昨日は御園座で「南総里見八犬伝」を拝見
愛之助さんに芝翫さん、松緑さん
彦三郎さん&亀蔵さん、橋之助さん&福之助さんご兄弟
梅枝さん、新悟さんと若手の女方
松江さん&玉太郎さん親子
友右衛門さん、橘太郎さん、梅花さん
などなど
贅沢な顔合わせと
わかりやすく展開する通し狂言で、
とっても楽しめました
愛之助さんは犬塚信乃と赤岩一角の二役
信乃はとても麗しくて、愛之助さんが演じると品があるんですよね。
芳流閣屋上の場の立回りは見どころ。
どんたっぽにあわせて優雅な立回り。
愛治郎くんも頑張ってたよ
何度トンボきってただろう?
(愛一朗さんはちがう場面で黒衣ならぬ青衣で玉転がし)
ひとつひとつの決めの見得もカッコいい
あるとき、またもや勝手な勘違いをしてしまいました~
(←ハイ、いつものバカ女)
松緑さんとの一騎打ちのあとの「がんどう返し」は
すごかったなぁ
がんどう返しについては中日新聞の記事に詳しくでてます。
四幕目「下野壁返の場」では赤岩一角
信乃とは全く異なるおやじさん。
実は化け猫。
「ねずみ」と聞いて反応し
「大きいねずみ」と聞いて「さぞ美味しかろう」と猫手になりながら言いかけるなど
ところどころ猫の振り。
ぶっ返りで本性を顕わしてからの動きは、見得も妖しくてなんだか魅力を感じました~。
松緑さんの足にかぶりついたり、亀蔵さんに猫パンチ
狐忠信の記憶もまだ新しいので
狐の次は猫なのね・・・なんて思いが頭の中をよぎったりして・・。
でもね、麗しい愛之助さんはもちろん好きだけど、
この化け猫も好みです
というわけで、私の平成最後の歌舞伎観劇
愛之助さんの魅力をしっかり味わえて幸せでした