには、巧みにごまかしていたこともあってあまり問題がなかったのですが、こちらに来てからは、馬鹿にされたり、眉をしかめられたり、笑われたりして、毎日のように泣いていた時期もありました。
今から思い返せば、あのときは鬱の手前だったと思います。
ですが、8月あたりから、笑われて泣いても、すぐに立ち直れるようになりました。
そんな人とは話さないようにすればいいですしね……
優しい友達も沢山います。
みんな、私のぶつ切りの話し方でも、口を挟むことなく笑顔で待っていてくれます。
仲のよい日本人の友達ともなると、すっかり私が言わんとすることを理解していて、例えば「デパート」の「パ」が言えなくて、
「昨日ね、デ……デ……ええと……」
と二の句が継げなくなっても、
「デパート?」
と、何故か私の心を読んでいるのです(笑)
正答率は9割を超えています。
不思議でならないのですが、有り難い友達です。
そんな友達が増えてくるにつれ、「また発症したらどうしよう」という恐慌にも似た不安は薄まって、最近では症状も軽くなってきました。
しかし、この障害は(私の場合は)数ヶ月単位の波があるので、油断は禁物です。
そんな友人の1人に、先日、授業を多く取っているのに、夏休みと変わらないくらいに元気そうだね、といったことを言われました。
おそらく、それは取っている授業がとても楽しいものだからです。
夏学期には、留学生用の授業ばかり取っていました。
そんなものが用意されているだなんて親切だと思うかもしれませんが、先生も投げやりで、ほかの留学生も他学生の発言を遮ってまで、自分が発言してドイツ語を上達させることにこだわっていました。
はっきり言ってしまえばひどい授業で、参加する度にストレスが溜まっていきました。
実際、私の障害を、外国語が下手なものだと勘違いして笑ったりするのも留学生たちだったのです。
今学期からは、外国人用のドイツ語の授業は前学期に取ってしまったので、中世史の授業を中心に取っています。
帰国してからの単位の認定のことも考えて、ゼミナールも清水から飛び降りる思いで2つ登録しました。
文学と音声学の授業は、私の知識不足もあって理解できず退屈なのですが、歴史の授業は面白くて仕方がありません。
ドイツ人から何度か聞いたのですが、この大学はドイツでは7番目に優れた大学で、特に歴史学部は有名なのだそうです。
教授たちは尊敬できる人ばかりで、図書室の文献も豊富で、非常に勉強のしがいがあります。
日本に帰ったら、もうこれらの文献も読めなくなってしまうのですね……
夏学期は授業に出るのが憂鬱だったのですが、今は授業が楽しくて、90分があっというまに感じられます。
一番好きなのが、金曜の午後にある講義で、中世の研究をする際に使う当時の資料の見方を教わるものです。
王や教皇が発行する訓令が書かれた羊皮紙には、威厳を出す為に、飾り文字や紋章、蝋の判子などが使われています。
それらの種類を理解すれば、どの時代の誰によって書かれたものなのか判るんですよ![]()
こんな授業、日本では受けられません。
ドイツ人学生は礼儀正しく、他者の発言を遮ることは絶対にありません。
大学は楽しいのです……≧(´▽`)≦
そういうわけで、私は幸せです。
素敵な友達も沢山いるし、上手く話せなくても五体満足です。
歌えるし、目は見えるから美しい風景が見られるし、耳が聞こえるから音楽を楽しめるし、腕が動くから楽器を弾けるし、脚は太いけれど健康だから旅ができます。
話すのが下手だったら、相手の話に耳を傾けることに集中すればいいだけの話なんです。
深刻な話題でしたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
さて、明日の夕方は、友達と映画館に行きます。
シュトゥットガルトだかデュッセルドルフから、歌劇『トゥーランドット』の中継をやるのです。
楽しみです。
ちなみに、オペラを生で見たことはありません。
それまでは、近くの町で散歩でもしようと思います。
それでは皆さん、よい週末を。
Schönes Wochenende('-^*)/





