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Stillaではベースジェルにカルジェルを使用しています。
カルジェルとは・・・
1981年に世界初のソフトジェル(溶液で溶かせるジェル)として誕生
ソフトジェルの中でも簡単にリムーブできるタイプです。
※ソフトジェルに対して、溶液で溶けないジェルをハードジェルと言います。
カルジェルの層は、ガス・パーマブル・システムで地爪の蒸散作用を妨げません。
そのため地爪とジェルの間に水分がたまってジェルが剥がれることが少なく、3~4週間美しい状態を保つことができます。
通常ジェル塗布前に手を水に濡らすこと避けないといけませんが、カルジェルはそれが可能なジェルです。
ジェルを塗る前の地爪へのバフィングは最小限に止め、プライマー(強い薬品により定着を良くする物)を必要としません。
薄付きで自然な仕上がり。定着後も柔軟性を失わないためフィット感があり折れにくい。
技術のクオリティを保つため、カルジェル講習を修了した人のみが購入できる完全講習制。
カルジェルは数あるジェルメーカーの中で群を抜く定着の良さと地爪を傷めにくいジェルだと思います
持ちが良いジェルはたくさん出てきていますが、
持ちが良く地爪に優しいジェルとなると、まだまだ少ないのでは?
地爪の削りすぎにはご注意ください。
お客様はジェル塗布後の持ちの良さだけを気にされていらっしゃる方が多いのですが、ジェルは1度や2度持ちを良くすることは簡単です。
目の粗いファイルで地爪に傷を付ければジェルの定着は良くなります。
ですが毎回そんなとこをすれば地爪はペラペラになり、
ジェルはますます浮きやすくなってきます。
ジェルメーカーは多数あり、ジェルを塗る前にファイルで地爪に傷を付けるジェルメーカーと傷をつけないジェルメーカーがあり、カルジェルは後者です。
カルジェルの場合は240Gという目の細かいスポンジバッファ
ーで
爪のつやを取る程度で定着しますが、前者のジェルは
言いかえれば爪を削らなければ長持ちさせられないジェルだと言えます。
他店のジェルをオフに来られたお客様のお爪を見ていても、
ジェルオフ後の爪が傷だらけでひどい状態の方がたくさんおられます。
お客様は他店で確かに爪をガシガシ削られたけど、
ジェルはそういうもんだと思っていたから・・・とおっしゃる方がほとんど。
そして当店での下処理工程を見て、削らないんですね!とびっくりされます。
地爪はオフの時に傷みます。
カルジェルは持ちがいいだけでなく、溶液で溶かしやすく爪からきちんと浮きあがってくれるので、オフがしやすいジェルです。
オフの際、なかなか溶けないジェルや爪にこびりつくようにくっついているジェルでは、
その分溶液につける時間が長くなり乾燥しすぎたり、爪の層ごと引っ張られたりして
爪へのダメージが大きくなります。
オフがしやすいということは、単にネイリストの負担が少なくなるということだけではありません。
オフに使用する溶液の主成分はアセトンですが、アセトンはとても強い刺激があり、決して爪や肌にいいものではありません。
きれいに早くオフができるということは、次のジェルの持ちを良くすることにつながります。
また当店ではさらにオフのダメージから爪を守るため、溶液によるオフを極力控え、
表面のジェルを削り取り一番下のクリアジェルのみを残してデザインチェンジする
リフィル(フィルイン)を積極的にお勧めしています。
分厚くすれば持ちが良くなるのか?
カルジェルは柔軟性が良いので、爪のしなりに合わせてついてきます。
分厚く盛られたジェルや固いジェルでは、強度は出ますが地爪の柔らかさについて行けず、
爪がしなった時に剥がれてしまい、浮きの原因になります。
自然な厚みで塗られたジェルは、1ヶ月経ち地爪が伸びた時
ジェルとの段差が気になりません。
ぶ厚く盛られたジェルは、とても見栄えが良いとは言えません。
安価よりも安心が大事。
カルジェルは数あるジェルメーカーの中でも最も高く、
スクールを卒業しただけでは購入ができない完全ライセンス制なので扱わないサロンも多いと思います。
どんなジェルを使おうと、カルジェルであろうと、
安価ということはつまり・・・原材料が安価だから・安価に見合った技術力しかないから・スピード施術で回転数を重視しているから ではないでしょうか。
これからはお客様もジェルネイルの知識を持ち、お客様が求めておられるのは
安さだけなのか、少々高くても素敵なデザインなのか、とにかくスピードなのか、
地爪を傷めにくい技術なのか、などなどしっかりとお店選びをする必要があると思います。
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