病弱いゆきこぶです、お元気ですか。
花粉症は、「ヘイ・フィーバー」と称しまして、
コチラでも非常にポピュラーなシーズンものです。
病気じゃないから大丈夫だ、とかいうやからがいますが、
じゃあ蕁麻疹は病気じゃないのかよてめえ?と、
白人をいじめる日々が続いております。
で、病といえば、医者ですが。
ここ数ヶ月、
「ゆきこぶさん、私もアメリカに移住したい」
とか、
「日本はもうだめだ。アメリカの市民権をとりたいのですが、どうすれば?」
とかといったお便りを頂くのですが、
はっきりいって、これから話す怪談を聞いて、再考して欲しいと思う。
アメリカの怪談。
それはずばり、医療費 と 医療の先進性? でござる。
******怖い話*******
ゆきこぶの知り合いの女性(60代前半、日本人、アメリカ在住40年)
から聞いた話でございます・・・・
ケース(1) 犬の治療費は?
彼女の飼い犬が、癌にかかった。
子供のいない彼女は、死に物狂いでよい獣医を探した。
果たして、UCバークレー(有名大学ですよ、奥さん)の獣医学教授をゲット。
数時間に渡る手術の結果、愛犬は全快!
そして、数週間後に、請求書が来た・・・・
ケース(2) アタシの治療費は?
愛犬が回復しつつあったころ、上記↑のゆきこぶの友人が、
持病の心臓発作を起こした。
だんなさんが救急車を呼び、
彼女はスタンフォード大学(有名大学ですよ、奥さん)の病院へ
担ぎ込まれた。
スタンフォードの大部屋?(雑魚部屋?)に1泊。
やってもらった治療といえるようなものは、
心電図だけ。
「もう大丈夫ですよ、さあさあ帰った帰った」
追い出されるように、翌日は自宅へ。
そして、数週間後に請求書が来た・・・
ケース(3) オヤヂの治療費は?
上記↑ゆきこぶの友人の、そのまた友人に、
日本国籍とグリーンカードを持つオヤヂがいる。
在米歴50年、でもベタベタの日本人。
そのオヤヂ、ここんとこ体の具合がよくないらしい。
「ハラに違和感があるだよ」
スタンフォード大学(上記の有名大学ですよ、奥さん)で診察を受けるも、
「どこも悪くありませんねえ」
と、各部署をたらいまわしに。
「でもやっぱ、ハラに違和感があるだよ」
オヤヂ、日本へ帰省するついで?に、意を決して築地の癌研へ。
「でもよぉ、すたんふぉーどの先生が癌ではねえっていってるべし、
違うと思うけんじょ、ま、ついでに、な」
診察した日本人医師、目を吊り上げてこういった。
「オヤヂさん、胃がんが『2層』まで進行してますよ!
これ以上進行したら、転移します!
すぐ手術!!今日!!」
なんでも、内視鏡でぶっちぎれる?進行程度だったとかで、
手術は無事終了。
癌研のそばに安宿をとっていたオヤヂに、先生曰く、
「あー あそこに泊まってるなら、都合がいいや。入院は不要です。
またあした来てね」
1週間滞在し、「飛行機のってもOKよ」のサインがでたところで、
オヤヂ帰還。
さて、ここで問題です。
問題1:(1)(2)(3)の費用を、それぞれ当てずっぽうしなさい。
もしくは、高いほうから並べなさい。
答えは。
(1)6800ドル(=約76万円)
(2)12000ドル(=約136万円)
(3)13万円、しかも、保険一切なし!!
どうですか。
これがアメリカの真実ですばい。
救急車一回、100万円ですよ、奥さん。
オチオチ倒れることもでけしまへん。
しかも、オヤヂの胃がんを見抜けなかったスタンフォード大学、
名門の誉れは、一体どこへ!?
なんでこんなに高いかというと、
・国が一切国民の保険の面倒をみないから
・費用の中に、訴訟保険費用が入っているから
とか、まーいろいろ理由はあるんですがね。
しかし、米国にいる日本人はみな
「費用が高くても、世界一の医療技術だから、仕方ないべ~」
とか、納得しとるわけですよ。
それが、現実には、胃がんや大腸がん(日本人スペシャル)治療技術の世界一は、日本だっていうじゃなかですか!!(By ニューズウィーク、確か)
それに、支払いだって、「超怖い」!!
日本だったら、治療してもらった場で代金払えなかったりしても、
なんとかなりそうじゃないですか。
でも、アメリカは違うんですばい。
何回か督促されてもシカトこいたりすると、
請求代金が、速攻で、「回収会社」に回される。
これがまあ、すげー非道らしい。っつーか、厳しいらしい。
ブラックリストに載ったりすると、
クレジット(信用)にも傷がつき、
まともな職にありつけなくなってしまうことも・・・
(コチラでは、採用時にクレジット調査される場合が多い)
現在働いている銀行に入行してすぐ受けたセミナーで、
先生が、
「倒れるなら、他の銀行の支店にいって倒れろ」
と、力説したのを、今でも覚えております。
なんでも、銀行内で倒れた人の救急代は、銀行モチなんだそうな。
(これ、おぼえておいたほうがよかですよ~)
健康保険は、基本的に各人もちの国、アメリカ。
4500万人も、「無保険」人口のある国、アメリカ。
今ゆきこぶが入ってる保険と、
同じクオリティの保険を個人で受けようと思ったら、
毎月現ナマで「750ドル」(=約8万5千円)払わんといかん国、
アメリカ。
実際、コチラへ永住したくても、固定資産税(家の購入価格の約1%)と
保険料が現ナマで払えないので、
日本へ帰るお年寄りも多いんでがんす。
・・・ま、それは日本にとっての「怖い話」かもしれんがーー
ともかく、人というのは、隣の芝生 でございます。
日本て、ほんとは、ええ国なんですよ。
・・・・という、怖い話でした。オチはありません。
「別に、怖くないにゃ」
・・・そりゃまった、すんずれいいたしました~
