河北新報「ペットと私」欄の第三弾、
10月13日の記事です。

宮城県栗原市の61歳の自営業の
女性が投稿されていました。

私4キロ、愛犬ゴロ―7キロ。
好きこのんで痩せたわけではありません。

17歳のゴロ―は数ヶ月前から
歩くことができません。

目も見えず耳も聞こえず、娘が数時間の
睡眠しか取らず介護をしています。
私たちが抱っこすると安心したように寝ます。

以前は東北6県どこでも喜んで
一緒にドライブに出かけたのに、
今は1分でも車に乗るのが苦痛のようです。

シバイヌは長生きすると
認知症になりやすいとか。

8ヶ月間、夜だけ悲鳴に近い遠吠えが続いた時は、
ご近所に大変迷惑を掛けました。
申し訳なく、夜中に車で田んぼへ連れていき、
2,3時間たち鳴き疲れてから帰ってきたものでした。

以前、病院で安楽死を勧められましたが、
一生懸命生きようとするゴロ―を
見るとそれは無理です。

今まで幸せをいっぱいもらった分、
これからも介護を頑張ります。

家族同然の愛犬への愛情をひしひしと感じます。



河北新報「ペットと私」欄の第二弾、10月9日の記事です。
仙台市の67歳の障害者介添人の女性が投稿されていました。

 朝夕の散歩をサポートしてくれるレンタル犬がおります。
ゴールデンレシリバーの8歳で名前はパール。
真っ白な毛並みはシルクのように見事です。
1人で散歩すると、うろついていると思われそうですが、
パールと一緒だと安心です。

よく声を掛けられます。「あら―何歳ですか?」。
自分の年を答えると「いえ、ワンちゃんの」。
「白くてかわいいですね」との声に
「えっ、私ですか」と振り向けば、
「いえ、ワンちゃんです」。
ですよね、思わず顔を見合わせて爆笑。
1人だと知らない人からの声掛けがないのに、
犬と一緒だと大いにコミュニケーションが
取れるので、犬の存在は大きいと思います。
これからも続くであろうサポート犬との散歩。
マナーを守り、他人に迷惑を掛けないで
ワンダフルに行きたいです。

サポート犬を介してのご近所さんとの交流、いいですね。
10月6日の河北新報に
表題のようないい話が載っていた。

宮城県利府町の78歳無職の方の投稿で、
次のような記事であった。



大震災で飼い主が亡くなり、その直後に生まれた犬の
「里親」役を同居する娘が引き受けた。
今、3歳を過ぎた雑種犬だが
新聞はかむし、
食卓の食べ物を狙うし、
油断ができない。

しかし、帰宅する家族の足音を
聞いて勢いよく走り、
玄関ドアを開けると跳び上って喜ぶ。
食事する私の膝に頭を載せ、
じっとしている。
毎朝、神仏に手を合わせる私の後ろに座る。
こんなしぐさに胸が熱くなる。

散歩の際は数枚のチラシを持参し
紙の上に排せつさせる。
拾い食いしないように口輪をつけているので
他の犬がほえてもほえられない。
私なりのマナーを心掛けている。

飼い犬は、なじみの犬を見つけると
「伏せ」をして待っている。
あいさつを交わす知人には「クンクン」と
声を発し近づく。
思いやる心を持っていれば、いい関係が
築けると犬に教えられる。



特に高級な犬でもない、かわいそうな雑種犬を
やさしくかわいがっているお爺さんと娘さんの
愛情がひしひしと伝わってくる。

世の中「オリンピック」、「オリンピック」と騒いでいるが、
いまだプレハブの仮設住宅での生活を
余儀なくされている人々がたくさんいる。

「オリンピック」のために
建設資材はもちろん、人手も足りなくなり、
資材の高騰、人件費の値上げによって
災害公営住宅の建設が遅れに遅れている。

そんなことを思うと、
この記事は砂漠のオアシスのように感じられた。