お客さんに
「へー そうなんですか」
の意で
「左様でござりますか」
とうっかり言ってしまい、一部の顧客に
「ぎんこう侍」と呼ばれちまっている、
長谷川平蔵の熱狂的ファンゆきこぶです。アロハオエ。
日本人て、ガイジンは絶対日本人になれないと思ってて、
まあ実際なれないわけですが、
ガイジンとの間に
「どーせ君はここまでこれないって」と、
深~~~い、幅広~~~い溝を自動設定しますよね。
や、実はゆきこぶもそうなんですばい。
でも。日本人のその姿勢、
往々にしてガイジンにバレてますから、
注意が必要であります。
たとえば、ちびっと日本語がしゃべれるガイジンに、
「あっら~~ トムさん、日本語おじょ~ず~~!!」
てやるやつ。
あれね。
奥さん。ばれてますよ、ガイジンに。
内心「ヘタクソ」って思ってるのが。
その証拠に、ウチの亭主と、その友人たち(日本通集団)が
「あの『まあ~トムさん日本語おじょうず~』ていうやつ
心底萎えるよね~・・」
と話してましたから。
ばれてますから。
でもまあ、致し方ない部分もあります。
その「致し方ないな」という思いやりが、
「あっら~トムさん・・・」になって、現れるんですが。
だって何しろ、日本語がムズカしすぎ。
文法がそのまま、例外の集団。
黒帯が遠い。
だから我ら、ガイジンが有段者になってくれることは、
ハナから望まんわけです。
そこに、彼らとの間に「熱」の差が生まれ、
「日本人て、冷たい」とか、誤解が生まれるのであります。
先日、すっごい日本語うまいガイジンから
メールが来ました。
(よせばいいのに、奴はかならず日本語で書いてくる)
すっごいうまいといっても・・・ 一部、下記に転載↓
===================
ゆきこぶさん。こんにちは。
来る7月20日に開催されます昼ごはんです。
マウテンビュウの、お寿司レストラン会います。
11時と半分でございますが、よろしいか。
お返事を送るのなら電話がいいでしょう。早々
===================
お寿司レストラン会うのか。
11時と半分は、やはり11時30分のことであろうが、
よろしいかって、そんな文珍師匠みたいにツメんでも。
そして、電話がいいのはわかるが、
命令形ぽいうえ、
天気予報のような妙な客観性が香ります。
そんでもって、はやばやってなに。
それを言うなら草々だろう。
・・・・。
ここで問題が起こるわけです。
亭主を通じて、かなりの数のガイジンが「日本通」を自称し、
「おじょうず」に逆切れしていることを、
ゆきこぶは知ってしまっております。
それを真摯に受け止めるなら、
上記の、崩壊した翻訳ソフトの作品みたいなやつに、
加筆修正して送り返すべきなんでしょうが、
普通の日本人なら、絶対に添削しますまい。
だがしかし、このままでは、この友人は、
名実ともに「おじょうず」レベルで生涯を終えそうです。
グローバルなみなさん。
このメール、はたして添削すべきでしょうか。
期限は1週間。(常識的に)
良いアドバイス求む。
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ところで。余談ですが。
ガイジンに「ばれてる」といえば、
英文メールでも気が抜けませんので、ご注意を。
一番の落とし穴は、書き出しでござる。
そう、あの「Dear Tom」みたいなやつ。
日本人は
「ガイジンてフレンドリ~なのがスキだから、
最初からファーストネームでしょやっぱ★」
とか、知ったかしちゃって、
かなり年上の地位もある人に
Dear Katochanpe
みたいに書いちゃいますが、
あれって、百害あって一利ないス。まじで。
先方が「ぼくのことは Tomてよんで」と言ってくるまで、
Dearのあとは、原則、MrかMsつけて、ラストネームで是非。
ウチの亭主、クライアントの会社の担当者(日本人)が
「Dear XX」
と、ファーストネームで書いてくるのがもう、
嫌で嫌で我慢ならんらしい。
なぜならですね、
日本通のガイジンは、ほとんど全員、
日本人からのメールの書き出しがファーストネーム使用だった場合、
Dear XX-san のように、
「さん」付けを期待するのであります、
いやまじで!!!
Dearは、Mr.とかの代用じゃないのであります。
単なる、書き出し用語なのでありますからして。
ゆきこぶだって、知らん人間からいきなり
「よぉ ゆきこぶ」
とかメールが来たら、
速攻ブラクラ送りますよ、ええ。
日本通のガイジン、
かつあましよく知らないガイジンあてのメールの書き出しに、
ファーストネーム使ったら、とりあえず san もつけとく。
これをやらないと、
・この日本人、オレをバカにしてんのか
・若造のくせに何様だ
・サンをつけないってことは、軽くみてんな
なーんて、もう、前世紀のオヤジみたいな怨念を、
海の向こうで温めちゃったりしますから、
ホントにご用心ですばい。
これまで、ウチの亭主のみならず、
たくさんのガイジンが、
「あの日本人の若造、オレにsanつけなかった!!」
と怒っているのを見ました。
そのあと、日本人担当者諸氏は、たいてい、
相手のガイジンがいきなり意地悪になってしまい
面食らうのであります、理由がわかんなくて。
こんなところに、理由があったりするのですばい。
ガイジンの態度が急激に変わったら、
メールの書き出しがどうだったか、
思い返してくだされ、プレファボーレ。
問題は、「ガイジンが日本を知っているほど、日本人はガイジンを知らないことが多い」てことでせうか。
日本の敬語・尊敬語などのレベルは、世界一であります。
(たぶん)
それを、期待しちょるわけです。ガイジンてば。
基本的に、ガイジンの男性を扱うときには、
ちょっと目上の日本人のオヤジを扱うときのことを
思い出してくださいまし。
嗚呼難しき哉 国際交流。
上記とは別のガイジンが、今度大阪に行くらしい。
で、メールで
「ゆきこぶさん。たてやさ、良い料理店があれば、
ご教授下さい」
と、実に丁寧に、だがなんのこっちゃかわからん連絡してきた。
それをいうなら、たこやき だろう。
これはさすがに、添削して返しました。